今回はIoTネタを書いていきます。
センサーを駆使して共同で働く倉庫管理ロボや、日本の物流業界、アマゾン新規参入で揺れる小売業界の今後など、いろいろ書いていきたいと思います。
IoT革命によって物流業界
IoTつまりInternet of Things、モノのインターネット化社会の到来が経済誌をにぎわしていますよね。
モノといえば物流、一番経済活動に関連しているのにもかかわらず、いまいちこのIoT革命が物流業界に与えるインパクトがまだ伝わっていないような気がします。
コレをみてくださいよ!
アマゾンの倉庫でニュルニュル動く倉庫番もびっくりのロボたち。例えが古くてすいませんw
既に川崎のアマゾン物流センターで稼働中とのこと。
なんとこのロボの導入により、24億円のコストカットができる試算だそうです。
しかもひとつの倉庫あたり、24億円の節約になるとの事。
すごすぎ、、
こういった状況の中で日々、アマゾンをはじめとした通信テクノロジーをフル活用した企業が黒船のごとく参入してきています。
日本の物流業界はこのままアマゾンの一人勝ちになってしまうのでしょうか?
ECサイトといえばヨドバシカメラ等が即日配達のヨドバシエクストリームなどを展開してがんばっていますが、ここまでのコストカットと、高速化はさすがにできていないでしょう。
そもそも大手の楽天は、沢山の異なる店舗が楽天のサイト下に集っているだけなので、こういった一括で商品の管理から発送までを担うサービスというと、ホントにアマゾンくらいですよね。
で、そのアマゾンが圧倒的に安くて、早くてさらには電子書籍や映画、音楽まで提供していると。
もう、ほんとに買い物イコールアマゾンという未来になっているかもしれませんね。
ついに顧客の手に届ける最後の「配達」という領域にもドローンで乗り込んできていますからね。
新型のドローン開発にも余念がありません。
日本のベンチャー「ZMP」
では、日本企業でどこか面白いサービスを展開しているところはというと、、、
やはりベンチャーの「ZMP」ですかね。
自動運転やドローン、倉庫ロボなどで大手企業に技術提供しています。
ソニーと共同で設立したドローン物流会社「エアロセンス」やDeNAと設立した自動運転のタクシー会社「ロボットタクシー」など。
ただこの「ZMP」でも倉庫の台車ロボや、買い物並走ロボを開発していますが、今一歩その辺りの導入は進んでいないんですよね。
物流ロジスティックスというよりは、自動運転や高性能なドローンの開発が得意な模様。
これはもう日本人の特性でしょうね。
モノ作りはすごいけど、作ったモノでのネットワーク化はいまいちアメリカの企業のような飛び抜けた発想はないという、、
もったいない。
ついにコンビニ業界にも参入のアマゾン「AMAZON GO!」ですよ
やはり今の時代、統合されたシステムの下で「物流業界」や「小売業界」、「サービス業界」などの垣根を越えたまったく新しい消費文化システムが構築されてきているので、この流れに乗り遅れるともう小売業界が総崩れになる可能性がありますよ、恐ろしい、、
そう考えるとアマゾンの創始者ジェフベソスは本当にとてつもない変化をもたらした実業家ですね。
想い描いているビジョンが一般的なこれまでの業界ごとの「縦割り」の消費構造を完全に越えています。
ユーザーのエクスペリエンス(消費体験)にフォーカスしてそのために最大限のテクノロジーを投下するという姿勢。
そんなアマゾンが今年から「コンビニ」業界にも参入してきます。
その名もAmazon Go!
ポケモンじゃないっすよw
現時点でぼくはこのコンビニに対するジェフベソスのビジョンはなかなか理解できないのですが、きっと数年後には「あぁ、こういう事だったのか」と納得させられてしまうのでしょう。
マジで消費=アマゾンの未来ですな。
日本のコンビニ業界大丈夫かな。。。
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