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日本発のNFT Pixel Heroes Xを買った3つの理由とデメリット1つ

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どうも、ブロガーのてつです。

日本発のNFT「Pixel Heroes X」を買ってみました。

なつかしのFF5,6みたいな横向きのRPGアイコン風のNFTです。

5555体限定のいわゆるジェネラティブという種類のNFTコレクションです。

ぼく自身、NFTは初購入。※地味にリリースはしていますが笑

なぜこのPixel Heroes Xを買ったのかを綴ってみたいと思います。

バナー黒板風

Pixel Heroes Xを買った3つの理由

では、Pixel Heroes Xを買った理由です。

①メタバースゲームとの親和性がかなり高い

②海外有名インフルエンサーのRTFKTBenit0氏が買った

③日本人・外国人どちらにもウケそうなコンセプトとデザイン

このあたりですかね。

逆にデメリットというか、正直微妙だな…という意見も最後に書いてます。

①メタバースゲームとの親和性がかなり高い

Pixel Heroes Xを買った理由として一番デカいのが、

今後流行るであろうメタバースやブロックチェーン技術を使ったゲームの「キャラ」「アイテム」としての価値を感じているから。

NFTなんてただのJPEG画像だろ?そんなもん何も価値ないじゃん笑

チューリップバブルと同じで、ただ相場に熱狂しているだけw

ノンノンノン。

NFTは、単なるJPEG画像ではないんですな。

今後大きな波が来るメタバース系のゲーム。

ブロックチェーンを使えば、ゲーム内で仮想通貨を稼ぐことができる「Play to earn」も流行ってくると思われます。

※Play to earnとは、ゲーム内で勝ったりすることで稼げるという新しい仕組みが組み込まれているゲームのこと。

Pixel Heroes Xは、ゲームの開発もするとことですので、このゲームが流行れば、当然、そのゲーム内のキャラであるNFTの価値も上がるというわけです。

NFTはゴルフ場の会員権に似ている

Google検索「ゴルフ場 会員権」より

そう、NFTって、ゴルフ場の会員権みたいなものなんですよね。

ゴルフ場の会員権だって、いうてもただの紙切れ・名簿じゃないですか?

でも、アレに何十万円〜何百万円の価値がつくというのは、その「紙切れ」を持っていることで、排他的なコミュニティーに参加できるからですよね。

ゴルフ会員権=NFT

NFTは次世代の娯楽場・コミュニティ・サロン等々への参加権・会員権なんですな。

②海外有名インフルエンサーのRTFKTBenit0氏が買った

海外有名インフルエンサーのBenit0氏がPixel Heroes Xの個体を買ったということで話題になりました。

Benit0氏は、RTFKTというデザインスタジオの共同創設者。

あの村上隆とコラボしたNFT「Clone X」は世界中で一点あたり数百万円超え〜という物凄い値段で取引されています。

そんなBenit0氏がPixel Heroes XのNFTを購入したことがきっかけとなり、Pixel Heroes Xの価格もググッと上がりました。

やはり海外有名インフルエンサーが買っているというのは、心強いですね。

しかも、きちんと希少価値の高い「デビル」の個体を狙って買っているので、やはりメタバース・ブロックチェーンゲーム内で「強そうな」個体を選んでいることが伺えます。

Benit0氏が購入し、保有している個体

ようするに、やはりBenit0氏もPixel Heroes Xの今後のゲーム内キャラとしてのポテンシャルを見抜いているということが言えそうです。

③日本人・外国人どちらにもウケそうなコンセプトとデザイン

あとは、やはりPixel Heroes X自体のデザインがなんとも面白くて魅力的なんですよね。

日本人だったら誰しもが知っているであろうロープレゲームの傑作ファイナルファンタジー5.6あたりのデザインにかなり寄せて作っています。

なので、日本人にとって、かなり親近感があるんですよね。

今までは

NFT=ただの画像

という認識だったのが、

Pixel Heroes Xが出現してきたことによって、

NFT=ブロックチェーンゲームに参加できるアイテム・参加権

という新しい価値観に気づくきっかけになるのかなと。

 

話がそれましたが、世界中に元々ファンがいるファイナルファンタジーシリーズにデザインやコンセプトを寄せて作ったというのが、Pixel Heroes Xのうまさですよね。

日本人はもとより、世界中のオタク層に一気に広まるポテンシャルを秘めていると思います。

一つ一つのNFTにはアイテムやキャラの特性が重み付けされている

一つ一つのNFTには、

・右手の武器

・左手の武器

・防具

・頭部(魔法使いの帽子やヘルメットなど)

・人種(エイリアンやデビルなど)

など、細かく一つ一つステータスが振り分けられています。

私が所有しているキャラ。棍棒と木の盾という装備。滲み出るモブっぽさww

例えば、ぼくが買った個体だと↓

・人間(浅黒)

・右手武器:棍棒

・左手武器:木の盾

・服:ギャンブラー

・頭部:茶髪

・シーン:丘

という感じ。

安い個体なので、かなりモブキャラ感が満載ですが…汗w

浅黒個体+棍棒なので、ワンチャン打撃系の物理攻撃力は高いかなと。

 

Benit0氏が買った個体は、ぼくが買った個体よりも遥に強そうですw

デメリット:WEB3的にクールかと言われると微妙?

