どうも、元ガチミニマリストのブロガーてつです。
今もモノは少なめですが、以前は「家」さえも断捨離して海外ノマドしながら暮らしていたりもしました。
今回は、ミニマリストのデメリットについて語ります。
結論からいうと、

ずっとミニマリスト生活をし続けるのは、視野が狭くなるので危険!

2〜3年ごとくらいにモノを増やして普通の生活も取り入れる「サイクル法」がベストだと思う!
という内容です。
ミニマリストって、「ミニマリスト」っていう概念自体に縛られちゃう恐れがあるので、あまりガチガチにこだわると、成長チャンスすら逃してしまう危険があり、本末転倒になるかもよ…という話です。
ぼくの経歴
ぼく自身の経歴はこんな感じ↓
元々、モノで溢れかえる汚部屋(東京)
↓
片付けに目覚めてミニマリスト化
↓
家も断捨離して海外ノマドワーカーに
↓
福岡に定住し2年半が経過
↓
またモノが徐々に増えつつある←イマココ
という感じです。
東京の家に住んでいた時も、「洗濯機」「冷蔵庫」「テレビ」「電子レンジ」などの一般的な家電製品を処分してガチ目なミニマリストとして生活しておりました。
ですが、福岡に移住してきて早2年半ほど。
徐々に普通にモノがまた増えつつあります。
普通に生活してると気づいたらモノが増える
やっぱり普通に生活していると、どうしてもモノって増えますよね。
ぼくは男なので、パソコン系のガジェットやオーディオ、筋トレグッズやサプリなど。
服とかバッグとかもずいぶん増えましたね。
メルカリにハマったということもあり(笑)どんどん欲しいものを買っちゃっている昨今です。
昔のガチミニマリスト時代のぼくが今の自分をみたら、

うわ〜モノ増やしすぎww美しくないなぁww
と思うでしょう。
デメリット:ミニマリストにこだわりすぎるのは危険
でも、ぼく的には、モノを増やすのも悪くないなと思っております。
というのも、
ミニマリストにこだわりすぎて、モノをできるだけ所有しないということにあまりにも執着してしまう人ってたまにいますよね?
そういう人って、その人自身が「ミニマリストである自分」という概念を「所有」してしまっているんですよね。

私はミニマリスト!すごいだろ!(自己陶酔)
ミイラ取りがミイラになってしまっているというか、モノは所有していないんだけど、「ミニマリストであるアイデンティティ」という概念を自分の中でどんどん大きくしてしまっている。
そして、それを手放すことを恐れてしまっている。
ように思えます。
本来、ミニマリストっていうのは、ただの曖昧な言葉なのに、いつの間にか、そのミニマリストという定義に、自分自身が縛られてしまう。
これだと、かなり本末転倒ですよね。
2〜3年スパンでミニマリストとマキシマリストを繰り返す
汚部屋⇒
持ち物はスーツケース一個に全て収まる海外ノマドミニマリスト⇒
そして普通レベル
という3段階を経験してきた今のぼく。
ここで発見したベストな方法が、
2〜3年スパンでモノを増やす時期と減らす「断捨離」を繰り返す。
というもの。
ミニマリスト
↓
マキシマリスト
↓
ミニマリスト
↓以下ループ
ようするに、バランスです。
モノも持ちすぎても、身動きが取れなくなり、モノ自体に身も心も縛られます。
これは汚部屋時代に痛いほど痛感済み。
かといって、な〜んにもないミニマリスト生活をしていても、成長の機会を逃しやすくなります。
自分が「これが欲しい!」と思っているのに、

いやいや…ワタシはミニマリストだから、これは買ってはいけない…涙
と、心のどこかで思ってしまったら、自分自身にウソをついていることになります。
そういう自分自身の素直な願望を抑え込んでいると、いずれ反動がきて、別のところでストレス解消を試みるようになってしまったりします。
それが、ミニマリストが陥るワナです。
「ミニマリスト」という幻想を自分自身が「所有」してしまう…という、皮肉な構造になってしまう。

モノは持っていなくても、あまり自由じゃないな!
現時点での答え
モノが溢れる汚部屋でもダメ。
ミニマリストに固執しすぎてもダメ。
となると、結論は至ってシンプル。
モノを増やしすぎず、きちんと自分が欲しいモノは手に入れる。
という、当たり前の結論に辿り着きます笑
欲しいモノは手に入れ、いらなくなったモノはサクッと手放せる。
そんなフットワークの軽さを手に入れましょう。
モノの新陳代謝は、あなた自身の新陳代謝でもあります。
一般的に、モノを買うのは、捨てるよりもカンタン。
だから多くの人は、モノだけ増えてしまい、捨てられずに、気がつくとモノだらけのゴチャゴチャした汚部屋になってしまうのです。
そういう意味では、まずは徹底的に断捨離して、ミニマリストに振り切るのも有効です。
1年目:断捨離してミニマリスト化
2年目:ちょいモノが増えてきた
3年目:割とモノが増えてきたから、一気に断捨離
↓
4年目:またミニマリスト気味に回帰
↓以下ループ
みたいな「数年単位のミニマリスト⇒モノ増やし期」の循環が一番バランスがいい気がしております。
こうすれば、2〜3年単位で本当に自分に必要なアイテムに出会えますし、モノも増えすぎず、古い価値観に縛られず、常に最新の状態に保つことができます。
まとめ:とはいえまずは断捨離してミニマリスト化がおすすめ
はい、というわけで今回は
ミニマリストのデメリットである「停滞/意固地/脱成長思考/視野が狭くなる」から抜け出す方法
というテーマで話してみました。
なんかミニマリストをディスるような内容になってしまいましたが、基本的にミニマリストの考え方は今でも大好きです。
断捨離のテクニックが身につくので、一度はやってみるべきです。
いつでもミニマリストになれるスキルを持ちつつ、あえて意図的にモノを増やすフェーズ(2〜3年)を設ける。
モノを増やしつつ、モノに執着しない。
モノを減らしつつ、概念に執着しない。
これこそが真のミニマリストかなと。
今、これをお読みのあなたの部屋がモノで溢れ気味ならば、最初のスタート地点は、ミニマリストを目指す感じでいいと思います。
まずはそこからです。
参考図書↓
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