原因と結果。
実にシンプルですが、これほどまでにぼくらの人生の行く先を左右している言葉もそうそうないです。
あたりまえですが畑にタネをまかないと作物は育ちませんし、作物が育たなければ、大地の恵みを受け取ることもできません。
狩りをするにしても、実際に狩りにでなければ、偶然ひょっこりと目の前に弱った動物があわられてくれるのを待つしかありません。
普遍的な原因と結果の法則はネット社会でますます活きる
作物を育てるにしても、狩りをするにしても、飢えないために一番確実なのは、しっかりと原因を作っておくことです。
タネを蒔いて、水を与える、肥料をあげて、害虫から大事な実を守る。
狩りにでるために武器を揃える、実際に狩りをするためにカラダを鍛える。
現代のビジネスにおいてもこういった普遍的な原因と結果の法則は当てはまります。
というか、ネットビジネスが個人にどんどんと解放されて行く流れの中で、今まで以上に普遍的な原因と結果を意識できるかどうかが収入に直結していく時代に突入しています。
コンテンツというタネが自動で拡散されていく
農作物を育てるたとえで話を続けましょう。
スマホアプリやパソコンなどのテクノロジーが発達した時代で、タネを蒔くことや畑に水をあげること、肥料をあげることなどの「雑務」といえるようなことはコンピューターでもできることだし、これからどんどんそういう事務的な作業は自動化されていきます。
なので、ぼくらがしなければいけないのは、もっと大元の原因を作り出す行為、つまり「どんなタネを蒔くのか」ということを決めることです。
「蒔くためのタネを作り出す」とも言えるかもしれません。
要は、コンテンツを作り出す能力です。
これこそが、これからの時代の新しい「原因」であり、成功への布石と言えます。
タネを作り出すことに集中できる時代
原因が生じて、結果が出るまでのプロセスは、ほぼ自動化され、機械やAIがしてくれるようになっています。
具体的に言えば、ブログ記事を書いて投稿すれば、グーグルがそのコンテンツを必要としている人の元に検索結果というカタチで表示してくれて、おまけにその人に見合った広告まで表示してくれる。
水や肥料をあげる行為にしても、ツイッターのあなたの過去のツイートを自動で定期的に発信してくれるbotサービスなどもあるし、SNSのマーケティングも多少お金を払えば、簡単にアウトソーシングできます。
あなたのコンテンツをウイルスという害虫から守るソフトもレンタルサーバーなどのオプションサービスで受けられる。
こんな感じで、今まで農業やビジネスをしようとすると、必然的に大規模、大人数の会社という組織を組まなくてはいけなかったのが、今では「タネを作り出せる人」が一人いればあとは全てコンピューターのシステムが、タネを蒔く作業、水やりなどをしてくれるのですね。
まとめ〜時間を切り売りしない〜
学生のうちからアルバイトをすることは、学費を稼ぐためや、交遊費を稼ぐためにある程度必要かもしれませんが、時間給で働きすぎるとあまりよくない考え方が染み付いてしまう恐れがありますよね。
どうしてもタネ、コンテンツを作り出すという発想ができずに、時間を売ってお金をもらうという考えになってしまいがち。
そうではなくて、タネを生み出すほうに意識を向けて、その他の作業をいかに自動化できるのかに気づきましょう。
あとはあなたがタネを生み出すことに集中するだけで、ビジネスは勝手に回り始めますから。
では。