ミニマリストたるもの、モノの量や質にこだわるだけではなく、お金の流れや使い道にも真剣に向き合っていく必要があります。
これは「ミニマリストだからお金は少なくていい」という話ではなく、むしろ逆で、将来の不安に怯えて必要以上に貯金を溜め込んでしまい、肝心な「今」をおろそかにしていないか?ということです。
もちろん貯金がないか、もしくは借金があるなどの状態よりは、貯金を溜め込んでいる状態の方がまだましかもしれません。
しかし、貯金も溜め込みすぎると、時として「身動きが取れなくなる」こともあると思うのです。
当たり前ですが貯金自体には価値がない
「人生、なにをするにも、まずは先立つものがないと、、、」
という言葉があるように、一般的には「貯金額の多さ」は自由さ、選択肢の多さを表しますよね。
ただ、肝心のそうした貯金も、使わなければ意味がないのですよね。
当たり前ですが、貯金が何億円もあっても、実際に自分で自由に使えなければ、なんの意味もないんですよね。
ミニマリストならお金も断捨離・・・??
必要以上に何かを所有するということは、ミニマリストが一番嫌う行為。
最近のぼくは、冷蔵庫や洗濯機の断捨離をして、「もう流石にこれ以上捨てるものがないなぁ、、」「自分が本当に必要とするものだけを所有して暮らしているな!気持ちいい。」と思っていたのですが、実は意外な所にまだ光を当てられていなかったんです。
そう、それが、貯金です。
お金を使うことが怖いって悲しくないですか?
貯金といっても、全然大したことはないのですが、一応ミニマリスト生活を続けられるくらいなので、物欲に関してはかなりコントロールすることができるようになったので、お金は自然に溜まっていきます。
そうこうしているうちにまぁ、独身男性が1〜2年ほど何もしないでフラフラしていてもいきていけるくらいの額が貯まってきたわけです。
よく、将来の不安に過度に怯えすぎて、または貧乏性をこじらせて、貯金はたんまり持っているのに年老いても生活は貧乏そのものな生き方をしている人がいます。
こういう人に限って、お金は持っているのに、使うことが怖くて、くすぶってしまいがちなんですよね。
ぼくもこのままこんな生活をしていると、貧乏性が染み付いてしまいそうなので、なんとかして有意義なお金の使い道を模索したいものです。
まずは毎月入ってくる給与/お金を使い切ろう
具体的にはこの、「1〜2年放浪しても問題ない額」はとりあえず持っていていいかなと考えます。
さすがにそういったある種の自由さまでは手放してしまうのはあまり得策ではない。
なので、今後入ってきた給料なり、ネットビジネスの稼ぎなりの使い道を真剣に考えようという話です。
まとめ
とりあえず、毎月しっかり自分に入ってくるお金を使い切る。
今まで「贅沢」と思って二の足を踏んでいたことに毎月チャレンジしてみる。
そういう風に、自分自身の中にある「溜め込んでしまう習性」すなわち「自分に対する自信のなさ」「不安」などという心理を変えていきたいのです。
「働いては溜め込むばかりで、それでいてお金を使うのは怖くてできない、、」というのはなんだかあまりにも悲しい人生ですからね。
モノの機能や量にこだわるミニマリストらしく、真剣に自分がなににお金を使ったら気持ちいいのか?幸せになれるのか?をしっかりと見極めていきたいですな。
では。