どうも、ローマに滞在中のてつです。
ローマの観光で誰もが訪れるのが古代神殿のパンテオンのですが、そのすぐそばにミケランジェロやベルニーニの傑作彫刻を触れるくらいの近さで(もちろん触ったらダメですがw)拝めるという、とっても素敵で、しかも豪華絢爛な教会があるんです。
それが今回紹介するサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会です。
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会:まずはベルニーニの作品のゾウさんがお出迎え
この教会は、ほんとパンテオンのすぐ裏手、正面からパンテオンをみて左側の奥の方に進むとあります。
こんな感じで、カトリックの教会にしてはめずらしく四角い形をしています。
そして、まず目を引くのが、教会の目の前でオベリスクを支えているゾウさん。
じつはこれ、ナヴォーナ広場の4大大河の彫刻やバチカンのサン・ピエトロの設計をしたバロックの巨匠、ベルニーニの作品なんですな。
オベリスクを背負って大変そうですが…。
それにしてもベルニーニの作品は魂が感じられるというか、表情が本当にいきているみたいですよね。
このゾウさんは地味に有名なので、写真を撮っている観光客も多いです。
それでは教会の中に入ってみましょう。
中央祭壇左側にはミケランジェロの彫刻作品が触れるくらいの距離で普通に飾られているぞ….
この教会の最大の見所は、なんといってもミケランジェロの作品が中央の祭壇の左側に気前よく?w飾られているということでしょう。
数あるミケランジェロの彫刻作品の中でも、ホント触れられるほどの近さで、精巧な彫刻のディテールを観察することができます。
あまりにも近すぎて、触ってしまう観光客が後を絶たないためか、『DON’T TOUCH!』の表示が逆に目立ってしまっています….涙。
別アングルから。
ミケランジェロの彫刻は、サン・ピエトロの「ピエタ」もそうですが、大理石を徹底的にツルツルに磨き上げていて滑らかさがすごいですよね。
パンテオンを観光して、この教会はスルーしてしまうのは非常にもったいないことだと思いますが、あまり知名度がまだ高くないため、教会内は外のパンテオンの周辺のガヤガヤ感とは無縁で、とても静か。
座れるイスもありますし、休憩がてらこの教会内でぼーっとするのもアリでしょう。
ブルーと金の装飾の天井画、ステンドグラスも有名
さらに、この教会の見所としては、天井のブルーの装飾画でしょう。
金の装飾もふんだんに使われているため、ブルーとゴールドのコントラストが素晴らしいですね。
マリア様信仰の教会なので、いたるところにマリアさまの彫刻があります。
メインの祭壇の裏のブルーのステンドグラスが綺麗です。
パイプオルガンも豪華。
まとめ:パンテオンに行くならぜひセットでどうぞ
パンテオンのすぐ、歩いて2分くらいのところでミケランジェロとベルニーニの作品を見られるこのサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会、ぜひローマにお越しの際は訪ねてみてくださいね!
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