どうも、香水マニアブロガーのてつです。
アクアディパルマのアランチャ・ディ・カプリをレビューします。
アランチャ・ディ・カプリはアクアディパルマの香水の中でも一番人気で売れているモデルです。
知る人ぞ知る有名な「大人のためのモテ香水」です。
男女兼用なので、男性がつけても女性がつけても万人ウケするんですよね。
アランチャとはイタリア語でオレンジの意味。
めちゃくちゃフレッシュでみずみずしいオレンジ(みかんと言ってもいいだろう)の香りがさやわかな逸品です。
ファッションインフルエンサーであり『FORZA STYLE』編集長の干場義雅さんの愛用香水でもありますね。
アクアディパルマは、一般的な香水よりも高価な「ニッチ系香水ブランド」の代表的存在。
アラサー・30代以降〜のいわゆる「デキる大人」にピッタリの上質な香水です。
ではさっそく香りの詳細やおすすめのシーン・付け方などを一緒にチェックしていきましょう。
Acqua di Parmaで一番人気なArancia di Capriの基本情報
まずはアランチャ・ディ・カプリの基本情報↓
ブランド:Acqua di Parma
アクアディパルマはイタリアで100年以上続く歴史あるプレミアム香水の老舗です。
世界中のセレブリティに愛される本物のフレグランスブランド。
LVMHグループ傘下になってからは総括ディレクターとしてDIOR専属の調香師でもある「フランソワディマシー氏」が担当しています。
正式名称:Blu Mediterraneo Arancia di Capri
Blu Mediterraneo(ブルーメディテラネオ=地中海の青)というシリーズの中でも日本で一番人気があるのがArancia di Capriです。
発売年:1999
調香師:未公開
調香:シトラスアロマティック
タイプ:ユニセックス(男女兼用)
濃度:EDT(オーデトワレ)
持続性:やや弱い
価格:30mlで6~7千円ほど
アランチャディカプリの香りの構成
アランチャディカプリの香りの構成は以下↓
Orange
Sicilian Mandarin
Bergamot
Lemon
Petitgrain
Cardamom
Caramel
Musk
個人的に強く感じる香りを赤太字にしています。
みかん的な柔らかいオレンジがメイン
シュッとひと吹きすると、圧倒的なオレンジが炸裂。
とはいえ、ドギツイ化学的でケミカルな香りではなく、極めてナチュラルで自然な香り。
やさしい「みかん」のようなどことなく懐かしさを覚えるような香りです。
アランチャディカプリ=カプリのオレンジ
カプリというのは、南イタリアの有名なリゾート島のカプリ島のことです。
青の洞窟がある場所です。
D&GのライトブルーのCMなどでも撮影が行われたり、世界的に有名なリゾート地です。
この島にはオレンジやレモン、イチジク、ベルガモットなど、南イタリア特産の高品質な果実がたくさん実ります。
そのオレンジのエッセンスを贅沢に使用しているのが、アランチャディカプリです。
ミドル以降はカルダモンのスパイシーさが面白い
つけて30分くらいすると、香りが落ち着いてきます。
みかん感がうっすら残りつつ、カルダモンのスパイシーで少しエキゾチックな香りが目立ってきます。
カルダモンとは、カレーなどで使われる香辛料です。
か、カレー??そんな匂いしちゃって大丈夫??汗
と思うかもしれませんが、ご安心をw
絶妙にうっすら隠し味として感じる程度なので、言われなかったらカレーだとは思わないレベルです。
むしろ、ベースノートに使われているキャラメルの甘〜い香りといい感じに混じり合って、スパイシーでセクシーなんだけど、キリッとリフレッシュ感も兼ね備えているという、不思議な魅力のカギになっています。
ラストはキャラメルの濃厚な甘さがセクシーさを演出
先ほども少し触れましたが、
ベースに使われているのはなんと「キャラメル」のエッセンス。
これがこのアランチャディカプリのもう一つのメインと言っていいほどの存在です。
濃厚なキャラメルの甘〜いハチミツっぽいフィーリングがオレンジのジューシーさとカルダモンのキリッとしたスパイシーさと混じり合って、唯一無二の個性的な世界観を表現しています。
う〜ん、使えば使うほど、納得の完成度です。
洗練された上質な原料を使用しているので、いわゆる「香害」のような香水くささとは無縁。
化学的な不自然さがほとんどない、極めてスムースでエレガントな香り。
香りの持続性はやや短めですが、「上質」「遊び心」「フレッシュ」という3つのエレメントが完全に調和しているバランスに脱帽です。
爽やかなだけでもツマラナイ…
上質なだけでもイヤラシイ…
遊び心と個性とエレガントを兼ね備えた香水を探し求めている…ッ!
