どうも、てつです。
逆張りの手法ってシステムトレードとの相性がとてもよくて、ルールも作りやすい気がするのですが、反対に順張り・トレンドフォローの手法って、作るのがとても難しいなと感じています。
逆張りならシンプルに下がった時に買い、上がった時に売るということをすれば相場のうねりを取っていけるのですが、順張りだとどうしてもダマシが多すぎて損切り貧乏になりやすいんですよね….。
できるだけ初動でエントリーしないとなかなか利益に結びつかないし、かと言って早めにエントリーすればするほど、ダマシに会う確率も上がるというね…汗。
何かいいアイデアはないのでしょうかねぇ。
基本的な定番の順張りエントリー方法を紹介してみます。
順張り・トレンドフォロー手法の基本的な種類
まず、大前提として「トレンドフォローで儲ける・勝つ」にはどういう考え方が必要なのかということを整理してみましょう。
トレンドフォロー戦略に必要な要素
①トレンドの波に乗る
②ダマシに合わないようにするor損切りを素早くする
シンプルにまずはこの2点ですね。
当たり前ですが、損切りした合計マイナスpipsよりも、プラスで決済して獲得したpipsの方が多ければ良いわけです。
ではダマシに合わない&損切りのダメージを少なくするにはどうしたらいいのでしょうか?
ローソク足でトレンド転換を見分ける??
まず、王道なのが、ローソク足の形を見極めて、トレンド発生及びトレンド転換のポイントを絞ってエントリーするという方法ですね。
最近、仮想通貨のトレードでよく見かけるローソク足について勉強してます。株やFX、バイナリーもそうですが
最新情報とローソク足を極めれば
勝率が格段に上がります。 pic.twitter.com/SsEcCyfC2R— 河野 達也 (@FFa1XZ8jCB0vD0x) 2 agosto 2018
「酒田五法」
ローソク足を見て全体的な流れを把握する際に使用してます。
株の方が使える様で、FXではこの形が出たからと言ってその通りになる、という事はあまりありません。
でも、この先「若しかしたら」と構えられるだけでもイイかな?|ω・) pic.twitter.com/l1ZGaX79s5— 太いモグラ (@14lHB327U26gYBd) 2 agosto 2018
代表的なトレンド発生のシグナルとして使えるローソク足の種類は、トンカチ、包み線など、たくさんあるのですが、正直これらを使ってエントリーしても、「そうなるときもあれば、そうならないときもある…」という感じで、そこまで信頼できるシグナルではないんですよねぇ….汗。
水平線やトレンドライン
続いては、水平線やトレンドライン。
#ドル円
今のところチャンスないから相場環境認識。
正直、今のドル円怖い。反応するべきところで反応してるけど、この後の動きに注目したい。#USDJPY #為替 #FX #Forex #相場環境認識 #水平線 #ダウ理論 #エリオット波動論 #ローソク足 pic.twitter.com/utcfIayndb— (相場環境認識) (@fx2602) 6 settembre 2017
相場にはだいたい、何度も何度もトレンド転換の起点になっている場所というものがあるので、そこを割り込んだらエントリーしていくという方法です。
これはローソク足のエントリーに比べても信頼できるポイントですね。
ただ、これも問題があって、水平線やトレンドラインの引き方やその本数などには個人差があるんですよね。
引こうと思えば色々なところにも引けるし、チャートが線だらけになってしまいます。
そうなると正直頭がとても混乱してしまうんですよね…w
「あっ、ここにも引ける、あっ、あそこにも引こう….」
という感じで「線引き」にハマってしまうのもよくない気がするんですよ。
勝っているトレーダーほど、トレード手法はシンプルなほど良しという人が多いし、ぼく的にはもっとわかりやすいシグナルの方が好みだったりします。。
逆張りの手法はエンベロープだけを使って、価格の値動きをざっくりと抽象的に捉えていて成績もいい感じなので、順張りの手法も、いい意味で価格の値動きをうまく抽象化したルールを作りたいものですな。
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アメリカの伝説的なトレード集団「タートル」の手法
あと、アメリカの伝説的なトレード集団「タートル」が使っていた超シンプルな商法もあります。
それは、
・20本前の足の最安値or最高値を更新したら、エントリー
・10本前の最安値or最高値を更新したら、決済
というものです。
これも以前試したことがあるのですが、なかなかに根気がいるんですよね…。
この手法は有名なので、逆にタートルの手法を使っている人の損切りラインを狙い撃ちにした「タートルスープ」というストップ狩り的な手法もあるくらいですw
まとめ
う〜ん…トレンドフォロー戦略って、ホント悩ましい。。
基本的には4時間足以上くらいからの長い目線でトレードしないとワークしなさそうな気がします。。
できれば30分足で起こる小規模クラスのうねりをとれるようなトレンドフォロー戦略が作れれば、今ある逆張りの手法をヘッジしあえるので、最強なのですが….。
なかなかそういうわけには行きそうにありませんな。
しかもトレンドフォローの手法は逆張りと違って、相場の「歪み」の一部を切り取って利益にしていくというスタイルなので、「ここぞ!」というときにしっかりと増し玉ができたりしないと、なかなか儲からないんですよね。
資金管理などのテクニックと組み合わせる必要があったりするので、ルール自体はシンプルですが、突き詰めると深いし、難易度の高い世界です。
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