どうも、香水マニアブロガーのてつです。
究極のクラブ向けメンズ香水として海外でとくに有名なヴェルサーチの香水「エロス」をレビューします。
激甘バニラが強烈に香る、超個性的なメンズフレグランスです。
ヨーロッパやアメリカを中心に、海外では「究極のクラブ遊び・ナイトアクティビティ向け香水」などと評価が高いです。
ホント、濃厚なハーゲンダッツのバニラアイスみたいな香水なので、女の子ウケはかなり高そうですね。
一度つけると、5時間くらいずっと全身がクレープ屋さんの店頭になります笑
・甘〜いお菓子みたいな香水が好き!
・とにかく女子ウケを狙いたい!
・クラブに遊びに行くのが好き!
・来週デートだ!
というヤンチャなメンズはもちろん、お菓子みたいな香りが好きな女性にもおすすめできる香水です。
購入はこちら↓
5mlお試しミニボトル
30ml
割とユニセックスでもイケる香水ですね。
というわけで、この香水の香りの詳細、おすすめの付け方・シーンなどを詳しくレビューしていきますぞ!
Versaceのメンズ香水「EROS」の基本情報
ヴェルサーチエロスの基本情報
ブランド:ヴェルサーチェ/Versace
香水名:Eros Versace
発売年:2012
比較的新しめの香水です。
調香師:Aurelien Guichard
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香水の街として世界一有名な南フランスのグラースで生まれ育った若手のパヒューマー。
彼の作品は他にグッチのギルティやフェラガモのウォモなどがあります。
高価なニッチ系ブランドの香水もたくさん手がけています。
価格帯
エロスの実売価格は、ブランド香水の中でも標準的です。
30ml:3500円ほど
100ml:7500円ほど
香りの構成:バニラと青リンゴの調和が危険なほど官能的
EROSの香りの構成を確認してみましょう。
Mint
Green Apple
Lemon
Tonka Bean
Ambroxan
Geranium
Madagascar Vanilla
Virginian Cedar
Atlas Cedar
Vetiver
Oakmoss
ミント・青リンゴ・バニラ…要するに「フルーツパフェ」
シュッと一拭きすると、まず香ってくるのはトップノートのミントや青リンゴ・レモンなど爽快系。
青リンゴのジューシーさとミントの清涼感、レモンの酸っぱさが混じりあって、めちゃくちゃ瑞々しいです。
リンゴの香りとして有名なD&Gのライトブルーに少し近いかもしれません。

バニラのリアリティがハンパない
そして、5分も経たないうちに登場するのが、超特濃クラスの強烈なバニラ。
べっとり濃厚で、かなりリアリティの高いバニラアイスそのもの。
女子が好きなクレープ屋さん「ディッパーダン」の店先でプンプン漂っているあのバニラ臭そっくりです。
お菓子みたいな甘い系の香水のことを「グルマン系」と言ったりしますが、どうしても人工的で嫌味のある不自然な甘みになってしまっていることが多いなか、このエロスはかなりナチュラルでリアルなバニラです。
マダカスカルバニラやトンカビーンの配合が絶妙なんでしょうね。
安い香水のケミカルな不自然さはほぼ感じられず、マジで本物の生クリームたっぷりの出来立てのクレープがそこにあるみたいな香りがプンプンです。
甘さの中にも絶妙な酸っぱい果実感があり…官能的
とはいえ、単なるバニラだけだと、甘ったるくて飽きしてしまうのですが、このエロスの面白いとことは、そんな強烈なバニラと一緒に、レモンやミント、グリーンアップルといったトップノートの果実感も調和しているところ。
トップのフレッシュな果実感やレモンのシャキッとした感じが、けっこうきちんとミドル以降でも長く続いてくれるんです。
これによって、バニラだけが一人歩きせずに、うまくミックスされている。
ここがエロスの最大の特徴であり、メンズフレグランスとして海外を中心に評価が高い要因だと思います。