そんなオトナの男女にピッタリの香水がアクアディパルマのアランチャディカプリです。
TPO・おすすめのシーン
アランチャディカプリのおすすめのTPOなどは以下↓
年齢層:20代後半〜30代以降〜
アクアディパルマの香水は基本的に高級で高価。
学生などはなかなか手が出しにくいでしょう。
香り自体も洗練されて柔らかいので、10代や20代前半だとちょっと退屈に感じるかもしれません。
日常的に常用できるのは、やはりある程度金銭的に余裕があるアラサー以降の男女というイメージです。
※香り自体は万人ウケするタイプですし、フレッシュなので学生がつけていても全然おかしくはないと思います。
シーン:オフィス・休日など万能
オレンジの香りが少しだけ「チャラい」印象はあります。
そこまで主張する強さでもないので、つけすぎなければスーツ・オフィス環境でも全然アリですが、やはり一番似合うのは、オフでしょうね。
オレンジとキャラメルの甘さは、休日で羽を伸ばしている時にこそ似合います。
仕事用の場合は同じブルーメディテラネオシリーズのベルガモットディカラブリアなどの方が無難。
時間帯:朝〜夜まで
基本的に太陽を感じる爽やかな香りなので、日中のお出かけシーンがよく似合います。
しかし、キャラメルの濃厚な甘さが醸し出すセクシーさもあるので、夕方以降〜夜のデートシーンにもグッとセクシーな演出もできてしまいます。
ホント、このアランチャは変幻自在というか、ニクイというか、爽やかだと思ったら甘くてセクシーだったり、かなりテクニシャンな印象ですw
季節:オールシーズン
春〜夏にピッタリではありますが、秋冬につけていても全然アリ。基本的にオールシーズンずっと活用できます。
おすすめの付け方
アランチャディカプリのおすすめの付け方は、
・肌の露出している部分に直接つける
・マフター・ストールなどの小物につける
・服につける
あたりがおすすめ。
香りの持続性は正直あまり良くなくて、薄めの香水なので、上半身の首筋や手首、胸元など、目立つ部分にガンガン使ってもOKです。
インナーなどの目立たない隠れた部分につけても、正直、周りの人はほとんど香りを認識できないでしょう。
香害などはあまり気にせず、多めにつけてOKな香水です。
持続性は2〜3時間ほどなので、携帯用のアトマイザーに移してこまめにシュッと首筋あたりに付け直すときちんと香ってくれます。
ただ、注意点としては、仕事の時は少し「チャラい印象」になってしまう可能性があるので、シャツの中の胸元など、服に隠れている部分につけるようにしたほうが安全です。
休日や夜のデートなどの時は、割とガツッと首筋や腕回りに仕込んでアピールする感じで攻め気味に使ってもOKです。
この香りを嫌いになる人はほとんどいないと思うので、デートなどで安心してつけられる香水ですね。
まとめ:一本持っておくといろいろなシーンで使える
はい、というわけで今回は
【香水レビュー】アクアディパルマ・アランチャディカプリ【一番人気】
というテーマで話してみました。
アラサー以降の大人な男女に大人気なアランチャ。
少しお値段が高いのがネックではありますが、一本手に入れておいて「ここぞ!」というときに使うようにすれば意外に長持ちしますよ。
香りは人間にとって、記憶に強烈に残りやすいです。
その人の印象すら左右します。
なので、高い服にお金をかけるくらいなら、むしろアクアディパルマのようなハイクラスな香りを纏った方がコスパはいい気がします。
大人っぽくモテたいならコレで間違いないです。
【今回紹介したアイテム】
大容量タイプ↓
仕事用にはベルガモットディカラブリアがおすすめ↓
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