どうも、香水マニアブロガーのてつです。
世界一売れているメンズ香水をご存じでしょうか!?
それがジョルジョ・アルマーニの「アクアディジオ プールオム」です!
これまで発売された世界中の幾多のメンズ香水の中で、世界一売れていると言われている、正真正銘のベストセラー中のベストセラーフレグランスです。
かなり軽やかで付けやすいので、仕事や学校用はもちろん、
お風呂上がりなど、日々のリフレッシュ用途としても大活躍の逸品。
このページでは、そんなアクアディジオプールオムについて詳しくレビューしていきますね。
おすすめの付け方やシーン、逆にデメリットなどもお伝えします!
正直、女ウケ香水としては、あまり期待しない方がよさげ…?
な理由なども。
Giorgio Armani アクアディジオ プールオムの基本情報
まずはアクアディジオの基本情報から見ていきましょう。
ブランド:Giorgio Armani ジョルジオ・アルマーニ
正式名称:Acqua di Gio Pour Homme
発売年:1996
香りのタイプ:アクアティック+フレッシュ+ムスク
濃度:オードトワレ
持続性:やや弱い
価格帯:30mlボトルで約4000円前後
調香師:Alberto Morillas, Annick Menardo, Christian Dussoulier
現代でも大活躍の巨匠パヒューマー「アルベルト・モリラス」の名前を一躍有名にした作品がこのアクアディジオ。
発売は1996年。
すでに25年以上、いまだに第一線で売れ続けている、時代を越えた歴史的名作香水と言えます。
海外ではメンズ香水と言ったらコレというほど有名
四半世紀のあいだ、流行り廃りをくぐり抜けて確固たる人気を獲得しているメンズ香水は、ほんの一握りしかありません。
アクアディジオは間違いなくその中の一つ。
フレッシュで活発。
遊び心がありつつも、地に足のついた落ち着き。
潮風の心地よさと各種ハーブやフローラルが奏でるアコード。
男性的なセクシーさと明快さを兼ね備えた、ジョルジオアルマーニのコンテンポラリーなダンディズムを見事に表現。
決して古臭さを感じさせない、時代を超えた根源的なコンフォータブルへの飽くなき探求。
そんな世界観に誘ってくれる逸品です。
スーツスタイルにもバッチリ合うのに、オフの日の思いっきり緩いカジュアルな服装にもスッと馴染んで、つける人のオーラの一部になってしまうような、不思議な魅力があります。
関連記事:
濃いバージョンのアクアディジオプロフーモもレビューしておりますので、よかったらチェックしてみてください↓
香りの構成
アクアディジオプールオムの香りの構成を見ていきましょう。
Lime
Lemon
Bergamot
Jasmine
Orange
Mandarin Orange
Neroli
Sea Notes
Jasmine
Calone
Peach
Freesia
Hiacynth
Rosemary
Cyclamen
Violet
Coriander
Nutmeg
Rose
Mignonette
White Musk
Cedar
Oakmoss
Patchouli
Amber
荒々しい海の香りとライムのスパーク
シュッとひと吹きすると、
ライムやレモン、マンダリンオレンジなどの柑橘系がスパークします。
そしてすぐに気がつくのが、ブワッと広がりを見せる「海の潮の香り」
これがアクアディジオの最大の特徴です。
アクアディジオのコンセプトは「荒々しい岩礁に打ち砕ける海」というもの。
静かなビーチではなく、挑戦的で荒々しい、岩がゴツゴツの断崖絶壁を思い浮かべてください。
そこにバシャーンッ!と砕ける強烈な波飛沫。
そういう時に感じとる、海のしょっぱくて独特のミネラル感。
これがアクアディジオを吹くたびに感じる香りです。
ミドル〜ラスト
ミドル以降は、海の香りを程よく残しつつ、バラやスミレなどのフローラル系のフワッとした中性的な印象。
コリアンダーやナツメグといったアジアンなピリッとしたクセのあるスパイスもアクセントとして目立ちます。
ラスト以降は、ベースノートに使われているムスクやアンバー、パチョリ(アジアン香草。パクチーっぽい独特のクセがある)
レモンなどの柑橘系と海の香り一気にはじけて、
やがてフローラル+スパイシーに変わり、
徐々にムスクやアンバー、パチョリで終わる…
という流れです。
デメリット:ラストが線香臭いのが日本人には合わない?
