どうも、DAC好きブロガーのてつです。
iBassoから新型のスティックDAC「DC04PRO」が登場してますね!
前作のDC03PROの基本性能をパワーアップさせたようなスペックです。
※追記↓届いたので開封レビューしております!
このページの画像引用元:iBasso公式
↓DC04PROの主なスペック見どころ
・DAC:Cirrus-Logic CS43131デュアル
・オペアンプ:RT6863 opamp Ricore(リコレ社)デュアル
・出力端子:3.5mm + 4.4mmバランス
・KDS社製フェムトクロック
・FPGAコントローラ
・超低ノイズLDO(Texas Instruments Low-Noise Charge Pump Plus LDO)
・PCM 32bit / 384kHz
・ネイティブDSD256対応
・MQLには非対応なのでTIDALユーザーは注意
・S/N比131dB
・本体に物理音量ボタン付き
・アンドロイドアプリでデジタルフィルターの設定や細かい音量調節が可能
筐体:アルミニウム
サイズ:59mm×23.4mm×12.1mm
重量:21g DAC
チップ:CS43131×2
PCM:Max 32bit/384kHz
DSD:Native DSD 256(DSD 11.2MHz)
入力端子:USB Type-C
出力端子:3.5mmシングルエンド、4.4mmバランス
THD+N:0.00018% (300Ω負荷)
出力レベル:2.0Vrms(32Ω負荷)
2.0Vrms (300Ω負荷)
S/N比:127dBA
ダイナミックレンジ:126dBA
周波数特性:20Hz~40kHz ±0.5dB
出力インピーダンス:<0.2Ω
THD+N:0.00013% (300Ω負荷)
出力レベル:3.0Vrms(32Ω負荷)
4.0Vrms (300Ω負荷)
S/N比:131dBA
ダイナミックレンジ:128dBA
周波数特性:20Hz~40kHz ±0.5dB
出力インピーダンス:<0.4Ω
いや〜これはとても楽しみなコンパクトスティック型DACの登場ですね!
注目点など、詳細をまとめてみました!
iBassoの新作DC04PRO!前作DC03PROやDC06とのちがいは?
ぼく自身、現在進行形でDC03PROを超愛用しています。
iBassoのドングル型DACはこれまでに
- DC01
- DC02
- DC03
- DC05
- DC06
- DC03PRO
と買い集めてきました。
全部聞いた感想としては、やはり一番最新のDC03PROが飛び抜けて音質がいいと感じております。
そんなDC03PROのアップデート版がDC04PROということなので、今から国内発売が楽しみすぎです。
あらたに4.4mmのバランス接続端子も搭載されたので、バランス派にはうれしいですね。
個人的な注目ポイントは4つ
①KDS社製フェムトクロック
②オペアンプにリコレRT6863
③FPGA回路
④超低ノイズLDO
この辺りが非常に期待できるのかなと。
一つずつ見ていきましょう。
iBasso DC04PROの注目ポイント4つ
①KDS社製フェムトクロック
クロックは音質にかなり影響します。
前作のDC03PROからiBassoはKDS社製のフェムト秒クラスの超高性能クロックを使い始めました。
それまでのDC05やDC06ではNDK社製のフェムトクロックでした。
NDKのフェムトクロックももちろんかなりよかったのですが、個人的にはKDS社製のクロックを積んだDC03PROの音のクリアさは衝撃的でした。
なので、DC04PROでも引き続きKDSのフェムトクロックを搭載してくれているのはマジで楽しみですね。
最近はShanlingのハイエンドポータブルDACのH7にもKDS社製のフェムトクロックが積まれていますし、KDSブームが来てるのかな笑
ちなみに、NDKもKDSも日本の水晶発振器製造企業です。
②オペアンプにリコレRT6863
前作DC03PROはオペアンプはCirrus-Logic CS43131の内部オペアンプを使っていたと思われます。※Cirrus-Logic CS43131はDACとオペアンプが一体になったワンチップ完結型DAC。
ですが、DC04PROでは、オペアンプは別でリコレRT6863を左右独立で2枚使いで搭載にしてきましたね。
リコレRT6863は、スティック型USB-DACではよく使われていて定評のあるオペアンプ。
ShanlingのUA2やUA3にもリコレRT6863が使われていますね。
