どうも、香水マニアのてつです。
シャネルの香水を集めているので、まとめてレビューしてみたいと思います。
代表的な7つの香りの特徴などをお伝えします。
エゴイストプラチナム
エゴイスト
ブルードゥシャネル
アリュールオム
アリューオムスポーツ(オーエクストレム)
アンテウス
の7作品です。
おすすめの第一位はこれだ!!
って言いたい気もするんですが、香りの感じ方は人によるので、難しいところですね…。
それでも、参考程度に言いますと、
一番好きで付けやすい香りは、エゴイストプラチナム(通称エゴプラ)ですかね。
やはり一番有名&人気なだけあって、香りも素晴らしいです。
時点でアリュールオムかな。
でも、エゴイストもいいんだよな…汗
持続性が一番良いのはアリュールオムスポーツエクストレムだしな…。。。
という感じで、シャネルの香水は、ほんと、どれも個性的で、それぞれ全然ちがう方向性なのです…。
では、以下でそれぞれのキャラクターを解説していきますね!
あなたにぴったりの一本が見つかる参考になれば幸いです。
エゴイストプラチナム EGOISTE PLATINUM
まずはエゴプラ。
シャネルのメンズ香水と言ったら、良くも悪くも一番有名ですよねw
エゴイストプラチナムは、ホストやチャラ男が着けているイメージが強く、濃くてしつこいんだろうな〜と思われがちですが、意外にもかなりさっぱり、あっさり系の香りです。
オープニングはさっぱりとしたローズマリーやラベンダーなどのハーブ系の香りが強く、甘ったるい感じが全然ないのがシャワー後などのリフレッシュに最適。
香りが落ち着いてくると、メロンみたいな甘さも出てきて、非常に落ち着く香りに。
スパイス+ハーブ+メロンって感じですかね。
ぼくはエゴプラを枕やベッド周りにかけたりしてルームフレグランスとしても楽しんでます。
ただ、汗をかいた肌につけると石油・ガソリンみたいな、香料の溶剤の臭いが目立つので、非常に残念。
これが原因でキライな人はキライでしょうね。
なので、付け方を間違えると、かなり香害になりますw
シャツの上からなど、布につけるとキレイに香ってくれますよ。
肌に直接つけるのは、相性もあると思いますが、あまりお勧めできません。
ボトルのデザインや液体の色(ライトグリーン調)はオシャレで非常にかっこいいです。
甘すぎず、クドすぎない凛とした香りなので、
エゴプラがシャネルのメンズ香水の中で一番おすすめ。
シャネルの香水は、以下のショップで量り売りで試せるので、お得です↓
エゴイスト EGOISTE
エゴイストは、エゴプラの元になった男性用香水です。
エゴプラは、このエゴイストの香りをライトにした感じなので、こちらのオリジナルエゴイストの方は、もっとかなり濃い〜感じです。
コリアンダーのスパイシーさとアプリコット(杏)みたいな甘さ、ローズウッドという木のウッディさ、バラの優雅な香り、そしてタバコのような焦げたスモーキーさが混じり合って、めちゃくちゃ独特の世界観を作っています。
フルーティーで甘いのに、バラの香りとタバコのビターな香りがする…
という感じが一番近いかな。
この香水も、エゴプラと同じく、肌につけると、石油みたいなガソリンみたいな変な香りがしてきてしまうのが残念ポイント。
布につければいい香りなのに…。
本当にクセのある謎めいた香りなので、人によっては、「猫のおしっこみたい」と感じることもあるかもw
日本の高温多湿の環境だと、どうしても汗をたくさんかくので、香りが変わってしまうんでしょうね。
この香りを使いこなすには、かなりの人間力?オシャレ度?ダンディー度が必要。
ブルードゥシャネル Bleu de Chanel
ブルードゥシャネルは2010年にリリースされた新しいシャネルのメンズ香水ラインナップ。
海外を中心に一躍ブームになったかなりの人気作です。
この香水が元になって「ブルー系」と言われるジャンルが出来たくらいです。
香りのタイプは、せっけんのようなパウダリーで優しい系統。
日本人からすると、昔ながらのお線香(サンダルウッド・白檀やラベンダー)みたいな懐かしい香りに感じられます。
せっけん+お線香
という表現がしっくりきますね。
意外にも、さやわかさはイマイチ。
スーツ姿の中年の大人の男性が付けてそうな感じです…。
しかも、高温多湿な日本だと、合成香料特有のいかにも「香水つけてます〜」というようなムワッとしたイヤな臭いになりがちなので、正直ぼくはシャネルの香水の中でも一番苦手な香りですかね…。
空気が乾燥している秋冬にならありかも。
アリュールオム ALLURE HOMME
アリュールオムは、エゴプラなどに比べても、新しめの香り。
現代的で洗練された印象です。
アリュールオムの最大の特徴は、「シンクロノート」と呼ばれる、一般的な香水の概念を打ち破る独特のトーン。
