いや〜…けっこうハラハラでしたね〜。
なんとか無事にワードプレスブログの全データを別サーバーに移転させることができました!
4年間、ほぼ毎日のように書いてきて、写真データもあわせると、たんまり10GB分。
失敗して全データが消えちゃったりしたらどうしよう…汗
と、ビビりつつの作業でしたが、無事に終えることができました。
記事が画像はもちろん、テーマ、プラグインやウィジェット、CSSなどの細かい設定も完璧にコピーできてました。
すごい。
というわけで、これからぼくと同じようにワードプレスのサーバー移転をする人の為に、
ぼくが辿った方法を共有しておきますね。
wpxクラウドというサーバーから、mixhost に移転しました。
使ったプラグインは、All-in-One WP Migration
FTPソフトはTransmit 5
この2つを駆使して、なんとか自力で引っ越しすることができましたぞ。
※ちなみに、MacOSユーザー目線での記事となります。
ウィンドウズの人は、細かい部分(FTPソフトなど)はあまり参考にならないかもです。
とはいえ、全体の流れはMacでもウィンドウズでも同じだと思いますので、よかったらみて見てください。
※お得情報↓
mixhost の公式サービスとして、いまならワードプレスの移転作業代行を9980円でしてくれるみたいです。
記事内で詳細を語りますが、プラグインなどに結構課金したので、最初からmixhostさんにお願いした方が安く済んだかも…汗w
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ワードプレスサーバー移転の全体の流れとつまずいたポイント
まず、やったことを時系列でまとめておきます。
という流れでした。
コツさえわかってしまえば、作業自体はかなりカンタンでした。
こう書くと、かなり簡単そうですが、途中でいくつかつまずきました。
つまずきポイントは以下↓
という感じ。
だいぶつまずいてますね…汗w
では、時系列で説明します。
wpxクラウドからMixhostへブログデータを完全お引っ越し
まず、ぼくが契約していた旧サーバーは、Xサーバーの個人用ブランドの「wpXクラウド」というサーバーでした。
一番安い10GBの容量のプラン。
4年間、コツコツブログを書いてきたので、ある日、気がついたら知らぬ間に容量限界の10GBMAXまで使ってしまっていました。
うわ…限界まで使っちゃったよ…汗
上位プランに変更するか…
とも思ったのですが、wpxの上位プランは、10GBが20GBにアップして、お値段約1000円ほど。
世の中にはもっと安くて容量もたっぷりのサーバーもあります。
別サイト用に契約して使っていたミックスホストなら、250GBで月々1000円くらい。
ちょうどいい機会だなと思い、ミックスホストに自分のブログを全てまとめることにしました。
今までは個人ブログ用にwpxと、アフィリエイト用にミックスホストの2つを契約していたので、ムダだな〜とは内心思っていたんですよね。
色々なアフィリエイトサイトをなんだかんだ2年以上ミックスホストで運営していますが、トラブルもなく、快適そのもの。
なので、いよいよ乗り換えて一本化するタイミングが、wpxの容量限界によって訪れたのです。
定番プラグインAll-in-One WP Migrationをつかうものの…早速トラブル発生
で、まずはワードプレスのサーバー移転で使われる定番ソフト「All-in-One WP Migration」を使い、全データーを抽出します。
ここで、さっそくトラブル発生…汗。
というのも、そもそも、サーバーの10GBの容量パンパンまですでに使い込んでしまっていたので、移転用のデータを格納するスペースが、サーバー内にありませんでした…汗w
なので、All-in-One WP Migrationでデータをエクスポートしようとしても、エラーになってしまい、全然ダメ。
マジか…涙。
どうやら、All-in-One WP Migrationをはじめとする、データ移転系のプラグインは、ワードプレスのデータをエクスポートする際に、同じ容量分の空きがサーバー内にないと、ダメという仕様なんです。
これは、マジで盲点でした。
普通、サーバー移転を考えるタイミングって、容量が少なくなってきたタイミングだと思うんですよね。
それなのに、サーバーに今使ってるデータと同量の空きがないとエクスポートできないというのは、かなり不便です。
とはいえ、プラグインを使わずに、自力で移転するのはハードルが高すぎるし…。
早くも、暗雲が立ちこめます。
※All-in-One WP Migrationは、ワードプレスの全データを独自のファイル形式にして、サーバー内に一旦保存するので、どうしても容量が必要になるのです。
似たような移転プラグインのduplicatorなどは、圧縮してくれるので、もう少しデータ容量が少なくても大丈夫そうでした。
ですが、duplicatorの方は操作がちょっと複雑そうだったので、今回はAll-in-One WP Migrationを選びました。
データをエクスポートできたものの…ダウンロードができん!
