どうも、香水好きブロガーのてつです。
ドルチェ&ガッバーナの香水ライトブルーをレビューしていきます。
この香水、ヒット曲のおかげですっかり知名度が上がりましたね。
ドンキなどの量販店でも絶対に売っている、ド定番の香水です。
ライトブルーは一言でいうと、
甘酸っぱいレモン&アップル系の香り
です。
レモンとりんご、バラやジャスミン、せっけんの香りが生み出す、地中海のリゾートをイメージして作られた香りです。
レモンやりんごなどの甘酸っぱいフルーツの香りが人気の秘訣ですね。
歌にもあるように、クセがないのに、それでいて、やたらと記憶に残りやすい、すごく不思議な香りがドルチェ&ガッバーナのライトブルーです。
今までに何十本も香水を試してきているぼくですが、これほどノスタルジーがあって甘酸っぱい青春を感じさせてくれる香りは他にはありませんね。
男女兼用のユニセックス香水として使用できますので、
気になる異性とのデートに付けていけば、お相手の記憶に深くあなたのイメージを刻むことができるでしょう。
でも、イヤミにならないのがライトブルーのマジックです。
ただ、良い面だけではなく、悪い面などもあるので、総合的にレビューしていきましょう。
おすすめの付け方や、「こうやってつけるとNG」ということも解説します。
D&Gライトブルーの基本情報
総合評価:4.5
さわやかさ:4.5
万能さ:4.5
持続性:4
個性:4.5
異性ウケ:4.5
ナチュラルさ:3
コスパ:3.5
まずは基本情報から。
D&Gライトブルーの発売は2001年。
価格は25mlボトルで2900円ほど。
調香師はオリバークリスプ(Olivier Cresp)氏。
代表作にローパケンゾーシリーズなどが挙げられます。
2016年には国際的な香水のアワード「FiFi」にてFragrance Hall of Fameに選ばれた、専門家からの評価も極めて高い香水です。
このライトブルー、ユニセックスでも使えますが、一応女性用の香水です。
日本では、中高生を中心に男の子にも人気ですが、もともとは女性用の香水なんですよね…。
ちなみに、ライトブルーの男性バージョンもありますが、あまりお店などは見かけませんし、香りも別物なので注意。
香りの構成
香りの構成は以下のようになっております。
トップノート(付けた瞬間〜5分くらいの香り)
Sicilian Lemon
Apple
Cedar
Bellflower
ミドルノート(〜1時間)
Bamboo
Jasmine
White Rose
ベースノート/ラストノート(3時間〜)
Cedar
Musk
Amber
やはり、トップノートのレモンとアップルの香りの印象が強いですね。
付けた瞬間、地中海の果物いっぱいのビーチリゾートに瞬間移動したかのような鮮やかでフレッシュな香りに包まれます。
ただ、レモンとりんごの他にも、ホワイトローズの薔薇の香りやジャスミンの柔らかくて甘い香りも最初から強めに出てきますね。
なので、単純に「さわやか!」なだけではなくて、大人っぽいやわらかい包容力も表現できます。
それと、隠し味的にせっけんのようなソープのエッセンスも感じられます。
太陽の下でパリッと干したてのシャツみたいな清潔感も演出できます。
個人的には、肌に付けて3時間くらいして香りがほとんど消えかかった時に、うっすらと香る海のようなマリンノートがすごく好きです。
ほんとに真夏のホワイトサンドビーチが目の前にあるような…そんなリゾート気分にさせてくれます。
ライトブルーのデメリット
マイナス点としては、人口的な、化学的なニュアンスが強めだということ。
ライトブルーは価格的にも安い部類の香水。
どうしても、使われている香料は、天然ではなくて合成香料が主体になってしまっています。
なので、つけて20〜30分ほど経過すると、香りのバランスが崩れて、
いかにも香水って感じのモワン…としたキツイ臭い
に変化するので、注意が必要。
