どうも、てつです。
先日からコツコツと作っていたMT4上で動くFXの自動売買プログラム(EA)ですが、昨日あたりからテスト用のプログラムを一日中稼働させています。
昼間は仕事で外出しているので、FXの自動売買の為だけに家のパソコンをずっとつけているわけにもいかないし、それだとシステム的にも不安定なのでインターネット上に仮想サーバー(Windows VPS )を借りて、クラウド上のウィンドウズパソコンの中でコツコツとぼくの作ったプログラムが自動売買をしてくれています。
ちなみにぼくが使っているのはこのサービスです。⇒さくらのVPS for Windows Server
で…..
その初日の結果なのですが、非常に好調。
なんと1日で60pips以上も稼ぎ出してくれました!!
えっ!?マジで!?という感じですが、マジです。
たまたまレンジ相場に当たっただけ…にしても幸先良いスタート
といってもまだテスト用のデモアカウントで稼働させているので、実際にお金が発生しているわけではないんですけどね汗w
※デモ口座の通貨単位をユーロに設定してしまったので、計算がややこしいですが、基本1建玉あたりのロットは0.01で、1pipsあたり0.13ユーロの収益。
1日で8.43ユーロのプラスなので、トータルで64pipsほどとれたことになりますね。
それでもバグの検証用にわざと5分足でかなり頻繁に、ひっきりなしに稼働させていたので、絶対にスプレッド負けしてプラスにはならないだろうなと思っていたのに、なんと蓋を開けてみると60pips以上のリターンとは…。
スプレッドがガバガバで1.5pipsもある海外FX業者のXMのMT4を使ってこの結果ですから、国内のオアンダなどの0.4pipsくらいの狭いスプレッドの業者のMT4ならもっといい結果になるかもしれません。
ちなみにぼくのプログラムのトレードルールはこんな感じの完全に逆張りのレンジトレード系。
関連記事:
⇒FXの自動売買EA作りのルールを決めていくよ!レンジ相場に強い逆張りドテン型システム
ここまで成績が良いのは、たまたま昨日(7月26日)がヨコヨコのレンジ相場だったからでしょう。
一度ガツンとトレンドが生まれてしまうと、昨日稼いだ60pipsが一瞬で消えてしまう….なんてことは全然ありえますし、多分普通にそうなります。
ですので、今は完全なぬか喜びでしかないのですが、嬉しいことには変わりないですね。というかむしろ5分足で忙しく取引しているのにバグが全然出てないということの方がうれしいですね。
ぼくはプログラミングのスキルは完全に自己流、独学なので、スマートに短いコーディングなんてできませんし、基本if文しか使わない、原始的なプログラムなのでめっちゃ行数が長くなってしまっています。
関連記事:
⇒自作EA作りは難しくないよ!まずは注文の仕方と決済の書き方を紹介
コードが長すぎて、毎ティックごとにひたすら繰り返しプログラムを実行するのが特徴のEAではきちんとオーダーや手仕舞い注文などがエラーなしで出てくれるかな?と不安でしたが、今の所問題なく動いていますね。
ただ、今のバージョンはテスト用のものなので、ぼくの描いている完全体バージョンはさらにコードが今よりも2倍ほど増える予定….汗w
それでもしっかりとバグやエラーが出ないことを祈るばかりです….。
5分足では絶対儲からないと思っていた
昨日がたまたま典型的なレンジ相場ということもありますが、それでも1日60pipsプラスというインパクトはやばいですね。
5分足を使った超頻繁な取引をさせるこのEA、テスト用だから全然本気で運用するつもりなんてありませんでしたが、このまましばらく走らせてみてそのうちトレンド相場にも巻き込まれてもらってw、酸いもあまいも味わってもらってw
それでもトータルでひどいことにならずにプラスを維持してくれるようなら、リアル口座で稼働させるEAのポートフォリオに加えようと思います。
てか、昨日の朝書いた記事で「1分足や5分足でトレードするなんて短期的なスリルを求めてるだけだから儲からん!絶対やめろ!」と書きましたが、自動売買ならありかもしれません….w
なんせ四六時中、相場の小さな「うねり」を絡め取って、回転しまくって、60pips以上獲得してしまったのですから…..。
一応ぼくの計画では4時間足などのある程度の長期足でプログラムを動かせばイケると思っていたのですが、予想外に5分足という超短期売買でも結果が出てしまいました。
完全に想定外。
やはり自分の頭で事前に考えられることには限界がありますね。
何事も実際に動かしてみて、体感してみることが大事というわけですな。
まとめ:他のシステムトレードのルールもたくさん作るよ
とはいえまだまだたったの1日目。
5分足のトレードでたまたま勝ったからといってEAのプログラミングがこれで終わりというわけではありません。
今日からは新しく30分足と1時間足用のテストバージョン2つを追加でプログラムを書いて、テストで走らせてみる予定です。
こちらは5分足バージョンに比べるとかなりまったり、ゆったりのバージョンなので、バグの検証をするというよりは、ぼく自身の心理的にフィットするかどうかですね。
いくらプログラムが勝手に売買してくれるシステムであっても、最終的には運用管理している人間自身のメンタルや性格にフィットしたものでなければ安定的な収益を生み出さないからです。
相場と一体化し、プログラムと自分をも一体化させる必要があるというわけです。
「プログラム組んで完全自動売買なのに、人のメンタルや性格なんて関係あるの??」と思うかもしれませんが、これが大ありなんです。
そのあたりの話はまた次回以降で。
今回の記事に関連するオススメ本。