先日、ずっと使ってきたアンドロイド(Google pixel4a)からアップルのiPhone12miniに乗り換えてみました。
結論、iPhoneなんだかずいぶん使いにくいな…。
と思ってしまいました。
ダメだなと思ったポイントは以下の3つ↓
- 顔認証が不便すぎる
- アンドロイドにある仮想戻る&ホームボタンがないのが不便すぎる
- Bluetoothイヤホンの音質が悪い
- 音量ボタンの位置がおかしい
という感じ。
いや、iPhone自体は3s〜4sくらいまで一時期使っていましたし、パソコンはMacBook10年以上愛用してますし、ワイヤレスイヤホンはずっとAirPodsですし、家ではHomePod miniすら愛用しているApple大好きのワタクシなのです…。
そんなボクですら、最近のiPhoneはめちゃくちゃ微妙で使いにくいなと。
ディスプレイの綺麗さだったり、カメラとかマイクとかの性能はいいんです。
「ハード面」はすごくいい筐体なのですが、毎日使っていて、とにかくイラッとすることが多いんですよね…。
一つずつ解説しておきます。
Androidから乗り換えてわかったiPhoneのダメなポイント4つ
①顔認証が不便すぎる
これはみんな言ってますよね。
最近はマスク社会になってしまっているということもあるのですが、
そもそも、家の中でマスクしていなくても、かなり不便に感じております。
ロック解除はやはり物理指紋センサーが最強です。
指紋センサーなら、ポケットに入れていて、スマホを手で掴んだ時点で、画面を見る前に既にロックを解除できるんです。
顔認証だと、そういう「ノールックで解除」が絶対にできません。
スマホを取り出すたびに、いちいち画面に顔を合わせて、「解除できてるかな?ダメかな?どうかな?」と、確認しないといけない。
そして、ロック解除できたことを確認して、さらに下からスワイプしないとホーム画面まで辿り着けません。
ようするに、iPhoneが操作できるようになるまでには
スマホつかむ
↓
画面を顔の前に持ってくる
↓
ロック解除されたことを確認
↓
下からスワイプ
↓
ロック解除完了
という、流れ。

普通に工程多すぎ。
この一瞬の煩わしさがスマホをロック解除するたびに毎回起こるので、地味〜なストレスがじわじわ効いてきます。
せめて、FaceIDでロック解除できたら、下からスワイプしなくても一瞬でホーム画面に行ってほしい。
物理指紋センサーはスピーディーで優秀
Google pixel4aのような背面に物理指紋センサーがついている端末なら、スマホ画面と睨めっこする前に、既に手に取った瞬間にロック解除されているので、圧倒的にストレスフリーで高速です。
【物理指紋センサーがあるスマホのロック解除】
スマホつかむ
↓
指紋でロック解除が完了
という流れ。
画面を見ると、既にホーム画面が表示されており、操作もできるという圧倒的な快適さ。
昔のiPhoneもそうだったんですけどね汗w
iPhone14以降では、タッチID(アップルの物理指紋センサー)が搭載されるかも…と噂されています。
そうなったらかなり改善されると思うのですが、物理指紋センサーがないうちは、かなり使いにくいんですよね…。
最新のMacBook AirにはタッチIDがついているので、iPhoneにも搭載されることを期待。
②アンドロイドにある仮想戻る&ホームボタンがないのが不便すぎる
これもよく言われることですね。
iPhoneはX(10)以降、ホームボタンがなくなってしまいました。
画面を広くするために、明らかに使い心地が犠牲になっています。
Androidでは、仮想のホームボタンや戻るボタンをつけられます。
不要な場合は、iPhoneのように無くすこともユーザーが好みに合わせて選択できます。
そもそも、ホームボタンは、一番使用頻度が高いですよね。
そのホームボタンのアクションが、「下からスワイプ」というのが、超面倒なんですよね。
ボタンがあれば、ポンッと押すだけ。
下からスワイプだと、一日親指をスマホ画面の一番下まで下げて、グイッとする必要がある。
この不自然な動作は、明らかに、ユーザビリティを下げまくっています。
画面の大きさを優先して、操作感を犠牲にしているということ。
このAppleの姿勢には共感できません。
画面の大小よりも、操作感の方に比重を置くべきというのが、アップルらしさだと思うのですが、現在のアップルではそういう意思決定はされていないようです。
③Bluetoothイヤホンの音質が悪い
最後はちょっとマニアックな話なのですが、
アップルのデバイスはiPhone然り、MacBook然り、Bluetoothの音質がアンドロイドに比べて悪いです。
オーディオコーデックという、Bluetoothの規格もいまだに一昔前のAACという独自規格のまま。
Android系のスマートフォンは、クアルコム社が開発しているApt-XというCD並みかそれ以上のハイレゾクラスの音質が可能な規格で音楽を楽しめます。
そして、これは本当に残念なのですが、
ぼくが持っているアップルの最新のAirPods第3世代。
コイツ、iPhone12 miniやMacBook Airなどのアップル製品につなぐよりも、アンドロイドスマホに接続した方が断然音がクリアでいいんですよね…。

おそらく、原因としては、クアルコム社のBluetoothのデータ送信技術がやはり優れているおかげなんでしょう。
スマホを日常使いしていれば、ワイヤレスイヤホンの音質はめちゃくちゃQOL(生活の質)に影響しますよね。
そこがアンドロイドに負けてしまっているというのは、もはや残念を通り過ごして、悲しい…。Apple社の今後が心配になるレベルです。
④音量ボタンの位置が圧倒的に微妙
あと、ホントこれもどうかと思うのですが、iPhone12 miniは、電源ボタンと音量調節のボタンが向かい合っているので、どちらかを押そうとすると、どっちも押してしまうという現象が割と頻発しますww
これは、マジでなんなんですかね…。
ちなみに、どっちも押してしまうと、スクリーンショットが撮れますw
なので、定期的に、どうでもいいスクショが写真アプリ内に貯まっていくのが、iPhoneの裏機能ですw
時価総額世界一の企業が作るスマートフォンなのに、なぜこのようなボタンの配置になっているのか。
こういう配置なのは、きっと何かしらの理由があってのことだとは思うのですが、使いにくいことこの上ないです。
まとめ:iPhoneのメリットは動画撮影くらいになってしまった…涙
Appleは自社の規格を自前で作って、それを意地でも使う…という気質があります。
ライトニング端子然り、BluetoothのAAC然り。FaceID然り。
それらがうまくハマっている時はすごい相乗効果で革新的なプロダクトが生まれるのですが、ひとたび歯車が狂うと、あっという間に自由な気質のAndroid系スマホに追い越されてしまいます。
- 顔認証が不便すぎる
- アンドロイドにある仮想戻る&ホームボタンがないのが不便すぎる
- Bluetoothイヤホンの音質が悪い
- 音量ボタンの位置が圧倒的に微妙
ただ、動画撮影に関してはiPhoneはさすがに優秀だと思います!
音も綺麗に撮れるし、画像もなめらかで素晴らしい。
なので、これらの使いにくい要素が改善されたら、もう一度iPhoneをメイン機にしたいと思います。
それまではAndroidが優勢ですね。
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