どうも、香水マニアブロガーのてつです。
ヴェルサーチのディランブルーをレビューしてきます。
海外を中心にめちゃくちゃ人気のある香水です。
①安い割に香りのクオリティが高く
②長続きするし
③女の子ウケもいい
という3拍子揃った鉄板香水。
香りの構成や、おすすめの付け方など、詳しくレビューしてきますね。
30mlで3500円くらいと安いのも優秀↓
5mlのお試しもある↓
Versace Pour Homme Dylan Blueの基本情報
まずは基本情報をチェック。
ブランド:VERSACE
香水名:Versace Pour Homme Dylan Blue
発売:2016
Versace Pour Hommeの派生香水(フランカー)として登場。

左がプールオム、真ん中がディランブルー、右がエロス。全てヴェルサーチェのメンズ香水ラインです。
調香師:Alberto Morillas
前作のVersace Pour Hommeと同様に、巨匠アルベルトモリラスが担当。
アルベルトモリラスはCKONEや世界一売れたメンズ香水と言われるアルマーニのアクアディジオなど、数々のヒット香水を生み出す現代香水界のスター。
ディランブルーの香りの構成
ディランブルーの香りの構成を見ていきましょう。
Calabrian bergamot
Water Notes
Grapefruit
Fig Leaf
Ambroxan
Black Pepper
Patchouli
Violet Leaf
Papyrus
Incense
Musk
Tonka Bean
Saffron
海外で大流行中!ブルー系香水とは?
ディランブルーは、今アメリカやヨーロッパで流行っている「ブルー系香水」のジャンルに分類されます。
ブルー系とは、ボディーシャンプーのような爽やかで清潔感があってカジュアルでもビジネスシーンでも使えるような万能な香水を指すことが多いです。
アンブロキサンという人工的に作ったアンバーの香料を多めに配合していることがブルー系香水の特徴です。
強烈なアンバーとパイナップルみたいな甘酸っぱさが特徴的
ディランブルーをつけると、まず感じるのは、グレープフルーツやパイナップルのようなフルーツ感。
香りのピラミッドにはパイナップルは入っていないのですが、ぼく個人的には、かなりパイナップルや青リンゴみたいな甘酸っぱさをかなり感じます。
石けんのようなソーピーさとパイナップルの甘酸っぱさ、そしてアンブロキサンの強烈なアンバー臭がドカッとまとまって濃厚に香ります。
ただ、よく嗅ぐとブラックペッパーのスパイシーさや、スミレやパチョリ、海の潮の香りなど、かなり多層的です。
ミントの清涼感もありますね。
この香りはホントに個性的。
ありそうでなかった…というか、基本的にはわかりやすいアンバーがドカッと使われていてメインなのですが、決してそれだけではない。
深くて濃いアンバーを中心にして、パイナップルっぽさやシーノート、スミレの華やかさ、胡椒のスパイシーさ、パチョリのアジアンチックな香草の香り…
など、ミドルノート以降もいろいろな香りが周りを飛び交うように、風に乗ってゆらゆら漂ってきます。
ラストノート以降は、インセンス(お香)の香りやムスクが出てきます。
30mlで3500円くらいと安いのも優秀↓
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空気中にフワッと香る匂いが絶妙
服や肌につけて、その場所に鼻を近づけて嗅ぐと思いっきり「うお…アンバー臭え!」って感じでなんか単純だな〜と思ってしまうのですが、
ふと何気なくフワッと空気中に香る匂いが絶品。
つけた場所から香りが飛び立って空気中を漂うと、濃ゆいアンバー感がかなり和らいで、イイカンジに他のパイナップル・青リンゴっぽさやフローラルやハーブの香りと混じり合って、一気に独創的で多面的な香りに進化します。
空気中にフワッと香る匂いが立体的で、気分や体調によって感じ取る香りが変わったりしてかなり面白いです。
それでいて、エグいわけでもなく、あくまでも清潔感があって若々しい香り。
比較的安い部類の香水なのに、海外を中心にかなり評価が高く、爆発的に流行っている理由もこの辺りにありそうです。
香りの拡散力が強いのに、おじさん臭くならず若々しい印象
香りの拡散力が強い香水って、どうしても動物性の強い香料(カストリウムなど)を多めに使っていたりするので、エグくなりがちで、おじさん臭くなりがち。
ですが、ディランブルーは拡散力が強く、周りにアピールできるのに、決しておじさん臭くならないというメリットを持っています。
周りに確実に自分の存在感をアピールできて、かつ、自分自身でも多面的な香りを楽しむことができる。
そんな香水がVERSACE ディランブルーです。
香りのデメリット:日本人にはかなり濃ゆい?
デメリットは、良くも悪くもアンバーの香りが強烈だということ。
アンバーの香りは深く、かなりクセがあるというか独特のツンとするような香りです。
つけすぎると部屋全体を支配するような物凄いことになってしまします。
持続性もものすごいので、服につけると洗濯してもうっすら落ちないレベルでべっとり匂いがこびりつきます。
そんなアンバー(アンブロキサン)を大量に使っているのがディランブルーなので、しつこい香水が嫌いな人、とくにさりげないのが好きな日本人には、ちょっと抵抗があるかもしれません。
ディランブルーは基本的に、目立ちたい人向け…ですかね。
持続時間
香りの持続時間は「かなり長い」ほうです。
濃度はオーデトワレなので一般的な香水とほぼ同じですが、ねっとりとしつこく残るアンブロキサンの割合が多めなので、かなり長持ちします。
肌につけると4〜5時間
服につけると10時間〜以上
アンバーの独特の深〜いブルーな香りが続きます。
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おすすめのTPO・年齢層
ディランブルーのおすすめのTPO・年齢層ですが、
おすすめのTPO:オフィス・休日・デートなど万能
年齢層:10代〜40代くらい
時間帯:昼でも夜でも
季節:オールシーズン
ディランブルーは海外でも「これ一本で万能」と言われることが多い万能香水。
ぼく自身も使ってみて、まさに万能選手だな〜と思います。
ただ、べっとりと濃厚な香りなので、くれぐれもつけすぎは厳禁です。
若干ヤングな遊び人っぽい感じの印象もあるので、ビジネスシーンでつけすぎるとチャラい営業マンみたいになるかもです。
あと、香りの拡散力がかなり高いので、狭いオフィス空間などでも注意が必要。
おすすめの付け方は布地に少量
とくに、肌に直接つけると、体温の熱で香りがバッ〜と広がってしまうので、周りの人に迷惑をかける可能性が高め。
肌が露出していないお腹周りにつけるか、シャツなどの布地につける方がアンバーのエグみを出さずにキレイに纏うことができるでしょう。
女子ウケもかなり高いと評判の香水ですので、夜遊びやデートなどにもイチオシです。
同じくVERSACEのエロスもそうですが、ヴェルサーチェの香水は官能的でエロティックな表現が得意ですね。
まとめ:爽やかなのに濃厚で個性的。女子ウケも狙える。それがディランブルー
はい、というわけで今回は
VERSACEのブルー系香水ディランブルーをレビュー!
というテーマで話してみました。
繰り返しますが、ディランブルーは安い割に質が高い!と海外でかなり流行っていて話題のメンズ香水です。
日本ではほとんど知名度がない?ので、一足先につければ、周りに差をつけられるかもですよ〜。
強めの香りなのにイヤミが少ないのがイイですね。
女子ウケ目的でも、自分に合った香りを探し求めている人にも一度は試してもらいたい逸品です。
30mlで3500円くらいと安いのも優秀↓
5mlのお試しもある↓
エロスの方もかなりおすすめです↓

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