どうも、小型DAC(ヘッドホンアンプ)を色々集めているブロガーのてつです。
話題の新製品、SHANLING UA2を買ってみました!
amazonなどでは人気すぎて品薄状態が続いていますが、なんとかゲット。
このDAC、結論からいうと、ものすごく高音質です!!
いままで、iBassoのDC01、DC02、DC03などを試してきましたが、SHANLING UA2の音質が圧倒的によくて、良い意味でビックリしております。

スティック型DACにハマりすぎて増えすぎたw
YouTubeの方では開封レビューもしております↓
では、さっそく、SHANLING UA2の音質や筐体についてレビューしてきますね!
SHANLING UA2の概要
SHANLING UA2は以下のような付属品で構成されています。
・本体
・箱
・USB-Cケーブル(高純度OFC無酸素銅仕様)
・説明書・保証書
・ハイレゾシール
金色のハイレゾのシールが何故か2枚付いてくるのが謎ですねw
いろんなところに貼って、

オレはハイレゾで音楽を聴いてるぜ〜
とアピールしましょうということでしょうかw
筐体の質感はとてもいいです。
落ち着いたブラック仕様。
ソニーとかのウォークマンみたいな、高級感あるざらついたアルミです。
作りもしっかりとしていて、最近の中華製品は本当にすごい。
LEDランプが付いていて、ビットレートに対応して色が変わるようになっています。

LEDが点灯している様子
3.5mmのアンバランス端子と、2.5mmのバランス端子を備えているので、通常のイヤホン・ヘッドホンはもちろん、バランス接続のイヤホンでも音楽を楽しむことができます。
本体の発熱はけっこうある
本体の発熱ですが、これは正直、けっこう熱くなります。
スマホやPCに接続して、3分くらいすると、ホカホカとあったまりはじめて、10分くらい経つと、割とアツアツになります…汗w
iBasso DCシリーズも発熱で有名でしたが、それらと同じくらいに熱くなりますね。

ibasso DC03との比較。厚さ的にはほぼ一緒。
夏場などは、ポケットに入れるとむさ苦しく感じるかもしれません。
冬などはホッカイロ代わりになっていいかもですねw

ibasso DC03との比較。UA2の方が若干大きい。
接続方法(スマホ・PCに挿すだけ)
UA2の使い方はとてもシンプル。
ぼくの環境はMacBook(M1Appleシリコンモデル)と、Googleのスマホpixel4aですが、どちらも、ドライバーなどは必要なく、USB-C端子に挿すだけですぐに認識してくれました。
挿して、音楽を聴くだけでOK。
PCでは、細かいビットレートの変更もできます。
スマホの場合は、SHANLINGの公式アプリ(Eddict Player)を入れることで、細かい音質の調整やボリュームコントロール、ビットレートの切り替えなどが行えるようです。
音質:ES9038Q2M搭載で圧倒的なクリアさ
試聴環境・モニターヘッドホン
さて、SHANLING UA2の肝心の音質ですが、これが本当に素晴らしい。
DACチップには、カリフォルニアのESS社が誇るハイエンドチップである「ES9038Q2M」を使用。
オペアンプには、「RT6863」を使用。
ESSのES9038Q2Mは、超有名DACチップなのでご存知の方も多いと思いますが、オペアンプのRT6863というのは、どこのメーカーのものなのかは、調べてもイマイチよくわかりませんでhした。
SHANLINGのオリジナルアンプなのかな?
いずれにしても、出音のレベルが異次元レベルで素晴らしく、最初に聴いた瞬間から、クリアさ、解像度、ステレオセパレーション、音圧・迫力、フラットさ、どのパラメーターも本当に満足できるもので、しばらく聴き込んでみても、全然飽きない…。

自分のヘッドホンからガチのスタジオモニターみたいな音がしてビビりました。ヘッドホンアンプ変えるだけでここまで変わるんか…。
UA2をスマホやパソコンに繋ぐだけで、モニター的なフラットさと、音楽に没入できるダイナミックさを兼ね備えた、極めて質の高い音楽体験が可能になります。
ESSのDACチップは本当にすごい
ESSのDACチップは、クリアで大好きです。
ESSチップが積んであるDACをもう一つ持っています(Audiolab P-DACという製品。ES9018を搭載)が、そちらもクリアさではUA2に負けないくらい素晴らしいです。
しかし、よくよく比較して聴き込んでみると、UA2(9038Q2M)の方がP-DAC (9018)に比べて、よりダイナミックで、音が迫ってくるような迫力がありますね。
ぼくなりの印象ですが、
9038Q2Mと9018では、クリアさ、見通しの良さという点ではかなり近いのですが、音のリアリティや肉感、左右のセパレーションの良さという点で、9038Q2Mの方がおすすめです。
という感じですかね。
旭化成やシーラスロジックとの違い
DACチップは旭化成(AKM系)やシーラスロジック(CS系)など、メーカーによってキャラクターが違って、聴き比べが面白いですね。
AKMのチップを積んだiBassoのDACも、温かみがあってそれなりに高音質なのですが、ESS社のチップは、クリアさがずば抜けているので、まだESSの音を聴いたことがない人は、絶対に一度は試してみるべき。
今まで聴いていた音よりも、ハッキリとベールを剥いだような音に出会えますよ。
ぼくの知る限りだと、ESSのDACチップを積んでいるポータブル・スティック型DACは、先ほども紹介したAudiolab P-DACと、今回のUA2の2機種。
値段はP-DACが6000円ほど。UA2は12000円ほどなので、倍ほど違いますが、どうせ買うならUA2の方がおすすめです。
一万2千円で、毎日極上の音楽体験ができてしまうのですから、安い安いw
※UA1という先代のモデルは安いですが、こちらもESSのES9218Pを搭載していました。
一度ヨドバシで試聴しましたが、これもなかなか良い音でした。
ただし、現在は生産中止。
まとめ:UA2は買って損しない逸品!超おすすめ
はい、というわけで今回は
SHANLINGのポータブルDAC UA2を買ったのでレビューするよ!
という記事でございました。
本当にすんばらしいヘッドホンアンプDACなので、ぜひ手に入れることを強く推奨します!!
Amazonでノールックでポチっても後悔しないと思いますし、都心部に住んでいるなら、イーイヤホンなどで試聴するのもよいでしょう。
一度聴いたら、欲しくなりますよw
ESS最高!
SHANLINGも最高!
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