楽器演奏のためのマンション床防音DIYですが、
前回の静床マット+遮音シートに引き続き、まだ不安だったのでP防振マットという極厚の防音マットを床に敷いてみました。
これで、
極厚遮音シート(ダイケン455H)
+
P防振マット
+
静床マット(防音カーペット)
という、3重構成に。
ここまでやれば、かなりの効果が出るだろうと期待しております。
前回の記事↓
目的は、ぼく自身がアコースティックギターを弾くので、その音を階下に極力伝えないためです。
効果のほどはまだ不明ですが、さすがにかなりの防音はされていると思いたいですね…。
というわけで、今回の記事では、
ピアリビングというメーカーがオリジナルで作っている「P防振マット」の詳細や、じっさいに敷き詰めている様子などを写真をたくさん交えてお届けします。
ピアリビングのP防振マットが届いた
こちらが、今回追加で購入したピアリビングの防音マット「P防振マット」です。
フレーク状のゴムで作られており、厚みは5mm。
10mmのタイプもありますが、今回は5mmのタイプがちょうど運よくメルカリで激安で出品されていたので、5mmを8枚ゲットしました。
P防振マットの遮音性能がハンパなく優秀!
P防振マットの遮音性能は、以下のグラフの通り↓
遮音性能がめちゃくちゃ優秀なんですよね、P防振マット。
5mmタイプでも500hz(ちょうど人の話し声などの音の高さ)で、驚きの-30dB!
10mmタイプだと、-35~6dB。
遮音シートとして人気のものの多くは-15dBくらいなので、段違いの性能です。
すでに床に敷き詰め済みの音楽用遮音シートの「ダイケン455H」でも、遮音性能は-28dBなので、このP防振マットはそれをさらに上回っています。
サンダムE45という遮音マットも良さげ
P防振マットのライバルとして、挙げられるのが「サンダムE45」という遮音マット。
こちらも音楽などの空気伝搬音を効率的に遮音してくれるスグレモノだそうな。
厚みは4mmのゴム製で、遮音性能はおそらく-25dB以上はあると思います。
というのも、サンダムの公式サイトにE45の遮音性能の詳しい情報が載っていないんですよね…。。
同じシリーズであるE30(30mmのタイプ)までは、詳しいグラフが掲載されているのですが、E40とE45に関しては、衝撃音の軽減グラフだけで、遮音性能のグラフは見当たりませぬ。
E30が-23dBなので、E45はおそらく-30dB付近という感じでしょうね。
サンダムE45はP防振マット5mmよりも1.7倍の密度
ちなみに、遮音や防音は、「密度」や「重量」が最も大切と言われています。
P防振マットは、
厚み:5mm
密度:1000kg/m3
重量:4~4.4kg(910mmx910mm)
ゼオンのサンダムE45は
厚み:4mm(+不織布0.5mm)
密度:6.8kg/m2(面密度)
重量:5.6kg(910mmx910mm)
となっています。
密度がm3と面密度表記なのでややこしいですが、どうやらE45の方が1.7倍の密度と重量がある模様。(同じ厚みで比較した場合)
ハナシが長くなりましたが、E45の方は正確な遮音性能が書いていなかったし、P防振マットがメルカリで爆安だったこともあり、今回はP防振マットを選びました。
どうしてもシビアに防音したい場合は、E45の方が重量があるので、E45の方が良さげですね。
重ければ重いほど、基本的には防音効果に優れています。
静床ライトと遮音シートの間にP防振マットを敷き詰める
では、床に敷いていきます。
フレーク状のゴムということで、よくみると確かに細かいゴムが圧縮されてできていますね。
見た目的に、ボロボロ崩れてきそうですが、擦ったりしても大丈夫です。
中古だったので、臭いもほとんど気になりません。
まずはすでに敷いてあった静床マットを取り除き、下地に敷き詰めたダイケンの遮音シート455Hがお目見え。
ダイケンの遮音シートの上に、今回のP防振マットを追加する感じで行きます。
うむ、厚みもあって頼もしい。
ただ、思ったよりも軽い感じなので、ずっしり感はイマイチですかね。
やはり、ガチで防音したい場合は、10mmのタイプか、サンダムE45の方が良かったかもなぁ。
今回、メルカリで8枚だけ買ったので、6畳間を全て敷き詰めることは不可能でした。
なので、ギターを弾く真下あたりに重点的に敷き詰めました。
う〜ん…結構な段差ができちゃってますね…汗
5mmって、意外に分厚いです。
静床ライト(防音カーペット)でフタをして、完了。
ぱっと見だと平な感じですが、足で踏んだりすると、流石に凸凹の段差が気になりますね。。
これはやっぱり、気持ち悪い…汗。
追加で新品のP防振マットを買って、きちんと床全体に敷き詰めようかな。
その方が防音・遮音もしっかりできそうですし。
ちなみに、6畳間全てにP防振マットを敷き詰めるには、少なくても20枚ほどは必要です。
新品で買うと一枚1760円なので、けっこうなお値段になりますな汗
左がダイケンの455H遮音シートで、右がピアリビングのP防振マットです。
ダイケンの455Hの方が一枚物って感じで、隙間がなくて頼もしいですね〜。
455Hは2.8mmの薄さなのに、遮音性能が-28dBという優れものです。
これらをダブルで敷いていて、さらにその上には吸音材の役割もある静床ライトを敷き詰めているのですから、さすがにかなりの防音効果はあるはず!
まとめ
はい、というわけで今回は
ピアリビングの防音マット「P防振マット5mmタイプ」を買って敷いてみた!
というテーマでございました。
P防振マット単体だけでも遮音性能が-30dBということなので、確実に防音効果がアップしていることは間違い無いのですが、思ったよりも重量が軽めなので、ちょっと不安ですね。
サンダムのE45の方が、同じくらいの厚み(4mm)で、重量は上なので、そっちでも良かったかも。
とはいえ、P防振マットは、程よく柔らかいので、足音などはマジでほぼ無音になりましたし、衝撃音などはほぼほぼ抑えられていると思います。
今回買ったもの↓
欲しいもの↓
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