トップノートのさわやかさが続いているうちはいいのですが、ミドル以降は、安い香水特有の「香水つけすぎてる人の香害」的な側面が目立ってきてしまいます。
ベースノートとして使われているムスクの質があまり良くないことが原因だと思います。
3時間くらい経過すると、ムスクが弱まってきていい感じになるのですが、付けて30分〜2時間くらいの間は、ちょっとムスクが強すぎて、頭が痛くなりそうなケミカル感が残念ポイント。
なので、くれぐれも、付けすぎには注意が必要。
トップノートがさわやかなので、どうしてもシュシュっとたくさん付けたくなりますが、付けすぎると、30分後くらいからかなり合成香料の香りが目立ってきて、周囲の人をちょっと困らせてしまうかもしれません。
とはいえ、りんごやジャスミン、せっけんの香りは、意外にもけっこう長持ちしてくれるので、付け過ぎなければ、さりげない清潔感を演出することができるでしょう。
おすすめの付け方
ライトブルーのおすすめの付け方は、
・腰や脇腹など、心臓よりも低い位置につける
・パンツや肌着、靴下などのインナーにつける
・バッグ内やハンカチなどの小物につける
というあたりがおすすめ。
休日なら、思い切って首周りや腕周り、髪の毛などに付けてしまってもいいでしょう。
仕事や学校など、室内の密閉された空間での活動がメインの場合は、肌の露出していないエリアに朝に1〜2プッシュで十分です。
香りは温度によって変化します。
体温が高めのエリア(首筋や胸)などにつけると、香料が変性してキツめの香りになってしまうことが多いです。
なので、肌につけるなら、脇腹や足首などの体温が低めのエリアに付けたほうが、穏やかに香らせることができますよ。
それか、人と会う2時間くらい前に首筋や腕周りにたっぷり目に付けてもいいと思います。
2時間くらいすると、かなりナチュラルで自然な感じになるので、ラストノートのさりげないさわやかさ演出狙いでそういった使い方もできますね。
例えば、朝の7時に付けたら、9時くらいでいい感じの穏やかさに落ち着いてくれるイメージです。
自分では、なんか物足りないなぁ…と感じていても、意外にしっかり香っているのが香水というものですので、くれぐれも付けすぎにはご注意を。
どんな年代の人におすすめ?
ドルチェ&ガッバーナのライトブルーは、中高生などのティーンエイジャーが付けているイメージが強い香水です。
たしかに軽い印象なので、10代〜20代前半くらいの若い男女に合う香りです。
しかし、香り自体は、イタリア地中海の夏の大人のバカンスをイメージしてあるので、20代以降の男女はもちろん、30代、40代以上が付けていても全然変ではないと思います。
むしろ、40代、50代のおじさまからこの香りがしてきたら、さわやかで優しそうでちょっと遊び心のあるキャラクターを演出できるでしょう。
たまにいますよね、そういうおじさん笑
たぶん家庭持ちで、奥さんや娘さんからプレゼントされたと思われるおじさん笑
ギャップを演出できるので、40代以降の男性にも全然おすすめできます。
もちろん、中高生、大学生などはドンピシャにハマると思います。
青春をこの香りとともに謳歌しましょう。
まとめ:記憶に残りやすい不思議な魅力がある傑作
はい、というわけで今回は
D&Gライトブルー香水のレビュー
をお届けしました。
レモンとりんご、バラやジャスミン、せっけんの香りが生み出す、地中海のリゾートをイメージして作られた香りです。
長年日本で愛されている定番中の定番の評判のいい香りなので、香水デビューにぴったり。
香水上級者でも、
高い香水いろいろ持ってるけど、
この香りは懐かしくてたまに付けたくなるんだよな…
という人も多いです。
Amazonや楽天でかなり安く買えますので、ぜひ試してみては?
有名になりすぎたので、逆にあまり付けている人がいない感じはありますね、最近。
被りそうでいて被りにくいのという点でもおすすめです。
同じ系統としては、ポロスポーツも爽やか系香水なのでおすすめです↓
もうちょっと大人っぽく色気を出したいなら、エゴプラも良いですよ↓