仕方がないので、wpxサーバーのプランを10GBから20GBのものに変更しました。
余計なコストがかかりましたが、仕方なし…。
プラン変更を申し込んで、翌月に20GBになりました。
うし!これでやっと移転作業ができるぞい!
と思って、再びAll-in-One WP Migrationで、データを抽出!!
すると、今回は、無事にデータが生成されたようです。
よかったよかった…。
では、できたファイルを、ダウンロードすればいいんだな…。
…って、できない!!
はい、またつまずきました。
今度は、生成されたデータをダウンロードできません。
なんどやっても、エラーになってしまい、ダウンロードできず。
ググってみると、同じようなエラーになっている人がけっこういました。
ようするに、データがデカすぎて、wpxのサーバー側で制御がかかってしまっているようです。
ダウンロードするには、FTPソフトを使う必要があるとのこと。
FTPソフトというのは、サーバーに直接アクセスして、データのやりとりができるソフトのことです。
FTPは昔何度か使ったことがあったので、さっそく無料で使えるFTPソフトを繋いでみました。
CyberDuckという、アヒルのロゴが若干怪しい、Macユーザーでは定番のフリーソフトです。
ちなみに、FTPで一番有名なフリーソフトである「FiliZilla」というものも試してみましたが、そちらはエラーが出てしまい、全然接続できませんでした。
FTPソフトのCyberDuckやFilezillaで失敗
CyberDuckを使って、サーバーにアクセス。
ここまでは無事にできました。
サーバー内の「wp-content>ai1wm-backups」という場所に、All-in-One WP Migrationで生成されたエクスポート用のファイル(.wpressという拡張子)があるので、それをCyberDuckでダウンロードすれば、いいとのこと。
詳しい方法は、こちらのブログ様を参考にしました。
【All-in-One WP Migration】「サーバーに問題が発生しました」エラーの原因と対処法【WordPress】
マジで助かりました。
うし!さっそくこのファイルをダウンロードじゃ!今度こそ!
と、CyberDuckでダウンロード開始。
しばらくは、いい感じでダウンロードが進みました。
が、途中、なんどやっても、エラーになってしまい、止まってしまいます…涙。
家のネット環境がしょぼいからダメなのかな?
と思い、WiFiが早いカフェ・コワーキングスペースなどに行って試みるも、やっぱりダメ。
10GBあるうちの9GBくらいまではダウンロードできるのに、最後の最後でいつもエラーが出てしまいます…。
あ〜詰んだな〜これは
と絶望しつつ、
「安定しているFTP」
などと、ググりまくりました。
Transmit 5というFTPソフトが鬼優秀だった
そこで見つけたのが、「Transmit 5」というFTPソフト。
有料のソフトですが、7日間なら無料でトライアル期間があるとのこと。
ワラにもすがる思いで、Transmit 5を試してみました。
そしたら…。
無事にファイルをダウンロードできた!!
バンザーイ!!
