
ニースの一風変わった邸宅「ヴィラ・ケリロス邸」に行ってきたので、写真たっぷりで紹介しますね。
南フランスの美しい海岸沿いに突如として現れるギリシャ趣味の邸宅
ニース市内からバスに乗って、30分くらいのところにありました。
バスの15番、83番、84番のいずれかで「Kerylos」というバス停のところでおりたら、すぐです。
街の名前はBeaulieu sur Merというエリアになります。

なんだか、非常にハイソなエリアです。
通り沿いには、こんなセレブ感あふれる建物が。

バス停からヴィラ・ケリロス邸に歩いていく間に、エッフェル塔の設計者であるエッフェルさんの邸宅もあります。

門の前までしかいけませんが、こちらもせっかくなので鑑賞しておきましょう。

バス停を降りると、こんな感じで案内が出ているので、迷うことなくたどり着けるとおもいます。

これがヴィラ・ケリロス邸の入り口、
入場料は12ユーロほどでした。

海のすぐ近くにあるので、めっちゃ爽快な場所です。
海もすごくきれい。



なんでも、この邸宅は、
「古代ギリシャの生活空間を完全再現したったぜ!」
という、かなりマニアックな願望を叶えるために建てられたものらしく…。
調度品はもちろん、建物の材料すべてに到るまで、わざわざギリシャから取り寄せて作られているらしいです。


エキゾチックですな〜。

ドーンと広がる、大広間。
椅子やテーブル、ランプなど、すべてが独特の雰囲気を醸し出しています。

窓の外には、きれいなコートダジュールの海が…。
こんな邸宅に住んでいたら、さぞ快適でしょうな。
石造りの建物なので、ひんやりとして涼しい。


主人のメインのデスクと椅子。
ここのオーナーは考古学者だったそうなので、ここで海を眺めながら書き物などをしていたんでしょうね。



天井の造りも、非常に美しいです。

中庭は、いかにも古代ギリシャ感たっぷり。


噴水の周りには、地中海の植物が取り囲んでいます。

お風呂。

バスタブが豪華すぎです。
底のモザイク絵が、エキゾチックなので、必見です。

外観は定期的に補修が行われており、すごくキレイな状態が保たれています。

ぼくが行った時も、工事のおじさんたちが補修作業をマイペースにおこなっていましたね。
2階には寝室などもあり、そこからの眺めもまた、最高でしたよ。
帰りには、Beaulieu sur Merの街をうろうろ。


いかにも南フランス!という感じのブティックがあったりして。
モナコにも近いので、世界中のお金持ちの集まる隠れ家的な街だな〜という印象でした。
あわせて読みたい人気記事!
⇒ニースから81番バスがおすすめ!ロスチャイルド邸への行き方と見どころ!
⇒モナコ海洋博物館とカフェドゥパリに行ってきたので写真で解説
記事カテゴリ:フランス情報


