ドンキの香水コーナーに売っている「ジャンヌ・アルテス」というブランドの「セクシーボーイ」という香水を買ってみました。
「セクシーボーイて…汗w」
「さすがに名前ダサすぎだろ…汗w」
と思って嫌煙していたのですが、何回かテスターで試しているうちに、だんだん香りのキャラクターが好きになってしまいました。
パウダリーでイヤミのない石鹸みたいなラストノートが、すごく印象に残るんですよね。
スカルプチャーとか好きな人にはオススメ。
つけたばかりのトップノートは、ちょっとキツすぎていかにも安い香水…って感じですけどね。
ぼくの場合、肌に直接つけるより、服とかの布地につけたほうが、サラッとイヤミなく香ってくれてます。
100mlも入っている超大容量なのに、お値段、なんとたったの990円笑。
ブルガリとかの定番香水の5分の1以下くらいの爆安プライスですな。
服につけたら翌日も香りが残っているほど、香りの持続性もいいので、コスパ最高です。
このジャンヌ・アルテスのセクシーボーイという香水、名前やビンのデザインがチープなのでぼくも正直ナメていましたが、
調べてみると、意外や意外、じつはけっこうマトモなブランドの高品質なモノなんですよ〜。
というわけで、今回の記事では、ジャンヌ・アルテスという香水メーカーについてや、セクシーボーイの香りの特徴なんかについて、語ってみたいと思います。
ドンキに売っているジャンヌアルテスのセクシーボーイは南フランスの世界一香水で有名な街で作られていた!?
結論から言うと、ジャンヌアルテスと言う香水メーカーは、じつはかなり本格的な香水メーカーです。
というのも、このメーカーがある場所。
南フランスのグラース(GRASSE)という街に工房と本社があります。
「グラース」と聞いて、ピンときたあなたは、かなり香水マニアですね。
そう、グラースという街は、南フランスのニースやカンヌの近くにある、世界で唯一の「香水産業の街」なのです。
The perfume town of #Grasse in the South of #France #travel #photo https://t.co/AUv8Akcsp0 pic.twitter.com/GeNUqkxvSg
— france_images (@france_images) April 14, 2020
世界中の有名な香水が、この街から誕生しています。
シャネルのNo.5が生まれたのも、このグラースの工房からです。
ぼくもじっさいにグラースに旅行で訪ねたことがありますが、南フランスならではの温暖な気候、高台にあるために、野生のハーブなどがよく育つ、まさに香水作りのために存在しているような立地なのです。
有名なフラゴナールやガリマールなどの本店があり、香水博物館があったりして、街全体で香水の世界にどっぷりと浸かることができます。
で、ジャンヌ・アルテスの香水も、そんな世界一の香水の街であるグラースで作られています。
今回ぼくが買ったセクシーボーイも、もちろんフランス製。
数々の伝説の香水を産んだグラースの街で作られて、はるばる日本までやってきているということを想像しただけでも、ちょっとうれしくなりませんか?
なぜこんなに安いのか?
さて、そこで気になるのは、そんな香水がなぜ、100ml千円くらいという破格で売られているのか??という…です。
結論から言うと、そもそも、香水の値段って、そんなもんなのです。
逆に言うと、他のハイブランドの香水というのは、「ブランド代」が盛大に盛ってあるので、「香水=ある程度高いのが普通」というイメージがついているだけ。
香水の本場のフランスでも、スーパーなどに行けば、普通に安くて質の高い香水を買うことができます。
ジャンヌアルテスも、ハイブランドではなくて、あくまでも、日常的に気兼ねなく、カジュアルに普段使いできる香水メーカーという立ち位置。
ハイブランドの香水のように、ボトルの奇抜なデザインや広告宣伝費、そしてブランド代などのコストがかかっていないので、ここまで安くてよい香水を売ることができるのですな。

ボトルは正直簡素。でも肝心なのは中身ですよね。
まとめ:見た目やブランド名ではなく中身で勝負している優秀な香水だった
というわけで、ドンキの香水コーナーで見かける、「セクシーボーイ」というダサいネーミングの香水は、意外にも、香水の本場の南フランスから来ているんだよ〜というお話でした。
このネーミングだけ、もうちょっと変えたらもっと値段を高くしても売れそうなのになぁ…汗w
なんて、余計なお世話かもしれませんが、思っちゃいますよねw
香りの系統としては、ムスクやバニラが主体の、王道の甘い系ですが、その中に、ほのかにミントみたいな清涼系のエッセンスや、石鹸みたいなパウダリーな香りも混じっていて、
「甘いのに、甘すぎず、どことなく爽やか…」
というイメージを演出できる逸品です。
ドンキの香水コーナーに行くと、きっとテスターが置いてあると思いますので、試してみてはいかがでしょうか?
買うのは、アマゾンが最安だったりするので、アマゾンで買うのもおすすめ↓
ちなみに、女性用の「セクシーガール」というのもありますねw
ジャンヌアルテスの他の香水は、「ロッキーマン」なども有名ですが、ぼく的にはセクシーボーイが一番好きかな。
無難で使いやすいのに、なんか「この香水にしかない、ちょっと甘さと爽やかさ」があるんですよね…。
普段はニコスのスカルプチャーを愛用しているのですが、スカルプチャーの甘さにミント系のスッキリ感をプラスしたような…そんな感じですかねぇ…。
香水の香りを言葉で表現するのはなかなかむずかしいので、気になった方は、まずはドンキの香水コーナーに行ってみましょうw
それか、値段も安いので、「とりあえず安くて長持ちする無難な香水が欲しい〜」というあなたは、アマゾンでポチってしまうのもよいでしょう。
基本的に無難な香りだし、香水の本場グラースの街で作られているモノなので、値段の割にはびっくりするくらい上品なので、後悔しないと思いますよ。
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