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音楽サブスク音質対決!Amazon vs Appleハイレゾ聴き比べ比較【アンドロイドスマホ編】

どうも、音楽マニアブロガーのてつです。

Amazon Music UnlimitedとApple Music、どちらが音質がいいのか??

ハイレゾ再生で違いが出るのか?

ということがかなり気になったので、いろいろな音源にて聴き比べしてみました。

聴き比べした環境は以下↓

アンドロイドスマホ:Google pixel4a(Snapdragon730G)

ハイレゾ対応DAC:iBasso DC05(ES9219C NDKフェムトクロック搭載・ハイレゾ32bit/384khzまで対応)

ヘッドホン:AKG K271MK2(純正ケーブル)

比較音源:
スピッツ:歩き出せクローバー
Official髭男dism Universe
Earth, Wind & Fire That’s the Way of the World
スティーリー・ダン Gaucho

音源は、両方ともハイレゾ。

Apple MusicはALAC。

AmazonはFLAC。

 

結論から先にいうと↓

Apple Musicの方が総じて自然でクセがなくてオススメ。

Amazon Music Unlimitedは、中高音域に独特のジャリッとした質感が目立ち、粗い。

という結果になりました、ぼくの場合。

 

では、一曲一曲詳しくみていきましょう〜。

※Spotifyについては、ハイレゾ対応していないのと、音質が明らかに加工されている疑惑があるので今回は除外させていただきました。
バナー黒板風

Amazon Music UnlimitedとApple Musicの音質。いろいろな曲で比較してみる

①スピッツ:歩き出せクローバー

スピッツの名盤「ハチミツ」から「歩き出せクローバー」です。

ハチミツは録音がとてもキレイかつ、ていねい。アレンジもシンプルで、楽器数が少ないので、一つ一つの定位もわかりやすい。

オーディオリファレンスとしてもかなり優秀なアルバムですね。

Apple Musicで聴いた感想

スペック:ロスレス 16ビット 44.1khz ALAC

クセがなく、まろやか。

ボーカルの音質が自然。

左チャンネルでずっと鳴っているタンバリンの定位がわかりやすい。

時折鳴る右のシンバルの音も自然。

左のライドシンバルの質感や解像感もよい。

Amazon Music Unlimitedで聴いた感想

スペック:HD 16ビット 44.1khz FLAC

ボーカルが軽くなったような感じ。

中高音域が持ち上がったようにジャリッとする音質。

左右のシンバルの鳴り具合に歪みを感じる。

ライドシンバルの質感に乏しい。

低域のベースの音も歪みっぽく聞こえる。

②Official髭男dism Universe

ヒゲダンはアレンジが凝っていて、いろいろな音が入っているので解像度/分離感チェックにおすすめ。

現代曲なので、音圧が高めで録音状態もよい。

Apple Musicで聴いた感想

スペック:ロスレス24ビット48khz ALAC

中音域に密集しているピアノとボーカル、ギターのワウ、ホーンの音がちゃんと分離して聞こえる。

左のハイハットの刻みも部屋の奥行き感が感じられ、解像度も高い。

右のクラッシュシンバルの鳴り方も自然。

全体的に若干マイルドすぎるような気もしなくはないけど、マスターがそういう音作りなのだろう。

Amazon Music Unlimitedで聴いた感想

スペック:ウルトラHD 24ビット48khz FLAC

ボーカルの中高音域がもこっと盛り上がったような音。

カサカサした質感。

右チャンネルのギターのワウの音はわかりやすいが、真ん中のピアノの音がかき消され気味で中音域に濁りを感じ、解像度はよくない。

ホーンセクションの音もかなり歪みっぽい。

左のハイハットの刻みは、分離して聞こえるが、部屋の奥行きまでは感じ取れない。

右のクラッシュシンバルも歪み気味。

③Earth, Wind & Fire That’s the Way of the World

生音中心で構成され、音数が少なめ。シンプルなアレンジ。

パーカッションとストリングス、ホーンセクション、コーラスなど、楽器アレンジのバランスがよく、リファレンス向き。

Apple Musicで聴いた感想

スペック:ロスレス24ビット48khz ALAC

全体的に優等生的な鳴り方。

ボーカルが若干歪みっぽく聞こえるのは、年代のせいか?

