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アファメーションに金額や数字を入れるやり方は逆効果!?無意味?かもという話

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どうも、アファメーション研究家のてつです。

アファメーション。

叶えたい夢や目標・ビジョンなどを文章化して、それを毎日読み上げる…。

そんな行為です。

アファメーションの文章の作り方もいろいろ。

現在完了形「〜している。〜になっている。」

現在進行形「〜になりつつある。〜しつつある。」

など、文章の時制に着目する人は多いですが、

数字」の扱いに注意を払う人はあまり多くないのでは?

 

アファメーション関連のネット記事や本などでは、

目標は具体的に、細かい数字・金額を設定するべき!

そのほうが、よりリアリティが増すので、潜在意識を書き換えられるのだ!

という意見も多いです。

 

わたしは年収3千万円達成している!!

わたしは〇〇キロ痩せている!

みたいな数字入りのアファメーション文章を唱えている人も多いのではないでしょうか?

 

ですが、果たしてこれは本当に潜在意識に届いているでしょうか?

ぼく個人的には、「数字」の扱いにはかなりシビアになった方がいいと思う派です。

もっというと、数字自体はアファメーション文章の中に入れない方がいいと考えています。

 

それはなぜかというと、

具体的な数字を入れてしまうと、潜在意識よりも顕在意識が優位になってしまう

と考えられるからです。

 

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潜在意識は「数字」を認識できるのか問題

私たちの脳は、旧石器時代からほとんど変わっていないと言われています。

つまり、潜在意識もまた、かなり原始的な事柄しか認識できていないと考えられます。

参考:人類の脳、3万年で1割縮小 進化か退化か?

 

なので、細かい数字などは、潜在意識にとっては、

「意味のわからない単語」

になってしまっている可能性が高いのです。

それどころか、マイナス作用すらあると思っています。

というのも、せっかくアファメーションで潜在意識を書き換えようとしているのに、

数字を読み上げることによって、

一気に脳のモードが潜在意識優位から、顕在意識モードになってしまう危険性があるのです。

 

潜在意識さん:
年収?3000万?なにそれ??意味わからんから、顕在意識さんを起こそ〜っと。ワシは眠る!

 

わかりやすくいうと

数字を入れないアファメーション=潜在意識がそのまま吸収できる

数字を入れた途端=顕在意識が優位になってしまい、無意味なアファメーションになってしまう

という話です。

 

原始的な脳が理解できない「数字」という概念をアファメーション文章に入れてしまうことによって、潜在意識に全然届かない行為になってしまう可能性がある

ということです。

年収アファメーションはむしろ逆効果の可能性も

例をあげると、

私はすでに年収3000万円達成している!

というアファメーション文章があるとします。

 

これを読んでいる時の心理状態は、以下のようになっているはず↓

潜在意識さん:
年収?3000万?なにそれ??意味わからんから、顕在意識起こそ〜っと。ワシは眠る!

顕在意識さん:
年収3000万円?はいはい、確かにすごいよね。でもホントに達成できるの?根拠は?てか、もう少し目標低めでもいいんじゃないの?いや、アファメーションなんだから、ガツンともっと1億円とか言った方がいいんかな…??頭が混乱する〜正解が全然わからん〜涙

あなた:
う〜ん…毎日読み上げてるけど、正直、全然マインドがいい方向に変わらないなぁ…アファメーションなんて意味ないのかな??

という感じ。

 

ようするに、

潜在意識が認識できない「数字」というものを登場させてしまうと、その時点で顕在意識が目覚めてしまい、

そして、顕在意識も、その数字についてアレコレ余計なことを考え始めてしまう…

という状況が生まれてしまうのです。

これでは、アファメーション本来の目的である「潜在意識の書き換え」という目的からずれてしまっています。

数字ではなくて、その先のビジョンに着目すべき

じゃあ、どうしたらいいんだよ!そうは言っても、オレの目標は年収3000万円なんだよ!

と、キレる気持ちもよくわかります。

大丈夫です。

ちゃんと解決方法を用意してあります。

 

それが、

目標人物や欲しいもの

に変えるということです。

金額という数字ではなくて、なりたい理想の人の名前だったり、どうしても手に入れたいモノの名前だったり。

そういうわかりやすい文章にしましょう。

 

年収3000万円達成している状態になったら、なにが目の前に見えているはずか?

お金という数字ではなくて、それを達成した先にあるイメージ。ビジョン。風景。感情。

ここを意識するのです。

小学生低学年のあなたがワクワクできる文章ですか?

