どうも、香水マニアブロガーのてつです。
セントオブピースボンドNo.9をレビューします。
この香水はほんとすごい。
イヤミのない爽やか系の甘い香りなのに、香りの持ちが最強レベル。
一応女性用香水ですが、最近では男女関係なくモテ香水として知名度が高いです。
・カシスの甘さと上品なムスク
・香りの持ちは最強レベルで優秀
・値段が高いのがデメリット
・優しくてモテ度高い香りだが個性はあまり感じられない
正直、金額はかなり高いハイエンド香水ですが、とにかく香りの持ちがいいので、安い香水を何度もプッシュするよりもコスパはいいかもです。
男女ともに、モテ香水として一部のマニアから絶大な支持を得ています。
数多くの香水を試して1番いろんな女から「いい香り♡」と言われたのが『セントオブピース EDP』で爽やかなフローラルの香りに落ち着いたウッドとムスクの香りもあり絶妙。ずっと包まれていたい香り。男は香水で女ウケが2割増しするしイイ香りの男は「センス良いな」と思いやすく女もノッてきやすい。 pic.twitter.com/SwrvAhPQQN
— 遊び人アサピー (@nanpananpa829) November 29, 2022
ぼく自身も、モテ香水をいろいろと研究していて、このセントオブピースにたどり着きました。
デメリットとしては、
・値段が高すぎる
ことと
・優し過ぎて個性はイマイチ
という2点ですかね。
モテ香水としては間違いなく最高峰レベルで男女ともにおすすめなのですが、無難でやさし〜い香りなので、正直面白みという点ではイマイチ。
香水に冒険や自己表現などを求めている人にとっては、少し退屈な香りかも…。
価格も高いですし、日常使いというよりは、デートなどの「ここぞ!」というシーンで少量つけるのがよいかもですね。
というわけで香りの詳細やおすすめのシーン・年齢層など、詳しくお伝えしていきます。
最強のモテ香水として名高いBond No 9 The Scent Of Peaceの詳細レビュー
まずは基本情報から。
正式名称:The Scent Of Peace
ブランド:Bond No 9
原産国:アメリカ
発売年:2006
調香師:Michel Almairac
セントオブピースは香水界の巨匠Michel Almairac氏の香りです。
Michel Almairac氏はディオールのファーレンハイトやスカルプチャー、最近ではジミーチュウのマンアイスなど、有名なヒット香水を多数手掛けてきました。
香りのタイプ:カシス+ムスク
性別:一応女性向け(男性でも愛用者あり)
濃度:EDP(オーデパルファン)
持続性:☆☆☆☆☆(10〜15時間)
一度つけたらべっとりとカシスの甘さが一日中どころか、翌日までしっかり香ってくれるレベルで持続性は優秀。ぼく自身、いろいろな香水を100種類以上試してきていますが、このセントオブピースの持続性が一番。しかも、イヤな香りに崩れたりせずに、キレイにバランスを保ったまま持続するのは、とても驚きです。
モテ度:☆☆☆☆☆
セントオブピースはモテ香水界隈??では知る人ぞ知る有名香水。
外国の香水にありがちなキツさもないし、安い香水にありがちなエグみや人工的な下品さも皆無。
カシスのフルーティーさとムスクの上質な大人っぽさがシンプルにしっかりと長時間漂い続ける。
モテ香水としては鉄壁でこれ以上ないスペックです。
男女ともに、異性に強烈に「清潔感・安心感・そして絶妙な色気」をアピールできるでしょう。
香りが強いのに、甘くて爽やかでイヤミにならず、そして隠し味的にエロい要素も上品さもあるというのは、マジでチート。
TPO
おすすめのシーン:デートや休日
NG or 付けるのが向いてなさそうなシーン:オフィス・仕事
少量ならオフィス香水としてもイケますが、かなり香りがフルーティーかつ強いので、職場などにつけていくと、かなり目立ち過ぎてしまう恐れあり。
おすすめの年齢層:20代中盤以降〜
価格が高いので、社会人向けかなと。学生でも似合う香りではありますが、価格的に考えて20代中盤〜アラサー以降に思い切って買ってみるような香水。上品なので、40代でも50代でも年齢が上でも全然おかしくないです。
価格・コスパ:☆☆
100mlボトルで約5万円。
50mlボトルでも3万円ほど。
いわゆるニッチ系高級香水の中でもさらに高価な部類になります。
「超高級香水」と言ってもいいでしょう。
香りの詳細:
トップノート:カシス・グレープフルーツ
ミドル:リリーオブバレー(百合)
ベースノート:ムスク・シダーウッド
とにかくカシスの存在感がやばいです。
バーなどで頼むカシオレのベースになっているリキュール「ルジェ クレーム ド カシス」がそのまま香水になったような香り。
フルーティーでほんのりカシス特有の皮の渋みも感じられてリアリティがすごい。
相当いい香料を使っているんでしょうね。
思わずくらっときてしまうほど濃厚なフルーティーさ。
そんなカシスを包み込むのが、これまた上質極まりないムスク。
安い香水にありがちな人工的なムスクではく、ウェット感のあるしっとりとしたムスク。
金かかってるな〜という印象w
さすが一本5万円。
そして、そんなカシス+ムスクがバランスを保ったまま10時間くらいずっとしっかり強く香る。
安い香水って、最初の30分くらいはいいにおいなんだけど、そこから先はバランスが崩れていき、最後に人工的なムスクやアンバーのエグみだけが残る…というのがほとんどですが、
このセントオブピースに関しては、最初から最後まで一貫してずっとカシスとムスクのバランスがキレイ。
アメリカの香水らしく、ヨーロッパの香水の香りの変化というよりは、バランスを保ったまま最初から最後まで香りの変化はあまりない印象。
デメリットは?
価格が高い以外の香りについてのデメリットとしては、
・変化がないのでつまらない
という点でしょうか。
最初から最後までずっと基本的にカシス+ムスクなので、個性的な香水を求める人にはちょっと退屈に感じてしまうかもしれません。
ただ、繰り返しますが、素材の香料は相当に上質。
シンプルイズベストという感じです。
SHIROのサボンに似ている?
セントオブピースに似ているなと思ったのは、SHIROのサボン。
SHIROのサボンもモテ香水として鉄板ですよね。
SHIROのサボンはライチ+ムスクという感じで、やはりフルーティーな点でセントオブピースと共通点があります。
ライチ好きか、カシス好きかで分かれそうですが、基本的な系統や方向性は「やさしさ・フルーティー・ムスクの若干の大人っぽさのアクセント」という点で似ています。
SHIROのサボンはライチ感が強いので、セントオブピースのカシスよりも軽くてより甘さが強調されています。ちょっと子供っぽいのがサボン。
セントオブピースはカシスの渋みもあるので、重心が少し落ち着いてどっしりした安心感・大人っぽさがありますね。
香りの持ちに関してもセントオブピースの方が断然よいです。
まとめ:高いけどモテ香水の最高峰。一度は試すべき
はい、というわけで今回は
【最強のモテ香水】セントオブピースボンドNo.9【優しいカシスが超長持ち】
というテーマで話してみました。
・高くてもいいからガチでモテる香水(女or男ウケする)が欲しい
・香水に個性とか面白味などはあまり求めない
という人には非常におすすめ。
正直、価格も最強レベルで高いですが、一本思い切って買うことによって、最強にモテる香りを手にすることができると考えたら、3万円でも安い??かもしれませんぞ!
男性用の「セントオブピースフォーヒム」やナチュラルも気になりますね。
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