いや〜マジで、このTransmit 5というFTPは、めっちゃ安定しています。
さすが、有料ソフト。
7日以上使う場合は、年間で2800円です。
ぼくは、2日くらいしか使わなかったので、無料トライアル期間に解約しましたが、FTPを今後また使うときは、間違いなくTransmit 5の有料版をポチろうと思います。
かなり最高のFTPソフトです。
インポート作業はカンタンに終わった
そんなこんなで、Transmit 5のおかげで、無事に10GBのワードプレス全データが詰まったファイルを自分のPCにダウンロードできました。
あとは、新サーバー側で用意したまっさらの空っぽのワードプレスに、このファイルをインポートするだけ。
インポートするには、新ワードプレス側にもAll-in-One WP Migrationのプラグインだけはインストールしておきましょう。
All-in-One WP Migrationのプラグインを入れて「インポート」を選択。
All-in-One WP Migrationの無料版では、512MBまでのファイルしかアップロードできないので、
ここは迷わずに有料版に課金します。
69$の買い切りタイプなので、為替レートによりますが、実質7000円ちょいですね。
ぶっちゃけ、プラグインに7000円出すのは、高いっちゃ高いですが…。
All-in-One WP Migrationは、ミックスホストの公式で推奨しているくらい、信頼度抜群ですし、
ダウンロードしたりアップロードしたりするファイルも、シンプルにたった一つだけでOKなのが最大の魅力。
ダウンロードとアップロードだけうまくいけば、あとはほぼほぼ、何もしなくてもOKなんですな。
(ダウンロードでつまずきまくりましたけどねww)
というわけで、有料版をサクッとクレカで購入して、新サーバーのワードプレスにインストール&有効化。
無事に512MBの制限を解除。
念の為、WiFi環境が安定しているコワーキングスペースにて、アップロード開始。
余談ですが、福岡天神にある無料で使えるコワーキングスペース「エンジニアカフェ」は最高ですね。WiFi爆速です。
10GBのファイルが、30分くらいでアップロード完了。
かなりの容量なので、きちんとアップされるかドキドキでしたが、さすが有料版。
バッチリと問題なく全てのデータがアップロードされました。
アップロードが終わったら、カンタンなパーマリンクの設定だけして、移転終了。
拍子抜けするほどカンタンに、元のブログデータが完全にコピーされて新サーバーのワードプレス上で再現されておりました。
スゲー…All-in-One WP Migrationマジで便利すぎる
ということで、無事に4年間分の10GBのワードプレスデータが全て新サーバーに引っ越しできたのでした。
余談:
言い忘れましたが、ドメインのネームサーバーを変更するときに、一時的にアクセスが不安定になります。
これも戸惑いポイントでしたね。
どういうことかというと、
自分のブログのドメインのネームサーバーをwpxのものからミックスホストに変更するわけですが、
2時間ごとくらいに、コロコロと旧サーバーに繋がったり、新サーバーの方に繋がったりして、不安定でした。
この状態は24時間くらいで安定しました。
ドメインのネームサーバーを変更すると、だいたいこのように不安定になるようなので、もしなっても慌てなくてOKです。
「さっきまで新サーバーに繋がっていたのに、飯食ってもう一度アクセスしたら、今度は旧サーバーのワードプレスが表示されてる…」
みたいな現象がおきます。
なので、最悪、24時間〜72時間ほどは、うまく新サーバーに接続できなくて、移行作業ができない可能性もあります。
PHPやHOSTファイル?などをいじれる人は、回避方法があるようですが、上級者テクなので、あまりおすすめはできません。
mixhost の公式サービスとして、ワードプレスの移転作業代行を9980円でしてくれるみたいです。
旧サーバーの容量プランアップとAll-in-One WP Migrationの有料版のコストを合わせたら、最初からmixhostさんにお願いした方が安く済んだかも…汗w
お後がよろしいようで…笑。
(まぁ、勉強になったし、結果オーライww)
参考:
WordPressの他サーバーからの移転方法(All-in-One WP Migrationを使用)
【All-in-One WP Migration】「サーバーに問題が発生しました」エラーの原因と対処法【WordPress】
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