さらにいうと、アファメーション文章はできるだけ単純明快に。

一見バカバカしいほど単純にしてください。

コツは、

小学生低学年の子供でも理解できる文章

です。

 

先ほども言いましたが、

我々の脳は旧石器時代からほとんど変化していません。

なので、小難しい単語や数字は、いくらアファメーションしても、ほとんどムダ。

スルーされて、さらには顕在意識を起こしてしまう可能性もあるので、むしろ逆効果になっている場合も考えられます。

 

だから、小学生低学年くらいの子供でも理解できる・聴いてワクワクできるような内容にまで徹底的に単純に、わかりやすくする必要があるのです。

 

年収3000万円になっている

=すっげえカッコいいクルマたくさん持ってる・最新のフェラーリに乗っている

=広〜い豪邸に住んでいる・オシャレな高級マンションに住んでいる

〇〇キロダイエットできている

=モデルの〇〇さんみたいなスタイル抜群になっている

 

という感じ。

一見バカバカしいですが、

こういう「小学生が読むマンガレベルの文章」の方が、潜在意識に入り込みやすいと考えます。

 

名探偵コナンとかでは、頻繁にわかりやすいお金持ちが登場しますよね。

毎回スーパーカーに乗っていたり、豪邸に住んでいたり。

女性なら、キレイなドレスや洋服を着てキラキラ光る宝石を身につけていたり。

そういう「コテコテ」なレベル感が一番潜在意識に入り込みやすいです。

3つ子の魂100まで

という諺もあります。

我々の潜在意識は、想像以上に「赤ちゃん・幼児レベル」だと思ってください。

[科学的にも証明されたことわざ]
「三つ子の魂百まで」この言葉を聞いたことがありますか。 これは3歳頃までに人格や性格は形成され、100歳までそれは変わらない。 という意味で使われることわざです。
ことわざなんて迷信でしょと思われて方、この言葉についてはそんなことはありません。
乳幼児期に人格形成の基本が出来上がるということは科学的に証明されています。
脳の発達に関係するニューロンの数が1歳頃でピークを迎えるということもわかっています。

引用元:乳幼児教育で絶対に意識したい「三つ子の魂百まで」

まとめ:数字よりも、バカバカしいくらいな単純さを優先すべし

はい、というわけで今回は、

アファメーションに数字を入れるのは逆効果!?な理由

というテーマはお話ししました。

 

数字の扱いにはシビアになってください。

できれば、使わない方がいいです。

 

「年収」などという概念は、

潜在意識ではほとんど認識できず、理解できないからです。

 

それに、選択肢が多すぎて、迷いが生じ、

結果的に顕在意識さんが呼び起こされてしまい、潜在意識には届かない…

というアファメーションになってしまいがちです。

 

アファメーション文章を作るときは、常に

①小学生低学年の時の自分が読んでもワクワクするかな?理解できるかな?

②数字はできるだけ使わない。

というチェックポイントを必ずもうけて確認してください。

これを意識するだけでもかなり「入りやすさ」が変わります。

 

※どうしても「これ!」「絶対にこれ!むしろこれ以外は欲しくない!」という強烈なビジョンがある場合は、逆に超具体的に、徹底的に細かく文章に落とし込んだ方がいい場合もあります。

 

「他の選択肢でもいいかな…」

くらいのテーマ(年収の金額など)では、あえてあいまいにしておき、

「絶対にこれを手に入れる!」

という対象物がある場合は、徹底的に具体的に。

 

そういう使い分けが必要です。

 

年収3000万円!

と言ってしまうと、

なんで2000万円じゃないの?

なんで5000万円じゃないの?

500万円でも十分じゃね?

と、余計な思考が生まれてしまいます。

 

逆に、

「年収一億円!」

とかにしてしまうと、今度は、

そうは言っても、ホントにできるかな…

というネガティブな気持ちも湧きやすくなります。

 

つまり、金額・数字の扱いというのは、

最適解の設定が非常にむずかしいのです。

 

どの金額に設定しても、必ず迷いが生じてしまい、永遠に疑問から解放されません。

 

それよりは、

「超リッチなお金持ちになっている!」

くらいの疑いの余地が一切ないレベルに単純化された文章

の方が、すんなりと潜在意識に入りますよという話です。

 

我々大人は、どうしても頭で考えてしまいがち。

頭で考えている時点で、潜在意識よりも顕在意識優位になってしまっている…という盲点ですね。

投資やコンピュータープログラミングの有名な言葉で『KISSの原則』というものがあります。

KISSの原則とは、“Keep it simple, stupid.”(簡潔にしておけ、この間抜け!)という格言の頭文字を取ったもの。人工物の設計などに際して可能な限りシンプルさを保つべきであるとする原則を表している。
人間、物事をうまくやろうとしたり、良いものを作り出そうとすると、しばしば複雑で込み入った構造や機構、仕組み、やり方を採用してしまいがちだが、複雑さはそれ自体がリスクや価値の毀損となり得るため、シンプルさを追求すべきとする考え方である。

引用元:KISSの原則(Keep it simple, stupid.)とは – IT用語辞典 e-Words

 

なので、

小学生低学年の自分でもワクワクできる文章か?

もっというと、幼稚園児でも理解できる文章か?

というレベル感のコントロールがアファメーションにはかなり大切なのです。

 

単純でシンプルなものの方が、より強力である。

ということ。

 

以上です。

 

参考↓

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