どうも、オーディオマニアブロガーのてつです。
今回は「スマホやPCでハイレゾ音楽を聴くときにもっと音が良くなる3つ方法」をあなたにお伝えします。
↓それは以下です。
②USBケーブルはできるだけ短くする
③イヤホンやヘッドホンの接点を少なくする
この3点を意識するだけでグッと高音質の音が手に入りますぞ。
ハイレゾサブスクのサービスはAmazonミュージックかApple Musicのどちらかがオススメ。
SpotifyとYouTubeミュージックは音質イマイチなのでAmazonかアップル推奨。
では、詳しく話していきましょう。
スマホやPCでハイレゾ音楽を聴くときにもっと音が良くなる3つ方法
①USB-DACをつかう
スマホやPCのイヤホンジャックに直接ヘッドホンなどを挿していませんか?
それではせっかくのハイレゾ音源も真価を全然発揮できていません。
まずはUSB-DACを使いましょう。

USB-DACって何?
と思うかもしれませんね。
オーディオ専用のアンプや回路を搭載しているのがUSB-DAC。
最近はこういう↓スマホやPCのUSB-C端子に挿すだけで高音質にしてくれるガジェットがかなり流行っています。
これがUSB-DACと呼ばれるガジェットです。
スマホやPCに挿すだけでカンタンに高音質になります。
USB-DACには小型のものから辞書みたいに巨大なものまでピンキリですが、コンパクトなスティック型USB-DACがオススメ。
手のひらサイズの「スティック型USB-DAC」なら、スマホと一緒に持ち運んだり、自宅のPCに繋いだりして、1台でマルチに活躍します。
大人気で、いま一番熱いジャンルだと言ってもいいでしょう。
このコンパクトなガジェットにはDAC(デジタルアナログコンバーター)やヘッドホンアンプ、高精度クロックなどが盛り込まれています。
USB-DACをつかう理由
AmazonミュージックやApple Musicなどの高音質なサブスク音源って、スマホやPCの中のオーディオ出力では全然キレイに再現できてないんですよね。
スマホやPCは別にオーディオマニアのために作っているわけではないので、どうしてもDACやアンプ、クロックなどが「それなり」のものを搭載せざるを得ないんです。
なので、スティック型USB-DACをつかうことで、きちんとクオリティの高い音質を得ることができるのです。
オススメのDACメーカーは?
ここ最近のトレンドとして、中国の深圳の新興オーディオメーカーが作るDACのコスパがすごいです。
内部のパーツ(DACチップやアンプ・クロック・コンデンサなど)は日本(旭化成やパナソニック)やアメリカの一流メーカー(ESSやテキサス・インスツルメンツなど)のものを使用したりしており、設計と組み立てを中国で行い、驚異的なコスパを実現しています。
iBassoとShanlingという2つのメーカーのDACがコストパフォーマンスが良くておすすめです。
ぼく自身、10個以上、かなり色々試しましたが、現状オススメの機種は以下の2機種↓
iBasso DC03PRO
Shanling UA3
どちらも音質のタイプが違うので、よかったら以下の記事を参考にしてください。


USBケーブルはできるだけ短くする
USB-DACを手に入れたら、ぜひUSBケーブルにも一工夫してください。
付属のUSBケーブルではなく、以下の写真のようなUSBアダプタを使いましょう。
これだけで、音質が全然変わります。
USBケーブルって、長いと音質がどんどんぼやけてしまうという欠点があります。

Shanling UA3に付属の10cmほどのUSBケーブル

極小のUSBアダプタで音質劣化を最小限に抑えることができる
スマホやPCのUSB端子からできるだけ最短距離でDACに繋ぐというのが高音質のカギ。
Amazonでこういう極小のUSBアダプターが500円〜800円ほどで売っているので迷わず一緒に購入しましょう。
オーディオの世界はリケーブル(イヤホンやヘッドホンのケーブルを買い換えること)など、いろいろお金がかかるマニアックな投資(浪費?笑)が流行っておりますが、USBアダプタは千円以内で買えるのに、それでいてガラッと音がクリアになる超優良投資です。

③イヤホンやヘッドホンの接点を少なくする
最後は
イヤホンやヘッドホンの接点を少なくする
ということ。
最近流行りのイヤホンやヘッドホンは「リケーブル」できるように、ケーブルを付け外しできる端子がついているタイプが多いです。
ですが、ぶっちゃけこの端子自体が音質を劣化させているんです。
オーディオ好きな人でもこの盲点に気づいている人はけっこう少数派。
リケーブルにお金を注ぎ込んでいるのは、ケーブルの電流の流れを淀みなくしたいがためのはず。
それなのに、わざわざ端子を増やすというのは、まさに本末転倒。
じっさいに、長年プロ用として君臨しているモニターヘッドホンSONY-MDR900STやMDR-7506、AKGのリファレンス機種K701などは、リケーブルできない「ケーブル直付け仕様」だったりもします。
ハイレゾの世界に出会い、DACなども購入しはじめると、どうしても「リケーブルの世界」が気になると思います。
ですが、それは壮大な遠回りの道です。
というか、オーディオ沼です笑。
だって、余計な接点を増やして、その上でケーブルを取っ替え引っ替えしてるだけなんですから…。
リケーブルの誘惑に惑わされないために、かならず1本くらいはケーブル直付けのヘッドホンorイヤホンを手元に置いておきましょう。
ケーブルの接点が少ないオススメヘッドホン2機種
オススメのケーブル直付けで定番機種は
AKG K701
MDR-7506
の2機種です。
どちらも10年以上プロの現場で売れ続け、世界中で愛されているド定番モデルです。
このどちらかを買うことによって、リケーブルなどに迷わされることなく、ストレートに間違いのない高音質をゲットできます。

イヤホンやヘッドホンは接点ができるだけ少ないモデルを選ぼう!
まとめ:奥が深いからこそ基本がたいせつ
はい、というわけで今回は
スマホやPCでハイレゾ音楽を聴くときにもっと音が良くなる3つ方法
でございました。
もう一度おさらいです。
- USB-DACをつかう
- USBケーブルはできるだけ短くする
- イヤホンやヘッドホンの接点を少なくする
この3点を意識するだけでグッと高音質の音が手に入りますぞ。
↓ぼく自身の現在のセッティングは以下の通り。
DAC⇒iBasso DC03PRO
⇒USBアダプタ
ヘッドホン⇒AKG K701(プラグ部分を3.5mmに改造済み)
これで合計2万5千円ほど。
コストパフォーマンス最強なハイレゾオーディオ環境を楽しんでおります。
ハイレゾサブスクのサービスはAmazonミュージックかApple Musicのどちらかがオススメ。
SpotifyとYouTubeミュージックは音質イマイチなのでAmazonかアップル推奨。
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