どうも、香水マニアブロガーのてつです。
めちゃくちゃコスパがよくて香りが長持ちする香水を紹介します。
それが、Davidoffの「Cool Water Parfum」です。
Amazonで買いました↓
ちゃんと国内正規品が届きましたよ。
3千円くらいで買えます。
Cool Water Parfumは香水の濃度の中でも最上級の「パルファム/パルファン」のタイプ。
普通の香水の濃度の倍以上の「特濃」仕様になっています。

香水好きなんだけど、どれも香りがすぐに飛んじゃってつまらん…

もっと周囲に存在感をアピールしたい!自己顕示欲マックス!
というナルシストなあなたにぴったりな香水です笑
シャツに一度つけたら、香りが翌日まで残るレベルで強烈です笑
洗濯して干しても、まだうっすら残っている感すらあります…汗w
香りのタイプは、Cool Waterという名前からも連想できるように、トロピカルな海辺のリゾートを感じさせるようなアクアティックな香り。
「ヴェチバー」というカリブ海産の植物の香料がメインなので、大地の安らぎと南国の太陽を連想させます。
ムスクやアンバーなどの動物性のモワッとしたクセがほとんどないのも使いやすくてよいです。
海外の香水レビューサイトでは
ディオールの人気メンズ香水「Sauvage/ソバージュ」にそっくりな香りと評されていますね。
価格は50mlで3千円くらいと、かなりコスパがいいのも魅力。
パルファム仕様の濃さでこの価格帯のモノは、なかなか見つけられないと思います。
しっかり長持ちする香水を探している人は、一度試してみることをオススメします。
というわけで、詳しい香りの構成や調香師の情報などをレビューしていきます。
Cool Water Parfumの特徴:安いけどじつは…
まずは基本情報を↓
【Cool Water Parfum】
ブランド:Davidoff
ダビドフは世界的に有名な葉巻メーカー。香水のラインナップも1980年代から地味に人気です。
1988年発表の元祖Cool Waterは、アクア系香水の先駆け的存在。
世界的ヒットになっており、30年以上たった今でも売れ続けています。
発売:2021年
かなり新しめのラインですね。
伝説の人気メンズ香水Creed Aventusを作った調香師の新作
調香師:Jean-Christophe Herault
この調香師さん、じつはアノ「Creed Aventus」の香りを作った人です。※Erwin Creedと共同。
Creed Aventusは、世界中で「最強のメンズフレグランス」と呼ばれて大ヒットしている香水。
1ボトル5万円くらいする超高級ニッチ香水でもあります。
そんな彼が、価格は10分の1ほどのCool Water Parfumも手掛けているんです。香水業界ってコスパ感覚がよくわかりませんね…。
香りの構成
Lemon
Pink Pepper
ミドルノート
Haitian Vetiver
ベースノート
Sandalwood
一般的な香水に比べて、かなりシンプルでわかりやすい香りの構成です。
つけはじめは、レモンのフレッシュさがパッと解放されます。
ピンクペッパーのスパイシーな香りがアクセント。
そして、5分も経たないうちに、Cool Water Parfum最大の特徴であるメインのヴェチバー(ベチバー)の香りがグワっと前に出てきます。
ベチバーとは、インドネシアやハイチなど、アジア〜東南アジアに生息するイネ科の植物。
この草の根っこの部分が、昔から香料として人気です。
言葉で説明するのがかなりむずかしいのですが、「森林」「湿った土」「大地」「スモーキーで落ち着く香り」という要素があります。
アーシーでどっしりとした落ち着き、大地を感じさせる安心感、そしてどこかトロピカルでアジアンリゾートを連想させるエキゾチックな香り…。
言葉で表現するとこういう感じですかね。
メジャーな香水の原料としてもかなり有名で、
エルメスのテールドゥエルメスや
シャネルのエゴイストプラチナム、No.5
なんかにもベチバーが使われています。