めちゃくちゃ甘いんだけど、それと同時にミントの清涼感や青リンゴの果実感、レモンのシャッキリ感もきちんと残り、甘酸っぱいアイス?クレープ?フルーツパフェ?かのよう。
ホント、キレイな調和です。
グルマン系香水の中でも完成度の高さはピカイチ
肌につけるとどうしてもトップの果実感は飛びやすく、バニラだけ浮いてしまうのですが、シャツなどの布地につけると、青リンゴ感がしっかりと長時間残ってくれて、最高のバランスを楽しむことができます。
正直、甘ったるいグルマン系香水はぼく自身苦手だったのですが、このヴェルサーチェエロスに出会ったことで、

バニラをここまでバランスよくまとめられるんだな…
甘酸っぱい系香水の傑作や…
と感心して大好きになってしまった逸品です。
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5mlお試しミニボトル
30ml
バニラで有名なメンズ香水はジバンシーのパイやシャネルのアリュールオムスポーツなどですが、それらよりもヴェルサーチェエロスの方が断然ナチュラルですね。
持続時間
エロスの香りの持続時間は「非常によい」部類です。
濃度はオードトワレなのですが、とにかくバニラが強烈に長続きします。
布につけたら8〜10時間
肌につけても5時間くらいは余裕で全身がクレープ屋さんの店頭になりますw
おすすめのTPO・年齢層:エロスつけてクラブ行く⇒モテモテ?
ヴェルサーチェEROSのおすすめの年代やTPOを見ていきましょう。
おすすめの年齢層:10代から40代くらいまで?
向いているTPO:クラブ遊び・ナンパ・デートなど遊び系全般
向いていないTPO:カチッとしたビジネスシーン全般
クラブ・ナンパ・デートなど
一度つけたら全身が数時間クレープ屋さんになる香りなので、基本的に休日・オフ用の香水です。
海外では「最強のクラブ向け香水」として名高いので、クラブやデート、夜遊びなどのチャラいシーンにバッチリハマる香水です。
香り自体の拡散力も強く、そして超リアルなバニラの甘〜い香り…
ということで、女の子と接触する機会につけると効果的。
ちなみに、海外では女の子をオトせる香水のことを「パンティードロッパー」と言いますw
このVERSACE EROSはパンティードロッパーな香水としても有名ですw
ビジネスシーンでは基本NGだけど、営業職ならアリかも
不動産の営業職などで外回りが多い仕事なら、すこーしだけつける分にはアリかもしれません。
良くも悪くもインパクトがあるので、存在を覚えてもらいやすくなるでしょう。
若い人がお客さんな場合、親近感を持ってもらえる香りだと思いますが、くれぐれもつけ過ぎには注意ですね。
オフィス仕事の密閉している空間だと、存在感がありすぎて上司に怒られるかもしれませんのでおすすめしませんw
まとめ:VERSACE EROSはチャラいけど上品なのがズルい
はい、というわけで今回は
VERSACEの激甘クラブ向け香水EROSをレビュー
でございました。
個人的に、めちゃくちゃ気に入っている香水です。
ただ甘いだけじゃなくて、青リンゴの甘酸っぱさとレモン、ミントが混じりあって
フルーツパフェ
になっているのが非常に面白いですし、それでいて不思議と下品にならずに、上品な香りだというのもニクイ。
使ってるバニラの香料にけっこうこだわっているのかな。
香水の街・南フランスはグラース出身のAurelien Guichardだからこそ、難しいバニラをイヤミなくまとめられたのでしょう。
若手の調香師さんなので、今後の作品にも期待大ですね。
よくある化学的なキツイバニラじゃなくて、角が丸くてかなり自然な甘みが素晴らしいんですよね。
ちなみにぼくは普通に朝からこのエロスをシュッと纏ってお菓子の香りに包まれながら仕事するのが好きですw
ボトルデザインも高級感があってステキで気に入っております。
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5mlお試しミニボトル
30ml
50ml
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