みなさんはワインを選ぶときにどういう基準で選んでいますか?
有名ブランド?
シャルドネやカベルネといった有名国際品種?
それとも値段とラベルでなんとなく、、?
ホームパーティーや、バーベキューなどでスーパーや酒屋さんでワインを選ぶのって意外に種類がたくさん置いてあって大変だし、何より、せっかく買うのだからマズイ、いわゆる「ハズレ」のワインは避けたい。
なんか無性に頭が痛くなるワインを飲んだことないですか?
それ、ハズレのワインの可能性大ですよ!!
ちゃんとしたワインを選べば、変に頭痛くなるどころか、健康的で、豊かな時間を過ごせますよ!
こう思った方に今回は、値段やブランドに左右されない鉄板の美味しいワインの見分け方を教えちゃいますね!
ハズさない美味しいワインの見分け方
その1、オーガニック認証のラベルを探す
難しい知識などがなくても一番確実に美味しいワインを手にすることができる方法が、EUで定められているオーガニック認証のラベルがついているワインを探すことですね。
こんな緑の葉っぱマークが目印ですね。
オーガニックワインの選び方。
ラベルの緑色の葉っぱマークがEUの有機食品の認定マークね。これを目印に選べば美味しいワインに出会えますよ😃 pic.twitter.com/yXY3mcDfPI— TETSU HAGIWARA (@TETSUHAGIWARA) 2017年7月15日
このツイートの写真のように、実際のワインのラベルには端っこに小さく緑のマークがついていることが多いですね。
このロゴはヨーロッパ、すなわちEUの厳密な審査の上で付与されているものなので、信頼性抜群。
日本で言うところの、有機JASや、エコサートのような認証性ですね。
基本的にオーガニック・無農薬でワインを作るということは、非常に手間もかかりますし、安かろう悪かろうなワイン業者はまずこういった面倒なワイン作りをしないですよね。
なので、オーガニックワインを選ぶということで、かなり「ハズレ」のワインを選択肢から除外できるんですね。
つまり、まず第一の選び方の基本は「EU認証マーク付きのオーガニックワイン」ということになります。
その2、加糖、補糖が禁じられている国のワインを探す。
次の条件の加糖が禁じられている国を探すということなんですが、いきなりちょっとややこしくなってしまいましたね、、w
めんどくせ
って思いました?
いやいや、ちょっと待ってください!
ややこしく書いちゃいましたが、実に単純なことなんですよ!
難しいこと抜きにいうと、イタリアかオーストリアのワインを選ぼう!
という単純なことが言いたいんです!w
じゃあ、結論をいったので、ちょっとその訳を話しますと、ワインって、元になるぶどうが気候条件、日照時間などの関係であまり熟していないもので作ると、アルコール発酵するときに糖分が足りなくなって、うまくアルコール分が上がらないワインができてしまうんですね。
8度とか、9度とかね。
一般的なワインの度数は10度から12、3度ほどです。
そうすると生産者的に、せっかく一年かけてワインを多量生産するためにぶどうを育てたのに、製品にならないなんていう事態になってしまうんですよね涙
そういう自体を防ぐために、ヨーロッパの法律で一律にワイン法なるものが存在していまして、足りない糖分を後から加えてワインを作ってもいいということになってるんですよ。
日本で言えば農協みたいなものですね、いわば生産者を守るため、農産業を守るための法律です。
で、それの何が悪いのかっていうと、その法律を悪用して、質の悪いぶどうをかき集めて、たくさんの砂糖を使ってしまえば、なかば無理矢理にワインを大量に作ることができてしまうんですよ。
もちろん、フランスの有名なブランドのワインも意図的に加糖するシャプタリゼーションという伝統的な技術もあるんですが、こういった良心的な行為なのか、それとも悪質な「カサ増し」ワインなのかは、よほどブランドや、格付け、生産地の知識がないと見分けることが難しいんですよね、現状。
そんな中、このEUのワイン法に反対して、頑なにワインへの加糖・補糖を禁じている国があるんですよ!
それが、イタリアとオーストリアなんですね。
イタリアは、地理的に日照時間も十分長く、ワイン作りの歴史も他の国を圧倒しているので、はなからぶどうの糖度を気にする必要なんてないという自信の表れでしょう。
さすが普段はおちゃらけていても、食文化に対しては感動的なまでに頑なな国イタリアw頼りになりますね!
もう一国のオーストリアは中央ヨーロッパなのでちょっと意外な感じもしますね。
でも、実際日本のスーパーや酒屋さんでオーストリアのワインって見たことないような気が、、、汗
なので、現実的にはイタリアのワインを中心に探していきましょう!
美味しいワインの選び方のまとめ
そんなわけでなんだか熱く語ってしまいましたが、要点だけをまとめると、あなたも以下のワインを買えばかなりの確率で、万人受けする癖のない、美味しいワインを選んでしまえますよ!ということ。
①EUのオーガニック認証マーク付き
②イタリアかオーストリアのワイン
めちゃくちゃシンプルじゃないですか!?w
ほんとはもうちょっと選考ポイントがあったりするのですが、好みの問題も出てきてしまうので、この2点くらいがわかりやすくて、覚えやすくてオススメです!
これだけで、世に出回る、無数の地雷ワインを引く確率はだいぶ下がりますぞ!
せっかく気の合う仲間や家族との楽しいひと時ですから、オーガニックで加糖なしのワインを選んで、みんなで楽しみましょう!
そのときに、このウンチクを少しだけさらっと語ればあなたもワイン通ですよw!
では。
もっとワイン法について知りたい方はこのサイトがためになります。
ワインでいう『補糖』って何?-その是非論 – WORLD FINE WINES on line
あとは、この本もオススメ。
日本在住のイタリア人が書いた日本人ためのワインガイドです。
コスパに優れたワインを多数紹介していてデイリーワインの選び方など超参考になります。
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