トラーパニ/Trapaniってシチリアの観光地の中でも地味というか、塩業の街であまり観光スポットがないイメージだったんですけど、いざ行ってみると海は綺麗だし、夕日も見れるし、ご飯は美味しいしで、今回のシチリア一周旅行の中でもかなり楽しい滞在となりました。
Mount Erice and Trapani the historical port town in Sicily. pic.twitter.com/1AbJHEZY
— Pamela Bono (@italytolet) 2012年10月2日
そんなトラーパニで泊まったホテル、アルベルゴマッコッタ/Albergo Maccottaが立地もよく、リーズナブルな価格設定で安く泊まれて、朝食もしっかりしていて定宿として最適だなぁと思ったので紹介してみますね。
港のバス停から徒歩5分以内!
何と言ってもこのホテルの魅力はその立地の良さにあるでしょうね。
パレルモからのバスが着いたり、ファヴィニャーナ島などのエガウディ諸島行きのフェリー乗り場があるポート(港)のバス停から本当に歩いてすぐの立地。
トラーパニの観光スポットは主にこの港周辺の旧市街/チェントロストリコにたくさんあるので街の雰囲気を味わうのにもぜひ港に近い立地に宿を取るのがいいでしょう。
鉄道の駅前の方にも安めのホテルがあるんですが、街の雰囲気がいい場所に泊まった方が夜に散策するときなど楽しいですよね。
パレルモからトラーパニに来る時ってバスで到着する場合が多いと思うんです。
レンタカーで移動しているのなら話は変わってきますが、パレルモから電車だとやたら時間がかかるので、だいたいバスで終点の港まで来ることになると思いますのでやっぱりバス停に近い立地のホテルは便利ですね。
港の近くにも駐車場がありました。
いい意味で「普通」のホテル
設備やサービスに関してなんですが、僕らが泊まったのはトリプルルーム。
エレベーターで上がった3階にある部屋です。
水周りも特に問題なく、クーラーもついており、至って普通のホテルです、もちろんいい意味で。
構造的に中庭が吹き抜けになっていて天井の窓から建物全体に光が差し込んでおり、館内は明るくて好印象。
(朝食が取れるカフェ・バール)
僕らが泊まった部屋はバスタブはありませんでしたが、このランク、値段のホテルにあまり多くを求めない方がいいでしょう。
6月の中旬で、トリプルルームが80ユーロほどでしたからねぇ。
一人3500円くらいで泊まれるわけですからお得感あります。
フロントのおっちゃんの対応が事務的で少し無愛想でしたが、シチリアに限らず、イタリア人は機嫌によって親切だったり無気力状態だったりするので、それに一喜一憂していてもこちらの調子が狂うだけです。
最低限のサービスが受けられればそれでよしとする精神で常に行動することが大事ですな。
で、嬉しいサービスを受けた時はちゃんとお礼を伝えると。
ホテルのオススメレストランが大当たり!
あと、このホテルの印象をあげてくれたのが、ホテルに置いてあった街の観光地図に乗っていたレストランが超がつくほどの大当たりで美味しかったことなんですよ。
トラットリア・デル・コルソ/Trattoria del corso
詳しくは別の記事にしてしっかりレビューしようと思ってるので乞うご期待です!
夕食を食べるにあたって、トリップアドバイザーやグーグルマップで色々調べてたんですが、一緒に行った父が、「こういう街の中心にあるこ慣れた感じのホテルがオススメしている食堂は美味いことが多いぞ。」という頼もしい発言。
特に市役所なんかの近くにある安い食堂は、常連が多く美味しいことが多いとのこと。
で、そのTrattoria del corsoもトラーパニの市役所、町役場?に近く、古くからやっている雰囲気だったので入店。
結果大正解だったと。
やるな親父w
朝食は3ユーロでがっつり食べられます。
朝食もシチリア、南イタリアらしくパンもクロワッサンやチョコ系など数種、フルーツにハム、チーズ、フレッシュジュースなど安定感ある内容。
特に新鮮なチーズが食べ放題なのが嬉しい!
もちろん淹れたてのカプチーノをバーで作ってくれます。
朝食の料金は別料金で一人3ユーロでした。
そんなわけでまさに「設備、朝食など無難で立地は最高」といったこのホテル。
肩肘張らない感じがちょうどいいのがとても気に入りました。
またトラパニに行ったらこのホテルに滞在するでしょう。
次はそのオススメのトラットリアを紹介してみたいと思います。
では。