どうも、香水マニアブロガーのてつです。
D&Gの大人気ド定番香水「ライトブルー」の濃いバージョンがあることを知っていましたか?
それがライトブルーオーインテンス/Light Blue Eau Intenseです。
通常盤のライトブルーも、ユニセックスで使えて爽やかでイイカンジなのですが、香りの持ちがちょっと短いのが難点でした。
このインテンス版は、より濃度が濃くて香りがグッと長持ちします。
そして、通常版に比べて、少し香りがマイルドで上品な感じになっています。
かなり使いやすいのに、しっかり香ってくれる大変使いやすいユニセックス香水です。
男女ともにモテ香水として大活躍してくれる隠れた逸品です。
詳しく香りの構成などをみてきましょう。
D&Gライトブルーオーインテンスの基本情報
Light Blue Eau Intenseの基本情報
ブランド:Dolce&Gabbana
発売年:2017
調香師:Olivier Cresp
大ヒット作「ライトブルー」と同じく巨匠オリバークレスプ氏が調香を担当。
濃度:EDP(オーデパルファン)
通常版のライトブルーはEDT(オーデトワレ)なのですが、インテンスverは濃度が濃いEDP仕様です。
7〜8時間ほど香りが持続します。
価格帯:25mlで約5~6千円ほど。
濃度が濃い分、通常のライトブルーに比べて少しお高いです。
通常版は3千円台で買えますね↓
香りのタイプ:フローラルフルーティ
香りの構成:前作よりも青リンゴ感がさらにリアリティを増した
では香りの構成を詳しくみていきましょう。
Lemon
Granny Smith apple
Jasmine
Marigold
Musk
Amberwood
※個人的に強く感じる香りを赤太字にしています。
基本的には、大ヒット作のライトブルーの香りを踏襲しています。
いわゆる「青リンゴ」の香りがメイン。
青リンゴ感をさらに強化しつつ、余計な雑味を取り除いて上品に仕上げた…という印象です。
トップの青リンゴが超リアルでジューシー
シュッと一吹きすると、めちゃくちゃ濃厚で甘酸っぱ〜〜い青リンゴの香りが炸裂。
このトップノートのリンゴ感はかなりリアル。
りんごっぽい香りの香水が好きな人は間違いなく気にいると思います。
ぼくも個人的に青リンゴ系の香水はかなり好きなので、このライトブルーオーインテンスはドンピシャです。
ただ、少しだけ濃すぎるような気もしなくはないかな…。
濃度がEDPなので、グッと迫ってくるような濃厚さがあります。
軽〜い香水が好きな人だと、「うお…けっこう主張が激しいな…」と圧迫感があるかも。
とはいえ、全体的に角が取れてマイルドな香りにまとめられているので、多少多めに付けても香害感は少ないと思います。
アメ玉みたいにキャンディー感がすごい。
肌に直接つけても香りのバランスが崩れないのは秀逸
汗に混じってもエグくならないのもグッドポイント。
シャツやハンカチはもちろん、夏の肌に直接つけてもしっかり青リンゴの香りのバランスを保ってくれます。
ライトブルーの通常版は、直接肌につけると少しエグみがでてバランスが悪い印象でしたが、インテンス版は驚くほど安定感がありますね。
トップ・ミドル・ベースノート全体でシンプルな香りの構成なので、あまり複雑ではない分、肌につけても服につけてもバランスが崩れにくいんでしょうね。
香りの原料も質の良いものを使ってそうです。
マリーゴールドの草原っぽさが超さわやか
ミドル以降はジャスミンとマリーゴールドがほのかに立ち現れてきます。
マリーゴールドが使われている香水って珍しいですね。
ぶっちゃけ、マリーゴールドのお花の香りを直接嗅いだことってない気がするので…汗w
どういう臭いだかきちんとよくわからないのですが、
青草の葉で香ばしいような、麦畑のような、
そんな「草原っぽさ」を感じることができます。
個人的に、この草原っぽさがかなり好きです。
このグリーンな感覚は通常のライトブルーには間違いなくなかったエッセンス。
夏の大自然の中をドライブしているような感覚になれるので、かなり癒されます。
ムスクとアンバーの主張もほどよくセクシー
ベースに使われているのはムスクとアンバーウッド。
ユニセックス〜女性用の香水なので、男性もののように濃いムスク&アンバーではなく、日本人がつけていてもイヤミになりにくい。
とはいえ、絶妙な加減でほどよく濃い主張感もあるので、バランスがいいですね。
基本的にはさわやか青リンゴ香水なのですが、アンバーやムスクの深みもしっかりと感じられるセクシーさも兼ね備えています。
このあたりのベースノートの深みも、通常版にはあまりなかった部分ですね。
ライトブルーは好きだけど、もっと長持ちしつつ大人っぽいセクシーさも欲しいな…
でも濃すぎていかにも香水っぽいのもヤだし…爽やか+αが欲しい…
という男女にピッタリなセレクトです。
通常のライトブルーのチープさがだいぶ解消されて上品に
通常版のライトブルーは正直、チープな感じも否めないです。
値段も安いですしね。
少しトイレの芳香剤っぽいチープさ・雑味・ケミカル臭があるのが残念なんですよね。。
ただ、新しく発売されたオーインテンス版はその点がしっかり上品にアップグレードされています。
①香り長持ち
②より上品で丸みのある自然な香り
③価格が高いのがネック
という感じですかね。
オススメのシーン・TPOなど
オススメのTPOなどは以下
性別:ユニセックス
男女ともに使えます。ちょい女性寄りな優しめな香り。男性がつけると、かなりいい意味で「優しさ・安心感・遊び心」を表現できると思います。
年齢層:20代中盤〜
香り的には10代でも全然似合うとは思いますが、値段が少し張るので、学生だと少し買うのに躊躇しそう。
上品さがあるので、40代以上の男女がつけていても全然おかしくないですね。
TPO:休日
この香りが一番似合うのはやはり休日のお出かけシーンでしょう。
仕事などでオフィスに付けて行ってもおかしくはないですが、ちょっと「チャラい」印象は与えてしまうかもです。
なんせ、けっこう強めの青リンゴなので汗w
濃度もEDPだし、けっこう濃厚で強力に香ります。
外回りの営業ならまだしも、密閉されたオフィスや学校などでは、インナーや下着に少しだけつけるなどの工夫が必要かなと思います。
季節:春〜夏
時間帯:朝〜昼
香り的には「デイタイム」ですが、あえて夜のクラブ遊びなどにつけていっても異性ウケはかなり狙えると思います。
まとめ:通常のライトブルーは好きだけど…もう少し上品さが欲しい…というアナタにドンピシャ
はい、というわけで今回は
ライトブルーオーインテンスをレビューしてみました。
甘酸っぱい青リンゴと草原っぽいマリーゴールドの香り、そして深みを与えるムスク…。
こんなにドライブに行きたくなる香水は他にない!
と思うくらい、どこかに出かけたくなる香りですね〜。
ライトブルーの香りの系統自体は好きなんだけど、ちょっとチープさが好きになれなかった人は、このインテンス版を試しみるといいですよ。
かなり上品で大人っぽくまとまっています。
ぼくもかなりハマっていて、春〜夏の一軍香水として大活躍してくれそうです。
通常版↓
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