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【コラム】学校のマスク着用に対して保護者たちが文科省に不満

【コラム】学校のマスク着用に対して保護者たちが文科省に怒っている件

Twitterで

#文科省はマスク推奨を撤回して

というハッシュタグがトレンド入りしていました。

 

学校でのマスク着用が長期化する中、さすがに親から不満が溜まっているようです。

もう3年か…。

ずっとマスク着用生活を強いられている子供たちはたしかに悲惨ですよね。

バナー黒板風

マスク生活も3年目。さすがに保護者たちにも不満が募る

マスクだと表情を読み取りながら成長する機会も奪われるし、消毒+マスクでほぼ無菌状態で過ごすということは、将来的に風邪にかかりやすくなったり、ウイルスに対して脆弱に育ってしまう可能性もありそうです。

子供のメンタル面にもかなり影響ありますよね。

 

そこで

「文科省が出しているマスク推奨を撤廃してくれ〜!」

と一部の保護者たちがTwitter上で声を上げているという状況。

 

ぼく自身、この主張はめちゃくちゃ同意できます。

ぼくも子供がいたら、絶対マスクとか四六時中させたくないと思いますね。

文科省の中の人の気持ちもそれはそれでわかる

ただ、文科省の人の立場になって考えてみると、

それはそれでなかなか「マスク外してください」と言えないという気持ちもわかります。

 

もしマスク外させて、それで子供がたくさんウイルス感染した!死人が出た!

なんてメディアに報道されたら、一瞬でキャリアが吹き飛びますからね…。。

 

というわけで、官僚側としては

具体的に叩かれるようなリスクがないような方向

で物事が進みます。

WHOなどの海外組織が収束宣言をしない限り、安全側という基本スタンスは崩せないでしょう。

物事を変えたかったら、地域住民の連帯しかないけど…

市民はお上の意思決定に従い、行動できずにいる。

お上の意向に反して行動して何か起こった時に、叩かれるのが怖いから。

 

お上もお上で、市民から叩かれるリスクは避ける。

 

結局お上も市民も、叩かれるリスクを避けて行動しているというわけです。

 

こういう現状を変えるには、

地域市民が団結して行動を変える

しかないんじゃないですかね。

 

とはいえ、一部の市民が団結して行動しても、

なんか変なことやってる〜

と白い目で見られるという市民同士の足の引っ張り合いが発生してしまうのが日本人の悲しいところ…汗

なので、根本の根本を変えるには、やはり遠回りですが義務教育での制服文化撤廃に行き着くんですよね。

制服文化が多様性を認められない大人を大量生産しているわけですから。

 

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Twitterは日本全国で場所にとらわれずに意見を発信したり連帯できるという点ではすばらしいのですが、やはり「地域性」が薄いので、現実社会との温度差があります。

しかも日本のTwitterの場合、匿名アカウントがほとんどなので、どうしてもフワッとした空論になりがち。

 

学校での過剰なマスク騒ぎのような社会問題を変えていくには、

①WHOなどの国際機関の発表を待つ

もしくは

②地域市民が連帯して地域レベルで独自に行動する

の2択しかないんじゃないのかなと。

 

文科省などのお役所は、おそらくWHOのような「さらに上に責任を押し付けられる対象」が動かないと、怖くて態度を変えられないでしょうから。

まとめ:デモやストライキなどのリアルな抗議のチカラを見直す

#文科省はマスク推奨を撤回して

という主張はすごいわかるんだけど、やはり現場レベルで「議論」して現場が団結して行動できるようにならないとこの先も同じような問題でつまずく気がするんですよね。

地域市民が議論して連帯して抗議行動。

そういう意味でもフランスでよくあるストライキなどは意味があるんだろうな〜

とあらためてフランスなどの自由主義の国のチカラを再確認するのでありました。

 

議論ができない市民は、残酷だけどかなり脆弱ですよね…。

隣人がどういう考えを持っているのかわからず、メディアが発信する情報が国の大多数の意見だと思わされてしまうわけですから。。

疑心暗鬼になってしまい、結局メディアにコントロールされてモヤモヤしつつ、時が流れていく。

こういう状況はやはり不健全ですよね。

 

SNS全盛期のネット社会で便利になりましたが、

地域社会での対話や議論のチカラを軽視してしまうと、実社会の問題解決はかなり難しいんだな〜と思わされる今日この頃です。

よく、デモやストライキを馬鹿にする人がいますが、市民が連帯しているということを意思表示できる有効な方法です。

日本人ももっとカジュアルに問題提起や議論できるようになった方が、自由な社会になると思います。

日本人の多くが自由を求めているかどうかは、また別の話ですけど。

 

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