個人的にはつけ始めのトップノートが最高に好きです。
海の潮風をこれほど上手に表現している香水は他にはありませんね。
しかし、ラスト以降のムスクとパチョリの組み合わせが、ちょっとクセが強くてあまり好きになれません。
アルベルトモリラス氏は、他の香水でもムスク+パチョリという組み合わせを多用するのですが、個人的にはこれが「お線香」みたいで苦手なんですよね…。
海外の人がつけると、合うのかもしれませんが、日本人である私がつけると、なんか線香臭いな〜と思ってしまうんです。。
香りの持続性も短い
あと、香りの持続性もかなり短いという点もデメリットです。
よく言えば、バシャバシャつけられる軽やかさが魅力。
悪く言えば、薄くて1〜2時間で消えてしまう…
という感じです。
おすすめのTPO・シーン・年齢層など
おすすめのTPO:オフィス・通勤通学・学校・休日、デートなどなど、ほぼ全てに対応
年齢層:10代後半〜死ぬまで
季節:春〜夏がベストだが、秋冬でも違和感はない
時間帯:朝から夜まで万能。あらゆるタイミングでリフレッシュしたいときに◎
服装:スーツ、カジュアルなど、あらゆる服装に馴染む。
避けるべきシーン:特になし。
アクアディジオは潮風のように軽やかなので、あらゆる服装やシーンにスッと馴染みます。
かっちりきめたスリーピースのスーツに合わせてもサマになります。
逆に思いっきりくだけたTシャツ短パンサンダルスタイルにも合うという万能ぶり。
もちろん、その中間の休日のオシャレ着などにもバッチリ合います。
ビジネスシーンからデート、休日ののんびりに至るまで、あらゆるシーンに溶け込みます。
今流行りの「モテ香水」ではない気がする
ただ、先ほども言ったように、ラストノートが少し「線香臭い」という特徴があるので、デート・クラブ・ナンパなどで女性ウケできるかどうかは、正直微妙。
アンパイを狙う香水ではないですね。
この香りが好きで好きでたまらない…という人が「自分のリラックスのために」つけるべき香水という感じ。
他人、特に女の子からの反応を期待して付けてしまうと、肩透かしを食らうかもしれません。
アクアディジオプールオムは香りも薄めですし、少量だとそもそも気づかれない可能性も。
あくまでも自分のリフレッシュ用途という感じ。
ぼく自身は、外出用というよりは、自己満足用としてアクアディジオを使っていますw
風呂上がりやシャワーを浴びた後などにシュシュっと首元につけて香りを味わっています。
まとめ:女ウケ?なにそれ?我が道をいくオトコたちへ向けた香水
はい、というわけで今回は
世界一売れてるメンズ香水!?アクアディジオプールオム【香水マニアのレビュー】
というテーマでございました。
この香りはホントにハマるんですよね…。
海の潮風をいつでもどこでも、手軽に味わえるという面白い香水です。
世界中で売れている理由もその辺りにありそうです。
女ウケ香水が欲しい!
というよりは、オトコたちの日々のリフレッシュ用。
オレが好きな香りだけをオレは纏うぜ!
そんな感じかなと。
唯我独尊。
もちろん、この香りが好きな女性もたくさんいると思います。
特にトップノートはかなり好印象なはず。
なのですが、やっぱりラストの「お線香感」がどうしてもクセありなので、女性ウケ目的では使い方が非常にむずかしいですかね〜。
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