みなさんはメルカリで「値切り交渉」するときに、どんなメッセージを送っていますか?
今回は、
とってもカンタンなのに33%も交渉成功率が上がる、効果絶大な「ある一言」
を紹介します。
交渉術として、心理学の研究で効果が証明されている科学的な方法です。
ぼく自身も、よく使っておりますが、本当に値引き交渉がうまくいくので、かなり便利ですよ。
メルカリ値引きを成功させる魔法の一言「予算の都合がありまして…」
その言葉とはズバリ…
「予算の都合がありまして、、〇〇円でお願いできませんでしょうか?」
という一言です。

は?このメッセージのどこが?普通じゃん?
と思うかもしれませんが、以下をよく見てください。
A:予算の都合がありまして、、〇〇円でお願いできませんでしょうか?
B:〇〇円でお願いできませんでしょうか?
Aの方には、「理由」がありますよね。
対して、Bの方には、理由がなく、ただ値切っているだけ。
多くの人が、いきなりBを言ってしまい、値切り交渉に失敗しています。
心理学の実験で証明済の「カチッサー効果」とは?
交渉時には「理由」があるだけで、人は33%も交渉を受け入れやすくなるというデータがあります。
これを心理学の用語で「カチッサー効果」と言います。
心理学者のエレン・ランガー氏が行った実験では、
コピー機の順番待ちをしている人に、

「先にコピーを取らせてくれませんか?」
と、割り込みをさせてみました。
A:急いでるので、先にコピーを取らせていただけませんか?(理由あり)
B:先にコピーを取らせていただけませんか?(理由なし)
という具合です。
理由をつけた場合と、理由をつけずに単に要求しただけの場合だと、
34%も先にコピーを取らせてくれる確率が上がったそうなんです。
理由があった場合=成功率60%
理由がなかった場合=成功率94%
たった一言、理由をつけるだけで、9割以上の人が先に並んでいたのにも関わらず、コピーを譲ってくれたのです。
理由はぶっちゃけ、なんでもOK
そしてさらに興味深いのは、
C:コピーを取らなければいけないので、先にコピーを取らせていただけませんか?
という、よく考えると意味不明な理由をつけた場合でも…
なんと承認率は93%だったということです。
60%⇒93%
つまり33%という驚異的な承認率アップです。
つまり、メルカリに応用するならば、
値引き交渉するときは、なんでもいいから、理由を必ず添えること!
これを徹底するだけで、あれよあれよ…
不思議なほど、お相手が値引き交渉に応じてくれる確率がググッとアップしてしまうのです。
人に何かを頼む時に単に「○○してもらえますか?」と言うよりも「○○なので、○○してもらえますか?」と理由をつけると承諾されやすい。ささいな頼みごとの場合は、頼みごとの内容とあまり関係のない理由、こじつけでも承諾されやすい。
まとめ:賢いやり方でお得にメルカリを使いましょう
ぼく自身もこのカチッサー効果のおかげで、メリカリでかなりの回数の値引きに成功しております。
たった一言、「予算の都合がありまして…」と添えるだけなので、誰でもあなたでもいますぐにできます。
ぜひ活用してみてくださいね。
こういった心理学のテクニックをもっと知りたい人は、影響力の武器という本を手にとってみると、さらに色々なマル秘テクニックを学べます。
このカチッサー効果も、影響力の武器で紹介されて有名になったものです。
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