どうも、ヘッドホン大好きブロガーのてつです。
AKGの定番オープン型ヘッドホンK701をしばらく使っていたのですが、ぶっちゃけ、音質に100%満足してなかったんですよね…。
それで、今回思い切って
6.3mmステレオプラグ⇒
3.5mmステレオミニプラグ
へと改造してみました!
これで変換アダプタを噛ませることなく、USB-DACなどのステレオミニプラグで手軽に使えるようになりました。
肝心の音質なのですが…
冗談抜きで激変!!
しました!
超音良く生まれ変わってビビるレベル。
AKG K701を3.5mmミニプラグ化したら本来の音質が覚醒!変換プラグが劣化の原因だった
いや〜…マジで「接点」は鬼大事ですね。
まぁそもそも、6.3mmのヘッドホンジャックが付いている据え置き型のDACやヘッドホンアンプでK701を楽しんでいる人にとっては全然関係ない改造ですが…。
ぼくと同じように
普段K701を鳴らしているのはステレオミニプラグのDACだよ〜
変換プラグで3.5mmにしてるよー
というアナタは、マジで一度ダマされたと思って3.5mmミニプラグへの改造をめっちゃおすすめしますぞ。
ぼく自身、これまではフルテックの高級変換アダプタF35Gを使っていましたが、
やはり6.3mm⇒3.5mmの変換アダプタを噛ませると、その分よけいな接点が増えて、音質が歪むんですよね…。
なんかオレのK701、ジャリジャリ、カリカリするなぁ…。こんなもんなの?これがK701の実力?みんな評価しすぎじゃね?
と思っていませんか?
そんでもって、ぼくと同じように、6.3mm⇒3.5mmの変換アダプタをつかってDACやポタアンなどに接続していませんか?
ちょっとめんどくさいですが、K701純正の6.3mmプラグを思い切って切断して、3.5mmミニプラグ化することで、びっくりするくらいクリアでスムースなシルクのような音質に見違えますよ。
オレのK701が覚醒した!
ローもふくよかに量感が増したし、ミドルは声などがよりナチュラルに解像度高く肉薄して聞こえます。
ハイの伸びもジャリジャリカリカリ感が消えて、シルキーでスムースで澄んだ青空のようにスーッとどこまでも伸びるように。。
まさに巷で言われている「K701は傑作」との評価がわかりました。
↓ちなみにぼくがイチオシの高音質コスパ爆発DACはiBassoDC03PROです。
AKGヘッドホンを集める過程でわかったこと
ぼく自身、AKGのヘッドホンはマニアックにいろいろ収集しております。
- K121
- K172
- K240S
- K240MK2
- K242HD
- K271MK2
- K272HD
- K612PRO
- K701
- K701オーストリア
という感じでアホみたいにAKGヘッドホンを集めてきました笑
それでわかったことが一つあります。
それは「接点が増えると如実に音質が歪む」ということ。
ケーブル周りの余計な接点は徹底して排除すべし
AKGのヘッドホンにはケーブルが着脱式のものと、直付けになっているものに分類できます。
着脱できるタイプのものは、総じて音質がポコポコして軽く、カリカリジャリジャリ感があります。
それに対して、ケーブル直付けモデルの多くは高音域の伸びもよく、ベールを一枚剥ぎ取ったかのような澄んだ湧き水のようなクリアさがあります。
これは推測ですが、AKGのヘッドホンって、開発の段階ではケーブルは直付けで音質チューニングしていると思うんですよね…。
それで仕上がった後に、利便性を重視して、ミニXLR着脱式ケーブル仕様にして販売している…的な。
音質を追求するなら、当たり前ですが余計な接点は限りなくゼロにすべきというのは、誰でもわかると思います。
我々オーオタは「限りなくゼロに近い接点環境」を目指しましょう。
そうしてから上流やソースなどにこだわれば、機器選定の判断の精度も上がります。
まとめ:はんだ付けがめんどくさいし、もったいない気持ちもわかりますが、それだけの価値はあります!
今回K701を思い切って3.5mmステレオミニプラグ化してみて、本当に大正解でした!
もう一度言いますが、普段K701を以前のぼくと同じように
プラグ変換アダプタ
をつかって鳴らしているアナタ。
マジで一度騙されたと思って、6.3mm⇒3.5mmに変えてみてください。
うお〜〜!K701をみんなが名作だって言ってる意味がやっとわかったぁぁ!
って仰天しつつ、毎日の音楽鑑賞の時間が極上になりますぞ。
いちいちハンダ付けとかめんどくせーよ。
それにせっかくのK701の純正プラグを切断するなんて、もったいなくてオレにはできん!
というアナタの気持ちも超わかります。
ぼくも断腸の思いで純正プラグを切断して3.5mm化しましたので…。
とはいえ、6.3mmのステレオプラグジャックが付いているDACやヘッドホンアンプを買って、上流をアップグレードするというのも全然アリですよね。
ぼく自身、将来的には6.3mmジャックがついている高品質な据え置きDACやI/O(オーディオインターフェイス)を購入予定です。
そのときには、またK701の2代目(6.3mmで使用する用)を買おうと思っておりますw
①コンパクトUSB-DACやポタアン、DAPなど用に3.5mm仕様の改造K701
②据え置きHA用に6.3mm仕様の純正K701
の2台持ちしようかな〜と笑
マニアすぎですねw
それくらい、変換プラグを通さない「生のK701」の音質は魅力的だったというわけです。
バランス仕様にするとかも面白そうですが、ぼく自身は、バランス接続のメリットはあまりないかな〜と思う派。なので、当面は3.5mmアンバランス⇒DACという流れで十分満足しております。
音質については、
変換プラグ類を使わない環境構築>>>バランス化>>>>リケーブル
かなと思っております。
興味ある人は、レッツ改造!
↓プラグ交換に必要な工具やパーツ
↓ちなみにぼくがイチオシの高音質コスパ爆発DACはiBassoDC03PROです。