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トラーパニのレストラン「Trattoria del corso」が超オススメ!最高に旨いシーフードが味わえます!

どうも、てつです。

 

いや〜今回紹介するお店は最高ですよ!

 

シチリアの塩田で有名な街、トラーパニ/Trapaniにあるトラットリアなんですが、今回の10日間シチリア一周旅行で食べた食事の中でもダントツのクオリティーで最高の食体験ができたお店を紹介します。

 

その名も「Trattoria Del Corso」

 

早速語っていきますね。

 

バナー黒板風

ローカル感たっぷりの家族経営トラットリア

 

この「トラットリア・デル・コルソ」というお店、トリップアドバイザーやグーグルマップでレビュー数もそれほど多くなく、普通に観光していたら絶対にスルーしていたと思うんですが、今回のトラパニ滞在のホテル「アルベルゴマッコッタ」に置いてあった地図にさりげなくオススメとして書かれていたので、同行していた父がそれに反応して、「こういうくだけた感じのホテルが紹介している食堂は美味いことが多いぞ。」という謎の自慢を見せたので、店の前まで覗きに行ったのでした。

 

 

場所はポートのバス停と鉄道駅のちょうど真ん中辺りで、観光エリアから徒歩圏内。

 

 

いきなりくら〜い写真ですいません、、w

 

夜も更けていたので暗い写真しか撮れなかったんですが、外の看板です。

 

外観はかなり家庭的な感じで、本当に地元の食堂といった風情で、一見の観光客は少しばかり入りづらい印象。

 

 

ドアには薄いレースのカーテンがしてあり店の中は人が賑わっているのがわかる程度。

 

 

店の外のメニューをチェック。

 

うん、値段もお手頃だしここにしてみようということでいざ入店です。

 

ちなみにこのお店、場所がトラーパニの市役所、町役場?にほど近く、そういうロケーションも地元の人に愛されている食堂の共通点だとうちの父親はまたしても謎の自信を見せていますw

 

 

魚も野菜も食材のレベルが超高い、、

 

で、入店してみると、印象は一転、明るい店内で、内装も食堂っぽさもありつつそこはイタリア、おしゃれなこじんまりとしたレストランです。

 

 

席につき、とりあえずスパークリングウォーターを飲みながらメニューを決めていきます。

 

皆でシェアしたメニューはこんな感じ。

タコのサラダマリネ
魚介のフライ盛り合わせ
野菜サラダ
イカスミスパゲッティ
魚介のクスクス
ムール貝蒸し
ハウスワイン白

 

 

一番高いメニューが魚介のフライ盛り合わせとクスクスで、共に12ユーロだったのは覚えております。

 

特にハウスワインデカンタが一本3ユーロでした!

 

安っ!

 

しかもこのワインが実に美味いこと。

 

白ワインを飲みながら待つことしばし、、

 

料理が前菜から運ばれてきました。

 

 

真ん中のが僕が頼んだタコのマリネサラダ。

 

日本で食べるタコよりふわっとしていて滑らかな舌触りが特徴で美味しいです。

 

そして極め付けは魚介のフライ盛り合わせと野菜のサラダ!

 

フライはイカ、えび、白身魚、仔蛸などかなりのボリュームで、食べたことがないくらいどれも新鮮でマジでびっくりしました。

 

普通フライってそんなに新鮮だと思わないというか、いい意味で裏切られましたよ。

 

まるでお刺身を目の前で良質なオリーブオイルでカラッとあげたようなと言えば多少イメージが湧くんじゃないでしょうか?

 

しかもこの街は有名な塩の街。

 

レモンをかけていただくと、食材が持っているほのかな海の風味とトラパニの塩とレモンの香りが混ざり合い、、、

 

こんな美味いフリット、揚げ物を食べたのは初めてでした。

 

で、もう一つの野菜のサラダも超新鮮で、きのこ類なんて、本当に採ってきたばっかりのような歯ごたえ。

 

一体このレストラン、どんなルートで仕入れているの?

 

と首をかしげるくらいどれもこれも食材のレベルが高いです。

 

 

オーガニックローカルオリーブオイルというこだわり

 

パスタは港町ということで、美味しそうなイカスミスパゲッティをチョイス。

 

これも実に濃厚な味わいで良いし、クスクスも魚介の出汁スープが香り高く良い。

 

ムール貝もプリップリでまさに「今」採ってきたような新鮮さ。

 

テーブルにはこだわりのトラパーニ産オーガニックオリーブオイル。

 

塩もやっぱり全然違ってなんて言うんでしょう、、

 

安い塩ってただ単に「しょっぱさ」だけを追加するものでしかないと思うんですが、

 

トラーパニの塩はもっと塩自体だけで調味料
として機能してしまうような、そんな「旨味」みたいなものを持っているんですよね。

 

ほのかな甘味のようなものも感じるという。。

 

やっぱり料理における塩のクオリティの大事さを再確認しました。

 

 

マンマの味

 

もうひとつ、このお店の興味深い部分はというと、

 

シェフの方がみなさん女性だったんですよ!

 

 

キッチンでフライパンを急がしそうに振る「マンマ」?

 

イタリア料理はもともと家庭料理であり、女性が発展させてきたという歴史があります。

 

フレンチなどな比較的男性的で、技巧を凝らしたものが多いことに比べ、イタリアンは新鮮な材料さえあれば簡単にさっと作れるのが特徴のひとつですよね。

 

よそ行きのおいしい料理というよりは、毎日食べても飽きのこないイタリア料理の魅力は、そんな「マンマ」の味が源流になっているからだそうなんです。

 

そんなイタリアンのひとつの「ありのままの形」をこの女性シェフメインのお店で強く感じました。

 

皆さんもトラーパニに行くことがあれば、ぜひこのトラットリア・デル・コルソにいってみてくださいね!

 

最高においしい料理を味わえますから!

 

では。

 



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