どうも、スティック型USB-DAC好きブロガーのてつです。
SHANLINGから新しいコンパクトDACが発売されましたね!
UA3という製品です。
さっそくメインで音楽鑑賞に使っておりますが、
これはホントに超オススメです!!
ぼく自身、これまでにスティック型USB-DACは10種類以上試してきましたが、
UA3は頭ひとつ、いや二つ分くらい音質が圧倒的に抜きん出ている印象です。

ワタクシの現在のDAC沼コレクションw

試聴にはAKGのK701を使用
UA3の特徴をカンタンにまとめると↓
・クラスを超えた広大な音場表現
・圧倒的な高解像度
・深く沈む低音域
・ヴォーカルの息遣いがゾクゾクする中音域
・潰れずに見通しに余裕がある高音域〜超高音域
・20gの軽量ボディでコンパクト
ということで、一言で言うと
めっちゃ音がいいポケットサイズのUSB-DACの2022年決定版!
となっていますね〜。
毎月のように新製品が発売されるスティック型USB-DACですが、

迷ったらSHANLING UA3を買っておけば間違いない!
と言えるほどの完成度です。
もちろんハイレゾ再生完全対応。
開封レビューも書いています↓

SHANLING UA3の音質は正直、想像を超えてきた
いや〜…。
正直、UA2を買った時も「すげーな」と思って結構感動していたのですが、UA3はもっとハッキリとわかりやすく大進化しておりますね。
なんというか、ウサイン・ボルトや大谷翔平並みに「異質な新人」が登場しちゃった…みたいな衝撃を受けております。

あ。これは明らかに他と違うな。
と一聴しただけで直感でわかるレベルです。
高解像度で広大な空間。上から下まで余裕のあるレンジ感…。
UA2では聞こえてこなかった音なんかもフツーに聞こえてくる始末…。
工場火災から復活した旭化成AKMの新世代DACチップ「AK4493SEQ」をいち早く搭載!
その秘密はなんといっても、旭化成AKMの新世代ハイレゾDAC「AK4493SEQ」によるものが大きいでしょう。
2020年に旭化成のDAC工場の火災で供給が止まっていましたが、2022年に工場が復活。
参考↓
半導体不足の遠因となった、旭化成の半導体工場火災で起こったこと
また我らが日本の宝であるAKMサウンドを楽しめる日が来ました。
いや〜マジで祝!AKM復活!ですね。
AKMのDACの音質の特徴はなんといっても、
シルクのように滑らかでアナログっぽい生々しい音
だと個人的に思っているのですが、
新世代AK4493SEQはレンジの広さや生々しさ、空間表現の豊かさ、クリアな解像度など、ほぼ全ての音質面でググッと進化しておりますね。
もちろん、UA3の音の良さは、AK4493SEQだけではありません。
UA3の主なスペック
・オペアンプにはRicore社製RT6863x2を左右独立バイアンプ方式で搭載
・高精度-低位相雑音クロック搭載
・768kHz/32bit、DSD512までのファイル形式に対応
・3.5mmアンバランス端子と4.4mmのバランス端子両方を装備
となっております。
2つのアンプを駆動させるバイアンプ構造になっているので左右のセパレート感が素晴らしく、とにかく空間が広〜く鳴ってくれます。
クリアな解像感はクロックにこだわっているからだと思われます。
・次世代AKMチップ
・バイアンプ仕様
・高精度クロック
という3つの要素がかなりうまくワークして、クラスを超えた高音質を実現してますね。
UA2の音がおもちゃっぽく聞こえてしまう…汗
ぶっちゃけ、ワタクシ、これまでにUA2やiBassoのDCシリーズを多数所有しておりますが、
今回UA3を手に入れた翌日には

もう他のDACは売っちゃおうかな…UA3だけあればイイヤ…
と本気で考えておりましたw
それくらい
UA3登場は、スティック型コンパクトDAC業界に激震が走るレベルでゲームチェンジャー級だと思います。
だって、UA3を聞いてからUA2やiBassoのDACに戻してみると、マジで「おもちゃっぽく軽い音」に聞こえてしまうんすよ…汗。。
それまではUA2やDC05やDC02あたりをけっこういい音だと思って満足していたんですけどねぇ…。
当ブログでもUA2をけっこう褒めてオススメしていたので、なんか複雑な心境になってしまいます汗。
SHANLINGのアプリで音質や操作感などをカスタマイズ可能
UA3は専用のアプリ「Eddict Player」上で音質をカスタマイズすることも可能。
AKMチップに内蔵されている「6つのデジタルフィルター」というものをアプリで選択できるようになっています。
とはいえ、かな〜り細かくて微妙すぎるマニアックな違いなので、イコライザーのようにわかりやすい変化ではありません。
ぶっちゃけ、ブラインドテストされたらわからないレベルw
デフォルト設定ではAKMチップの現在の標準である「Short delay sharp roll off filter」になっていました。低音が多少強調される仕組みらしいです。※上の図だと下から2番目。
AKMの公式サイトに詳しいフィルターについての説明が載っていますので、物好きな人はどうぞ↓
一通りの6つのフィルター全てを試してみましたが、位相のズレや周波数特性の変化をうまくバランスとった最新のフィルターである「low-dispersion short delay」というのがけっこう面白かったです。
ただ、「low-dispersion short delay」だと少しマイルドすぎて優等生的で物足りなかったので、結局一番最初に設定してあった「Short delay sharp roll off filter」に落ち着きました。
ほどよく低音に量感が出て、聞いていて最高に気持ちいいですね。
100段階の音量調整も便利
アプリでは、
・音量を100段階で細かく設定したり
・省電力モードの切り替え
・物理ボタンの役割のカスタマイズ
・チャンネルバランスの設定
などができます。
100段階のボリュームコントロールは、アプリを使わなくても本体の物理ボタンのみで変更可能です。
まとめ:これで1万5千円。文句なしでおすすめできるスティック型 DACの登場です
はい、というわけで今回は
2022年ベストバイ決定!SHANLING UA3の高音質化が止まらない!とにかく買え!
というテーマでお届けしました笑
いや〜…マジでこれ買った方がいいですよ。
特にコンパクトなDACが好きで今UA2やFiioやiBassoなどの製品を使っているなら、ぜひUA3も手に入れてみるべきです。
たぶんぼくと同じように、

あ、もうコレでいいや…他のDAC売っちゃおうカナ…
ってなると思うますよw
それくらい、深くて、クリアで、ダイナミック。
2022年超おすすめのスティック型DACです。
これが一万5千円なのは、控えめにいって費用対効果やばいです。
追記:2週間使った感想も書きました↓




