ブログ記事をコツコツ書いていくのって、時として地味な作業だし、たくさん記事を書いてもうまいようにアクセス数が上がらなかったりするとなんで俺こんなに頑張ってブログ書いてんだろ〜なんて思ってしまいがちですよね。
そんな時に思い出して欲しい「ブログを書くのは読者、自分、そして集合知のため」をいうことについて書いていきたいと思います。
ブログがもつ3つの役割
どうしてもブログというと、書いているブロガーが、読者のために発信しているというわかりやすい構造で考えがちですが、よく考えてみるともう一つ、ブログ記事がこの世に存在する意義があるんです。
それが「インターネット上の集合知に貢献する」という役割。
この概念を理解しているかどうかで、ブログを書いていくモチベーションの問題や、なんのために書いているのかとかを悩みにくくなると思います。
では、「インターネット上の集合知に貢献する」とは一体どういうことなんでしょうか?
くだらないブログサイトに価値はある?
どんなにくだらない記事、些細すぎて誰も読まないんじゃね?って思うトピック。
ある程度記事数を書いていくと
「こんなネタでブログ書いても読むやつおるんかな〜?」
誰しもこうした思いに囚われてしまって、ブログ執筆のペースが落ちてしまいそうになることがあると思います。
割とぼくもそうなんです。
けれど、この「インターネット上の集合知に貢献する」という概念を理解することで、どんなバカな記事でも、一見意味のないように思える記事にも価値を見いだすことができるんです。
極端な例ですが、例えばものすごくくだらない、事実かどうかもわからないし、根拠もないような記事を書いているブログサイトがあるとします。
で、そんなブログもある程度長く運営していれば一定のアクセスを集めて、少なからず定期的に訪れる読者も獲得することでしょう。
はたから見たらどうしようもない記事ばかりなのですが、マーケティング的な観点でみると、膨大なデータがこの一見「くだらないブログサイト」から抽出できるのです。
発信することで膨大なデータを生み出している
ビッグデータやクッキーということに大して詳しくないぼくでも以下のようなことがわかります。
そのブログサイトはどういう人物が書いていて、またどういう人物がアクセスしているのか?
彼らの場所はどこなのか?
アクセスの時間帯はいつが多いのか?
そういう記事を書く人間や、読者はどういう物やトピックに関心があるのか?
ECサイトなどの購入歴や、スマホに入っているアプリ、GPSでの行動情報。
ちょっと考えて見ただけでも、こんなものすごいたくさんの情報がグーグルをはじめ、インターネット上でマーケティング活動、ビッグデータ収集をしている会社に行き渡っているんですよね。
この事実からして、この例に出している「くだらない記事ばかりあるブログサイト」でも、インターネット上のデータ解析の精度を高めるのにけっこう貢献していることがわかると思います。
逆説的にいうと、マーケティングなどにこのようなくだらないサイトに訪れやすい人を割り出してビジネスに活用することができるんですね。
これが「インターネット上の集合知に貢献する」ということなんです。
くだらないなら、くだらないなりに、くだらないものを発信することで、そういった購買層の行動パターンの情報が欲しい企業なりに対して貢献しているわけなんですw
今はまだまだインターネット革命、特にスマホの行動記録などのビックデータ収集の黎明期ですから、一見どんなにくだらないことでも、発信すること自体が人工知能をはじめとする巨大な集合知に対する誰でもできて、かつ非常に価値のある貢献活動なんですね。
僕らの発信は未来のAIに貢献する?
話は振り出しに戻りますが、ブログを書くことをはじめ、ネット場で何かを発信することが、もはや発信者と読者という今までのあり方とは違った側面があることがわかると思います。
発信しながら、読者にも思いを伝えて、かつ今後の人工知能をはじめとするビッグデータに貢献していく、、、
そう考えると、くだらない記事でも書いてみようかな?という気持ちになりません?
ましてやその貢献活動で収益を発生させるという話ならば、こんなに面白いことはないように思えますよ。
もしかしたらある未来、どこかの星のAI搭載のロボットの思考回路は、はるか昔僕らの発信した情報に少なからず支えられているかもしれない、、、
そんな壮大な時代の幕開けに生きているんですね。
まとめ
なので、あまり読者の顔が見えなくて寂しい時は、ブログ記事更新の合間に、ビッグデータに貢献している自分を客観視してみることもまた、いい気分転換になりますよ。
貢献して貢献して、、初めて報酬が得られるのですから。
今日はそんなことが言いたかったのでした。
では。