昨日も新たな自動売買システムをテスト運用しております。
「価格が1時間足を抜けたらエントリーして、2pipsほどでサクッとスキャルピングするだけ」
という、超単純な手法なのですが、割と安定的に稼いでくれております。
なので、ちょっとこのシステムについて解説してみたいと思います。
超シンプルな1時間足ブレイクの自作EAが好調
「トレードアイデアはなるべくシンプルにした方が良い!」
という相場の格言は、ホントかもしれませんね〜…。
というのも、僕は色々な手法をEA化(メタトレーダー上で動く自動売買システム)するのが趣味なのですが、やっぱりシンプルなものほど、結果も安定しているんですよね。
今回の
「1時間足ブレイクスキャルシステム」
も、めちゃくちゃシンプルなのに、昨日1日で20pipsほど勝ってくれています。
リスクアンドリワード比は、まさかの5対1笑。
そう、相場の鉄則である「利大損小」ではなく、あえて逆の「利小損大」にしております。
1時間足を抜けたら、順張りでエントリーして、2pipsで利確。
10pips逆行したら損切りとなります。
「そんなんで勝てるのかよ?」
「どのトレードの教本にも、利大損小は鉄則だぞ!って書いてあるぞ〜」
と思うかもしれませんが、
あえて教科書的なトレードの逆を行くアイデアです。
利大損小は必ずしも正解ではない?
なぜこんな手法のシステムで勝てているのかというと、実は最初、リスクリワードをぼくも教科書通りに「利大損小」にしていて、ボロボロに負けたという経験があったんですよね。
そう、
「1時間足をブレイクしたら、順張りでエントリーして10pipsで決済にして、2pips逆行したら損切りすれば、お手本のようなトレード手法じゃね?」
ということでシステムを組んでいたのですが、結果はまさかのボロ負け…涙。
1時間足のブレイクって、そう簡単に10pipsも流れてくれないんですよね。
で、結局損切りラインに逆行してしまうパターンがほとんどなのです。
反対に、2pipsほどのスキャルピングなら、かなりの確率で利確できます。
しかも、1時間足の境目というのは、なんども揉み合ってくれたりもするので、リピートで2pipsの注文を出すようにプログラムしておけば、2〜3回くらいは勝ちトレードを積み重ねていけるのです。
リスクリワードの比率が5:1なので、
6回トレードして、5勝1敗以上になれば、チマチマと資金が増えてくれるというわけです。
今のところそれ以上の勝率になっているので、このEAを何日も走らせてみて、もっと統計の母数を集めていきたいと思いますな。
まだテスト段階なので、デモ口座での運用ですが、引き続き見守っていきましょう。
記事カテゴリ:投資・トレード