仕事や収入、片付け断捨離など、自分をより良い方向に変えたい!と思ったときに大事になってくる「メンタル」を変えていくために不可欠な「コンフォートゾーン」という概念。
今回は、このコンフォートゾーンをどうやってより良い方向にシフトしていくか?について話していきたいと思います。
自分を変えるには深層心理に働きかけろ!?
「コンフォートゾーン」とは、コーチングの専門家で有名な苫米地英人さんの書籍によく書かれている考え方なんですが、簡単にいうと「自分の潜在意識で居心地が良いと感じている自分の枠、環境」のようなものです。
夢を叶えようとして努力したり、ダイエットして美しいプロモーションを手に入れようと励んだり、または断捨離をして部屋をスッキリさせようとして掃除にとりかかったり、、、
でも、なんだかんだで続かなくなり、三日坊主とまではいかなくても、1、2週間で挫折してしまって、元の自分に戻ってしまうような経験ありませんか?
きっと誰もが一度ならず経験していると思います。
この、「元の自分に戻ってしまう」ということの裏側に潜在意識、つまり「コンフォートゾーン」というものが関わっているんです。
表の自分と内なる自分の綱引き
なので、このコンフォートゾーンを変える、つまり自分の深層心理、潜在意識を変えていかないことには、どんなに新しい自分になろうと努力しても、結局今までの自分に「自分から」戻ってしまうので、物事が前に進まないのですね。
自分では違う自分、今よりもより良い自分に変わっていきたいのに、「潜在意識の自分」は今いる場所が居心地がいいので、変われない。
まるで変わりたい「表の自分」と、変わりたくない「内なる自分」の2人が綱引きをしているようですね。
でも、厄介なことに、私たちの行動を決めているのは実は今考えて行動しているように思える「表の自分」ではなく「内なる自分」つまり潜在意識だということが最近の脳科学の研究でわかっています。
よく氷山の一角と言ったりしますが、これと同じように、ぼくらの心も表面に見えているじぶん、普段感じているじぶんの奥には、膨大な潜在意識が存在しているんですね。
片付け祭りでコンフォートゾーンを変える!
では、この潜在意識を変えるには一体どうしたらいいのでしょうか?
ぼくが一番今までで潜在意識がガラッと変わったなと思ったのは、近藤麻理恵さんの片付けの本を読んで徹底的に自分の持ち物に「方を付けた」ことです。
「ときめき」の片付けなどという言葉が一人歩きしてしまい、軽く思われがちですが、こんまりさんも本の中で、なんども「片付けはメンタルが9割!」ということをおっしゃています。
そのほかにも、「片付けは祭り」というように、ダラダラ片付けるとリバウンドしやすいので、「祭り」のような感じで片付けを捉えて一気に短期間で自分の深層心理が思わずびっくりしてしまうくらいに片付ける、ものを捨てる。
この考え方はまさに「コンフォートゾーン」を半ば無理やり変えていく「荒治療」といった感じです。
まとめ
その「荒治療」の効果はすごいですよ。
やっぱり、目の前の、しかも毎日長い時間を過ごす「自分の部屋」というパーソナルスペースをガラッと変えるわけですから、潜在意識に揺さぶりをかける効果はかなりのものです。
まず、こんまり流の片付けで潜在意識を揺さぶるとともに新しい習慣をはじめていく。
こうすることで、物事の継続が驚くほどスムーズに、簡単になりますよ!
なにせ、自分の潜在意識がびっくりするくらい、目の前の日常風景が変わるんですから!
変わりたくてもいつもなぜか、元の自分に戻ってしまいがちな人は、ぜひこんまりさんの本を読んでみてください!
では。