カリブ海のハイチ産ベチバーを使用
Cool Water Parfumに使われているべチバーはハイチ産。
環境に配慮した継続可能な生産方法で採取された高品質なベチバーを使用しているとのことです。
安い割には、香料にはこだわっているのがすごいですね。
ちなみに、ハイチってどこ??
って思いますよね、、。
ぼくも気になって調べてみました。
ハイチは南米、カリブ海に浮かぶ島。
葉巻の本場であるキューバに近いというのが葉巻メーカーのダビドフらしいですね〜。
ラストはうっすらサンダルウッド
ラストノート(ベースノート)にはサンダルウッドという香料が使われています。
サンダルウッドはビャクダン・白檀という和名の香木。わかりやすくいうとお線香の匂いです。
パルファムの濃度なので、持続時間はかなり長いのですが、5〜6時間くらいすると徐々にサンダルウッドの落ち着いたお香のような香りがうっすらと残り香として漂います。
植物性香料メインのトロピカルアコードを楽しめる
Cool Water Parfumは、
レモンとピンクペッパーのフレッシュさ、
その奥から出てくるベチバーとサンダルウッドのコンビネーションがスモーキーでアーシーな印象。
これらの2面性を時間の経過ごとに味わえるという、バランスの取れた安定感のある香水に仕上がっています。
アンバーやムスクなどの動物性のキツい香りが使われていないので、植物ベースでリラックス感のある香りがCool Water Parfumの特徴ですね。
持続性とおすすめの付け方
持続性に関しては、冒頭でも言ったように、最強クラス。
数あるメンズ香水の中でも間違いなくトップレベルの強さ・持続性を誇ります。
なんせ濃度がパルファムですからね。
香水の濃度↓
パルファム(パルファン):濃度15~30%、持続時間7〜10時間。
オードパルファム(オードパルファン):濃度10~15%、持続時間5~7時間。
オードトワレ:濃度5~10%、持続時間3~4時間。
オーデコロン:濃度2~5%、持続時間1~2時間。
香りが長持ちすることで有名なシャネルのエゴプラなんかもオードトワレです。
なので、このCool Water Parfumがいかに強烈かが想像していただけるでしょう。

とにかく目立ちたい!

廊下を通った後ですら、自分の存在を周囲にアピールしたい!
と考える超絶ナルシズムをお持ちのあなたにぴったりな香水ですw
逆に、使い方を間違えると、マジでヤバいやつ(香水臭すぎて完全に香害)になってしまうので、つけすぎは厳禁です。
職場・オフィス・学校・電車内などは、要注意ですかね。
香り自体は万能なのですが、なんせ濃度が濃いので、つける量には気を配りましょう。
朝にワンプッシュだけでも十分一日香ってくれます。
ぼくは周りに香りをアピールしたいというよりも、どちらかというと自分で長く楽しみたいという観点で香水を選んでいます。
なので、自分だけに香りやすい場所につけています。
・胸のあたりの肌に直接
などは自分で香りを確認しやすく、肌着の下なので、あまり周囲に拡散しないのでオススメです。
このCool Water Parfumは、かなり濃いので、服の上につけるというよりは、露出していない肌に少量つける…という楽しみ方がいいと思います。
まぁ、普段からガンガン目立ちたい人や、クラブなどに行く時などは、首元や服の上からでもいいかもしれません。
濃度が濃くて液体自体にもうっすら青い色がついているので、白いシャツなどには噴かないように。シミになってしまいますぞ。
まとめ:Davidoff Cool Water Parfumは香りを長く楽しみたい人や、とにかく目立ちたい人に最適な香水
はい、というわけで今回は
圧倒的長持ち!とにかく目立ちたいメンズ香水ならCool Water Parfum Davidoffがおすすめ。コスパも良い。
というテーマでございました。
安い割には香りもしっかりしているので、かなりおすすめです。
ダビドフの香水はコスパが良いものが多くて、あまり人と被りにくいのもグッド。
南国のビーチを連想させるようなトロピカルでチルなイメージが心地よいです。
植物原料メインの香りで構成されているので、香水特有のエグさも少ないのもポイント。
あの伝説のメンズ香水Creed Aventusを作った調香師の新作という点も興味深いですよね。
そう言われると、確かにアバントゥスとスモーキーさや独特の甘酸っぱさが似ている気がします。
香り自体はかなり強いですが、意外とスッキリ使いやすいという不思議な香水です。
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