いや〜新しく作ったEA(メタトレーダー上で動く自動売買システム)が非常に好調で嬉しい限りです。
昨日は安定的に30pips以上稼ぎ出してくれていますし、今日も引き続きチマチマと利益をあげてくれております。
ついにこのシステムを開発したことによって、FXの勝ち組になれるのか!?
と、期待に胸を踊らせております笑。
では、売買のロジックをシェアさせていただきます。
FXのボラティリティをATRで測り、逆張り手法に活かす
さて、今回のシステムは、「ATR」というインジケーターを利用しております。
ATRとは、日本ではあまり有名ではないかもしれませんが、アメリカなどの欧米では非常に有名なインジケーターです。
あの伝説のトレード集団であるタートルズの手法の要に使われていたほどですしね。
ATRとは、「アヴェレージ・トゥルー・レンジ」の略。
日本語では「真の値幅の平均」などと訳されますね。
指定した時間足の高値や安値などを計算して、一定期間で何pips価格が動いたのかを割り出してくれるインジケーターになります。
例えば、5分足20本足分のATRが0.05だったら、これはつまり、
「今の市場は、5分ごとに5pips動いている相場だよ」
ということがわかるというわけです。
つまり、
「マーケットのボラティリティーがどのくらいあるのか?」
ということを測る指標というわけ。
今回のシステムでは、このATRというインジを使って、逆張りのトレードをする際の判断基準にしています。
ATRが0.01など、マーケットのボラティリティが非常に低い時には、小さな乖離でも逆張りでエントリーし、細かい値幅をとっていきます。
逆に、ATRが0.03以上などの高ボラティリティの相場の時には、トレードシステム自体を休止させるか、もしくは逆張りエントリーする乖離ポイントを遠くにズラすなどを行い、マーケットと息を合わせた行動ができるようにシステムに組み込みました。
上位足でレンジ相場を判断させる自作EAが好調
このATRに加えて、さらにいくつかの「レンジ相場判断フィルタ」を通すことで、レンジ相場を狙い撃ちにできるような逆張りトレードシステムとなっています。
そのフィルターというのは、具体的には、
「短期足が上位足の中に収まっている」
ということが一つ。
例えば、5分足などの短期足が、直近の1時間足や4時間足の価格レンジの中に収まっている時にだけ、トレードするようにしています。
いうまでもなく、1時間足や4時間足をブレイクしている状況というのは、その方向に少なくとも何らかのトレンドのチカラが働いている状況ですよね?
こういう時に逆張りで仕掛けるのは非常に不利ですので、上位足をブレイクしている間は、トレードシステムは停止するようにプログラムしました。
で、また現在価格が上位足の範囲内に収まりだしたら、再びレンジトレードの開始というわけです。
あくまでも、直近上位足の価格の枠の中に収まっている時にだけ、ATRを使った乖離のうねりをとっていく逆張りレンジトレードを発動させるのです。
必然的に損切りはポイントはもちろん、
「上位足の高値or安値をブレイクしたら」
ということになります。
さらに、もう一つのフィルターとして、深夜のNYタイムなど、明らかにトレンドが発生もしくは価格が乱高下しすぎる時間帯にも、トレードを休止するようにしてあります。
価格帯のフィルターと、時間帯のフィルター…
さらにATRを駆使して、相場の勢いを測りつつマーケットに息を合わせてトレードする…
というのが今回作ったEAシステムになります。
まとめ
まだテスト段階なので、
「確実にこのシステムが聖杯だ!」
とは言えませんが、安定感は今まで数十個以上作ってきたEAの中でもピカイチなので、期待しまくっております。
記事カテゴリ:FX自動売買