今日も相変わらずメタトレーダー(MT4)の自動売買プログラムを朝から書いておりました。
今日書いた新しいシステムは…
「トレンドに乗りつつ、押し目買いをさせる自動売買プログラム」
というもの。
トレンド方向に沿って、押し目買いをするトレードって、割と定番ですよね。
これを自動売買プログラムにしてみました。
基本的に5分足でトレードしていくのですが、
まずは今の価格が上位足である1時間足の上半にいるのか下半にいるのかを判断します。
任意の足の仲値を割り出すEAコードの書き方
ちなみに、メタトレーダーでの1時間足の仲値の割り出し方にちょっと手こずりました汗w
EAで使える関数には、
・任意の足の高値データを取得できる「iHigh」という関数
・安値データを取得できる「iLow」という関数があります。
仲値の関数があれば手っ取り早いのですが、どうやらないっぽいので、このiHighとiLow関数を組み合わせて仲値を割り出していきます。
高値+安値÷2
これで平均値、いわゆる仲値が取得できますね。
EAのコードで書くと以下のような感じです↓
((iHigh(NULL,PERIOD_H1,1)+iLow(NULL,PERIOD_H1,1))/2)
仲値でトレンド判断して押し目買いor売りする手法を開発!
現在の価格が、直近の1時間足の仲値よりも高い位置にあるときには、トレンドの押し目でロングさせてみます。
で、逆に、
1時間足の仲値よりも価格が下で推移しているときは、下降トレンド気味だと判断できるので、押し目でショートエントリーさせるようにプログラムを組みました。
ちょっと見づらいかもですが、さっそく思惑通りにトレードし始めてくれています。
1時間足でトレンドを判断して、5分足で2pipsほどのスキャルピングを行ってくれる感じですね。
損切りは4pipsに設定してあるので、勝率が7割あればコンスタントに利益がチマチマ増えてくれる計算です。
逆に、勝率が6割を切ると、良くてトントンか、スプレッド分マイナスになってしまいます。
トレンドの始まり〜終わるまでの間は勝率がいいはずですが、トレンドの終わりに必ず4pipsの損切りを食らうという感じ。
ただ、押し目を拾うロジックは逆張りの発想で組んであったりもするので、トレンド相場だけではなくて、レンジ相場のときにもチマチマしたうねりを取れるようなプログラムになっています。
なので、怖いのは「トレンドの終盤の反転期だけ」ということになるはず…。
・5分足のトレンド初期〜終わりまで
・レンジ相場
に割と勝率が良いはずなので、勝率7割達成できるといいんだけど…。
まとめ:MT4のEAプログラミングは楽しい
というわけで、新しく、
「上位足でトレンド判断しつつの5分足押し目トレード手法」
というプログラムを作ったよという話でした。
まだ色々とアイデアは浮かびそうなので、どんどん新しいシステムを制作していきたいと思いますな〜。
ちなみに、自動売買プログラミングを学ぶのにオススメの本はこちら↓
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記事カテゴリ:投資・トレード