ぼく自身、ShanlingのUA2とUA3も持っていますが、どちらもグッとパンチ力のある押し出しが強めな元気なサウンドを鳴らしてくれます。
リコレRT6863というオペアンプの特徴としては、低中音域にググッと腰の強い粘り気のあるウェットな音質。
これが①のKDSフェムトクロックの圧倒的なクリアさと結びつくということなので、DC04PROでは低音〜中音域のパワー感がしっかりとありつつも、高音域のクリアさや抜けの良さを獲得できているんでは…と期待しております。
③FPGA回路
FPGA回路をiBassoのスティック型DACとしては初搭載ということです。
FPGAって、Field Programmable Gate Array の略で、ようするに、設計の自由度が高い集積回路のこと。(たぶん…ぼくも素人なのでよくわかっておりません笑)
参考リンク:新人エンジニアの赤面ブログ 『FPGAとは?超初級編』
イメージとしては、FPGA回路を使用することで、よりオーディオ専用に特化した回路にできているということだと思われます。
FPGAも最近のハイエンドDACではかなり主流になりつつあるので、そのメリットがついに我らがスティック型DACにもやってきたということですな。
電源周りのクリーンさに貢献するっぽいので、非常に楽しみです。
④超低ノイズLDO
DC04PROでは、前作DC03PROよりも電源まわりも強化されました。
Texas Instruments Low-Noise Charge Pump Plus LDO
というものを新たに搭載しているようです。
低ドロップアウト・レギュレータ(LDO)は、高い入力電圧に対する出力電圧のレギュレーションをシンプルに実現できる手段です。
引用元:LDO の基礎 – TI.com
これまたFPGAと同じように、素人にはちょっとイマイチよくわからないパーツです…汗ww
ようするに、LDOを搭載することで、電源まわりがクリーンになり、安定供給が可能になると。
それがノイズや濁りを抑えてくれて、解像度アップや透明感のアップに貢献するはず。
まとめ:価格は?発売日は?
というわけでDC04PROのスペック見どころについてカンタンにまとめてみました。
本格的な電源への配慮も行われて、クロックも高性能、アンプもパワフルでデュアル仕様。
そんでもってFPGA回路でムダのない設計。
DACチップは前作から定評のあるCirrus-Logic CS43131。
う〜ん、、これはかなり期待できますなぁ。
国内発売日は4月7日。
※一応Amazonの販売ページはできてますね。
オーディオフェスなどではiBassoブースですでにお披露目されていますし、海外ではもうすでに発売されています。
乞うご期待! #ibasso #dc04pro pic.twitter.com/ti5Ig3ShSR
— iBasso Audio Japan (@iBassoAudio_JP) February 4, 2023
iBasso の新作DC04pro 試聴出来ました!
DC06より薄く丸みを帯びてるので、携帯性も上がってて良き👍#音フェス2023 pic.twitter.com/izNhTDbYAu— 章Go_mo&Po@watchlover (@shogo_watchMV) March 19, 2023
ibasso DC04Proよかったな
鳴らしこんだものだったらしい、ケーブル着脱できるタイプのが欲しい場合かなり選択肢 pic.twitter.com/QLAo4tlJQb— 伊月* (@fk_itsuki) February 11, 2023
価格はiBassoの公式サイトで119ドル。
$119だと今の為替(132円)で計算すると、
15708円。
これに国内保証サポートなどを加味すると、
17,000~18,000円くらいで登場かな??
MUSINさんが頑張ったら16,800円くらいで登場しそう??
追記⇒15840円で発売です。かなり安いですね!
価格的にiBassoのスティック型DACでは最上位クラスになりそうなので、これは必然的にかなり注目されるのではないでしょうか。
ぼくも現物を入試次第、すぐさまレビュー記事を書きますね〜。
※追記:届いたので開封レビューしております↓
それまではAmazonのウルトラハイレゾ30日間無料お試しキャンペーンを試してみたりして待機してみてはいかがでしょう?
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このページの画像引用元:iBasso公式