シンクロノートとは、その人の体温や体調、気温や湿度によって、香りが7変化するというコンセプト。
体調や気分、気温次第で、フレッシュに感じたり、甘く感じたり、落ち着く匂いに感じたり…。
思わず、
ホントかよ?笑
と言いたくなるようなコンセプトだが、確かに不思議な香りがする。
基本的には、バニラ系の甘さがメイン。
その甘さの中に、同時に香辛料のスパイシーさやハーブやオレンジ柑橘系のフレッシュさも内包しているという感じ。
エゴイストシリーズのように、肌に直接つけても石油臭くならないのは、グッドポイント。
ただ、このバニラ系甘さが、かなり強いので、それが甘ったるく感じてしまう。
甘い香りの「トンカビーン」という香料がてんこ盛りで使われていますね。
付けたて10分くらいのフレッシュなトップノートはかなり優雅で幻想的なのだが、ミドルノート以降はバニラ、アーモンド、バニラ…というクドさがちょっと残念。
かなり人工的な匂いなので、デパートの一階の化粧品売り場の香りに近い。
日常使いはちょっとクドくてキツイイメージ。
夜のクラブやパーティなど、華やかなシーンで存在感を出したい時にならアリ。
アリュールオムスポーツ(オーエクストレム)ALLURE HOMME SPORT (EAU EXTREME)
アリュールオムスポーツ(オーエクストレム)は、アリュールオムの派生商品。
スポーツ用に爽やかさをプラスしている。
アリュールオムスポーツには、通常のオードトワレverと、さらに匂いを強力にしたオーエクストレムverの2種類がある。
どちらも、かなりパウダリーでバニラ系の甘い香り+メロンという感じ。
オーエクストレムの方は、オードゥパルファム(EDP)という濃い調合なので、一度シャツなどについたら、翌日までずっと香りが強く残る。洗濯しても落ちないくらい強力ですw
ベビーパウダーのような粉の香りがかなり主張してくるので、日本人には舞妓さんの白粉?的な香りに感じられてしまうのがやや残念。
ライトに使いたい場合は、通常版を。
かなり強めに香らせたい場合は、エクストレム版をおすすめします。
エクストレムはホントに強烈に香りが残ります。
そこらじゅうにマーキングしまくりたい人にぴったり笑
余談ですが、
アリュールオムスポーツオーエクストレム
って、なんかの呪文みたいですねw
アンテウス ANTAEUS POUR HOMME
アンテウスは、これまでに紹介してきたシャネルの香水ラインの中でも一番古い。
発売は1981年。
40年以上の歴史がある香り。
1980年代ということで、いかにもその頃の男性像を切り取っていて面白い。
タバコやポマードの香りがガンガン主張してきますw
例えるなら、太陽に吠えろ的なw
オフはタバコを吹かしながら、バイクか渋いセダンに乗り、
オンはカチッとスーツを決めて、ポマードテカテカ七三分け。
そんな20世紀のオジサンの匂いです。
正直、現代の女の子からのウケはかなり悪そうですし、最近の男子もこういう匂いはオエ…ってなんてしまうでしょうね…。
ただ、よくよくしっかりと匂いを感じてみると、
ローズやミントなど、フローラル系の香りも隠し味として使われていて、ハッとするセクシーさもきちんと表現されているのが、さすがシャネル。
1980年代のオトコたちのダンディズムを感じたいあなたは、興味本位で買ってみるのもいいかもしれません。
ボトルデザインは真っ黒でゲキ渋。
正直、ボトルデザインは一番好きですね。
まとめ:迷ったらエゴプラがおすすめ
はい、というわけで今回は
シャネルの定番メンズ香水7つを一挙まとめてレビューしてみた!
という記事でございました。
あらためてシャネルの香水の特徴をまとめると、
・どれも非常に個性が強い
・肌につけるとクドくなる率が高い
・ぶっちゃけ、日本の高温多湿環境にはあまり向かないかな…
・迷ったらエゴプラかアリュールオムが無難でおすすめ
・自分の存在を強力にアピりたいならアリュールスポーツオムオーエクストレム
というのが本音ですかね…。
エゴプラ・アリュールオム・アリュールオムスポーツなどは比較的さわやかで使いやすいですが、それでもかなりクドめなことは否めません。
合成香料を多用しているので、人工的な香りなんですよね…。
シャネルの香水は、以下のショップで量り売りで試せるので、お得です↓
人工的な香りがイヤな人は、AUX PARADISやイソップなどの自然系の香水ブランドもおすすめです。
あとは、シャネルよりも高くなってしまいますが、
アクアディパルマやクリードなどの高級ニッチ系香水ブランドに手を出してみるのもいいですよ。
アパレル系のブランドの香水よりも香料の質がめちゃくちゃいいので、香りの質はワンランク上。
ガチで香水を極めたいなら、ニッチ系香水メーカーの世界に足を踏み入れましょう。
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