懸念点を挙げるとするならば、

・レアアイテムという「序列」があるのは果たして時代にマッチしているのか?

・構造自体がピラミッド型になっているのではないか?(中央集権的)

という点ですかね。

 

Pixel Heroes Xがうまくゲーム開発できたとしても、

結局、レアだったり、強そうな個体を入手するには、高額な仮想通貨が必要になってしまいます。

 

ようするに、課金したほど有利になってしまうという構造。

それが最初から意図的に組み込まれているんですよね、Pixel Heroes Xには。

 

いや、別に資本主義なんで、課金自体を否定するつもりはないのですが、だったらわざわざブロックチェーンである必然性もないような気がするな〜という話です。

 

もちろん、運営はDAO形式なので、NFT所有者がそれぞれ投票権を持ってはいるのですが、やはりピラミッド型の構造が最初から意図されているというのは、正直WEB3やブロックチェーンの思想と相反するような…。

良くも悪くも中央集権的な「重み付け」によって成立してしまっている

Pixel Heroes Xのキャラが持っているアイテムなどには明確に「レアで強そうな種類」と、そうでもない「弱そうなもの」という重み付けがされています。

これが海外で流行っているBAYCやCryptopunksとちょっとちがう点。

 

BAYCやCryptopunksにも、一応レアな個体などはありますが、Pixel Heroes Xほど、明らかで意図的な重み付けはされていません。

あくまで偶発的に人気な個体が現れたという話。

 

あちらはどちらかというと「それぞれ個性があるよね、どれも魅力的で面白いよね」という世界観。

たいして、Pixel Heroes Xの世界観は、完全に課金ゲームのアイテムとしてのNFTという位置付け。

 

Pixel Heroes X=運営(DAO)を中心にしたピラミッド構造

BAYCやCryptopunks=雲のように、保有者みんながフワッとコミュニティを形成

という感覚的な違いがあるかなと。

 

Pixel Heroes X運営が発表しているロードマップを読むと、今後さらにレア度の高い個体を限定でリリースするとのこと。

そうなると、どんどん中央集権的な権力構造が強化されていきますよね。

これはブロックチェーン的にクールなことなのか??とかなり疑問が湧いてしまいます。

勝ち負けを争うというコンセプト自体が古い?

それに、ちょっとディスる感じにはなってしまうのですが、

「勝った負けたを競うために、レアアイテムに課金する」

という発想は、正直時代遅れな思想だと思います。。

 

BAYCやCryptopunksは、どちらかというと、もっと純粋にコミュニティ同士のサロン的な要素やファッション性がウケているんですよね。

多様性を尊重しているというか、レア度で優劣を決めないスタンスというか。

※もちろんBAYCやCryptopunksもレア度的な尺度はあると思いますが、あくまでそれは後発的・偶発的な感じです。AIで作られていますしね。

 

BAYCやCryptopunksの世界観↓

ぼくの個体もクールだし、君のもクールだね。みんなで新しい時代の価値観を楽しもう。

Pixel Heroes Xの世界観↓

オレの個体の方が武器が強いで〜ドヤッ!もっと強いアイテム欲しい…。

みたいな。。

 

例えるなら、みんなで親睦を深めるためにゴルフ場にきているのに、

一人だけガチで高級な道具を揃えてきて、勝負にめっちゃムキになっている人がいたら、ちょっと微妙じゃないですか。

 

そんな違和感をPixel Heroes Xには感じなくもないです。

ニュアンスが男性的すぎるというか、思想の出発点が「バトルして楽しもうぜ!オラオラ!」なんですよね。

WEB3の多様性の尊重という価値観があまりないような。

 

ブロックチェーンという非中央集権的な表現ができる21世紀のこの時代のテクノロジーをつかって、結局やっていることは運営と金持ちをピラミッドの頂点にした中央集権的なゲームじゃん…。

みたいな。

 

もちろん全然そういうNFTもあっていいとは思うのですが、

やはりBAYCやCryptopunksにあるようなフワッとしたクールさだったり、多様性や自由を表現する思想みたいなものは、「アイテムのレア度の重み付け」を運営側がしてしまっている時点で、ほとんどスポイルされてしまっています。

まとめ

商業的にはPixel Heroes Xはうまくいくかもしれませんが、アートとしての表現だったり、サイファーパンク的な思想の要素はどうしても薄いと言えそうです。

なので、あくまでも「ゲーム内の課金アイテム」という枠のNFT。

投資の対象としては、持っておくと数年後には化けるかもしれません。

NFA。

以上がぼくがPixel Heroes Xを買ってみて感じたメリットとデメリットでした。

 

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