岸田政権の「所得倍増計画」の流れでNISAの恒久化が本格的に検討されつつありますね。
NISAとは、非課税で株式に投資できる仕組みのこと。
NISAは一般庶民がもっと株を買いやすくするようにと、2014年の1月から日本に導入されました。
ただ、これまでのNISAは年間120万円までなどといろいろと制約がありました。
が、その制限がこの度大幅に緩和されるとのこと。
一般NISA枠は
年間:120万円⇒240万円
つみたてNISA枠は
年間:40万円⇒60万円
に増える案が検討されています。
NISAの恒久化&増額は2024年からスタートすると言われています。
NISAは元々イギリスのISA(アイサ)が元になっており、イギリスのISAの限度枠は年間320万円ほど。
日本でもやっと年間240万円が非課税ということで、喜んでいる人も多いのではないでしょうか。
さらに恒久化ということは、5年間の非課税の縛りもなくなるということで、長期投資も可能。
NISAで日本株だけではなくてアメリカの株などにも投資できます。
というわけで恒久化NISAがはじまれば、一般庶民が株を買うメリットがかなり増えそうです。
NISAで日本人の金融個人資産が狙われている?
とはいえ、世界的な流れは、不景気の波がジワジワと忍び寄っています。
先進国がお金を擦りまくってジャブジャブのマネー飽和状態の中、株式市場も今後一気に崩壊して、リセッション(景気後退期)に突入するのでは?と囁かれています。
このタイミングで日本のNISA枠の増額が行われる背景にはどんな意図があるのか?
少し陰謀論??っぽいですが、なんだか「アヤシイな〜」とも思ってしまいます。
すごい変な話を邪推すると
日本人の莫大な預貯金が狙われている?
日本人が金融崩壊直前の最後のカモにされる?
なんてことを考えてしまうんですね〜汗
というのも、日本の個人金融資産は約2000兆円あると言われています。
「日本の個人金融資産約2,000兆円のうち、NISAやiDeCoなど税制優遇制度を使っている資産の比率はわずか1.6%。対して米国や英国は20%を超えており、各種制度をうまく活用していることがわかる」
引用元:NISA恒久化へ。「資産所得倍増」への課題は?:日証協・森田敏夫会長に聞く
ようするに、日本人は貯金が大好きなので、
タンス預金やら銀行口座・ゆうちょ貯金にやら、お金をしこたま貯め込んでいるというわけです。
このお金をどうにか金融市場に引っ張り込めないか?
ということではじまったのがNISAであり、もっというと郵政民営化なのではないでしょうか。
表向きは非課税というとお得なように聞こえますが、
結局いくら非課税でも、買った株が下がってしまったら、非課税もなにもありません。
金融市場が崩壊しそうな今。
果たして非課税という甘いエサに誘われて株式を買うというのは、果たして賢明なことなのか。
それとも、世界の金融エリートがしこたま握っている株を売り抜けるための都合のいい「養分」にされてしまうのか。
未来の株価の動きは誰にもわからないので、確実に
NISAは陰謀だ!とも、いや、NISAはすばらしいから活用すべき!
とも言えませんが…。
日本人の個人金融資産をどううまく引っ張り出すか?
ということは世界中の金融猛者たちがアレコレ考えているということだけは確かです。
新しいNISAを活用するにしても、投資先などはじっくり考えたいものですね。
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