せっかく高いお値段を出して買った新型のMacBookに、たった一回でも飲み物をキーボードの上にぶっかけてしまったら修理代にいくらかかるんだろう、、と思うと、なかなかコーヒーやお茶を飲みながらの作業も、安心してできませんよね。
今回「キーボードカバーって地味に高いけど、いつか買わなきゃな…」と思いつつもずっとためらっていた、MacBook用のキーボードカバーをようやく買いましたよ。
しかもどうせ買うならしっかりしたものを買おうということで、アマゾンで調べて一番高かったMoshiというメーカーのクリアガードというものを買ってみましたので、さっそくレビューしていきますね。
先に結論から言うと、ちょっとデメリットが多いので、正直「買ったばかりだけど、外しちゃおうかな、、」と思っています。
その理由は2点、「キーボードの打ちにくさ」と、「熱がこもる問題」です。
では詳しく語りましょう。
モノ自体の作りはしっかりしているし、透明なのでデザインを邪魔しない
アマゾンで3000円という、おそらく一番高いこのMacBook専用のキーボードカバー、レビューも非常によかったので、勇気を出してポチりました。
ちなみにぼくは12インチのMacBookですけど、タッチIDなしのMacBook Proにも使えるみたいですね、このカバー。
で、開封していくと、確かに超薄くて、しかも透明感もよく、質感もさらっとしていて、物自体のクオリティーは流石に高いだけあるな、、という印象です。
ブルーのラインが2本ありますが、ここに細い粘着テープが貼ってあるので、ペロンと剥がしてマックブックのキーボードの隙間のアルミフレームにテープでくっつけて固定する仕組みですな。
低めのアングルで撮ってみました。
そう、これ、もうすでにクリアガードを被せている状態です。とても自然ですよね。
パッと見だとカバーしていないようにも見えるくらい、薄くてキーボードの形に綺麗に沿って作られています。うすうすですwキーボードカバーとコ〇〇ームは薄いほうが良いですね
で、早速使い始めた感想は、「おぉ、、さすがに高いだけあるねぇ、これでコーヒー片手にパソコン作業しても、安心感、あるねぇ」と思っていたのですが、2、3日後、、結局気に入らなくて外してしまいました。
理由は以下。
粘着テープが剥がれてくるし、タイピングでビミョ〜にズレる、、
というのも、上の画像のように、粘着が弱くてキーボードの両端がタイプするたびに「ぺろんっ」って指にビミョーにくっついてくるんですよ。本当に微か〜にですけど。
特にエンターキーを押すと、「ムニュッ」ってわずかにズレる。これが毎回だから、地味にかなりストレスになります。
ぼくは別に手汗が多いわけではないのですが、それでも何となくタイプした指先にくっついてくる感覚も、非常に気になってしまいます。
手汗が多い人や、夏場はもっとくっついてくると思います。
そのほかのキーにしても、やはりどうしてももっさり感が出てしまいますね。
せっかくのMacBookの新しいキーボードの心地よい軽いタイピング感が損なわれてしまいます。
外した一番の原因はマックからの熱アラートが出た為
さらに、このクリアガードを外す決め手となったのが「熱がこもる問題」です。
購入して試したのが4月で、まだそこまで暑い季節ではなかったのにも関わらず、自宅の窓辺で日向ぼっこしながらいつものようにブログを書いていたら、画面上にはじめて「CPUの温度が上がりすぎだから、注意してね」的なアラートが出てきてしまいました。
去年の真夏にもカフェのテラス席の直射日光の下でガンガンこのマックブックを使っていましたが、このような熱のアラートははじめてだったので、ほぼ確実にこのカバーが原因でしょう。
慌ててググると、やはり、「マックブックをはじめとするノートパソコンは、キーボードの隙間から放熱を行なう構造だから、カバーをかけると大切なパソコンの寿命が縮むリスクがあるよ、、」ということでした。
もともとキーボードカバーをしようと思った理由がコーヒーなどをこぼして大切なマックブックを故障から守ろう!というものでしたので、そのカバーがマックの寿命を縮めて、しかも故障の原因にもなるかもしれないということは、本末転倒ですよね。
まとめ
ということで、せっかく3000円も出してアマゾンで一番高いマックブック用のキーボードカバー「Moshi ClearGuard」を書いましたが、ぼくの結論は「これいらなかったかも、、」ですね。残念ですけど。
これで2、3日後にコーヒーを盛大にキーボードの上にぶちまけたら、、「大人しくつけときゃよかった、、」と思うのでしょうけど、それよりもアレですかね、デスク周り、水筒などにこだわって、こぼさないような環境づくりというものに気を配ってみようかな。
↑こんなマグカップを買うとかね。
でもカフェ作業するときには、引き続き注意が必要ですね、、
まぁ、もし仮に飲み物をこぼしてマックブックを壊しちゃったら、今度はiPadプロとワイヤレスキーボードという組み合わせに移行しようかなとも思っています。たまにスタバなどでその組み合わせで作業している人を見かけますけど、なかなか快適そうですし。
ワイヤレスキーボードは防水仕様のものや、安くていいものもたくさんありますしね。仮にコーヒーこぼして壊しても、買い換えれば済みますし。
最近はiOSもだいぶMacOS並みに色々と作業しやすくなってきているようですしね。