リバーブエフェクトのかかり具合、減衰具合などがわかりやすく、広がりのある空間表現を楽しめる。

リバーブをゴージャスにかけるのが流行っていたんだろうなと思わされる。

ドラム(特にスネア)のリムショットの音がくっきり目立って聞こえる。

コーラスの左右のパンでショートディレイをかけている様子も定位感よく、わかりやすい。

Amazon Music Unlimitedで聴いた感想

スペック:ウルトラHD 24ビット96khz FLAC

高音域の抜け感が強烈。

冒頭の左チャンネルのライドシンバルの鳴り方の時点で、「うお…」と驚くほど生々しい。

Apple Musicでは埋もれがちだった中音域で鳴っているハープの音もかなりクッキリ聞こえる。

コーラス・ボーカルの歪み感も少なく、時代を感じさせないハイファイなサウンド。

今回の聴き比べの中で唯一、Apple Musicと互角に張り合える高音質だと感じた。

ただ、やはり少し押し出しすぎというか、音圧が不自然に高い印象は拭えない。

サビのクライマックス部分ではコーラスがデカすぎて、歪みがちで飽和してしまっている。

④スティーリー・ダン Gaucho

これも言わずと知れたフュージョン・AORの名盤。

オーディオのリファレンス用としても、とても有名。

Apple Musicで聴いた感想

スペック:ロスレス24ビット48khz ALAC

全体的にシャリッとして繊細な鳴り方。

よくいえばフラット。悪くいえば、音がクリアすぎて迫力に欠ける。

ただ、よくよく聞いてみると、中音域のピアノ・キーボードの聞こえ方がAmazonに比べてかなりクリア。

ドラムのタムタムがデッドで定位感がわかりやすい。

やはりApple Musicは中音域の分離感がよい。

サックスにかかっているリバーブの減衰もわかりやすい。

ハイハットは少し刺さり気味。

右側のクラッシュシンバルの分離感がよい。

ベース〜低域はかなり締まっている。

Amazon Music Unlimitedで聴いた感想

スペック:ウルトラHD 24ビット96khz FLAC

音が軽く、中高音域がかなり刺さって聞こえる。

ベースの押し出しが強く、低音域の解像度は高い。

同じ音源のはずなのに、Apple Musicに比べてあきらかに音がでかい。

マスタリングのバージョンが違うのか?と思うほどでかい。

まるでエキサイターをかけたような全帯域がグワっと迫ってくる音圧。

パッと聴きはAmazonの方がApple Musicに比べて迫力がある。

ただ、じっくり聞き比べるとAmazonは不自然な誇張を感じるし、中音域の解像感もイマイチ。

このアルバム独特の繊細な空間表現がつぶれてしまっている感がある。

まとめ:アンドロイドスマホ環境でもApple Musicはいい音だった

あらためて結論を。

やはり総じてApple Musicの方が、自然でクリアな音質だと感じた。

Amazonは、総じてジャリッと中高音域に歪み感・不自然にレベルを上げたようなクセがあり、そのせいでバランスが中音域よりで、何を聴いてもカサっとした印象。

Amazonは不自然な音圧アップの細工を感じてしまう。

もしかしたら、Amazonはアプリ内部でエキサイター、リミッターなどをかましているのでは?と疑いたくなるレベルで不自然に音がデカい音源もあったのが残念。

※マスタリングの音源自体が違うのかもしれないので、確証はないですが、かなりアヤシイと思っております。

 

アンドロイド環境でも、Apple Musicで音楽を楽しむのがおすすめです。

 

興味深いのは、Apple MusicだとハイレゾではないAACコーデック256kbpsの音源でも十分に高音質だということ。

Amazonのハイレゾと比較しても、むしろ音がクリアで自然なのにはビックリした。

これはApple Musicの音質がよいという問題なのか、それとも、Amazon Music Unlimitedの音質が微妙という問題なのか…あるいは、その両方か。。

Amazon Music Unlimitedも無料で試せるので、比較して遊んでみると面白いですよ

Amazonも、音圧高めで元気な音色が楽しめるので、決して悪くはないのだけど、どうしても中音域の荒さがよくよく聞き比べると目立ってしまう。

とくに、音数の少なく凝ったレコーディング音源では、その特徴が裏目にでてしまう。

味の濃すぎる料理のよう。

 

Mac版のアプリでも両者を聴き比べてみたのだが、やはり同じような傾向だった。

なので、考えられる原因は、

Amazon Music Unlimitedは、内部で何かしら音圧を上げるエフェクトをかましておるのかな?

という疑い。

スティーリーダンのアルバムで顕著にわかると思うので、興味ある人は聴き比べしてみると面白いと思いますぞ。

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あなたの環境でウルトラハイレゾ対決してみるとかなり面白いですよ。

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視聴環境↓

 

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