どうも、ヘッドホンマニアブロガーのてつです。
K701用の交換イヤーパッドを買ってみました。
Amazonの中でも最安クラスの「TDITD」という謎メーカーのモノ。
両耳セットで1500円でした。
AKG純正だと片耳だけで2580円するので、半額以下の安さです。
Amazonのレビューもかなり高評価が多かったので、ポチってみましたが…。
良いところと悪いところ、両方見えてきました。
外見や装着感は思わず
え?これ純正と同じじゃん??
と思うようなクオリティなのですが、
なぜか低音がスカスカになってしまいます。
重量が2gほど軽いので、それが原因かなと。
あとは、内径も微妙に違うので、その点も低音に影響してそうです↓
音質重視の人は、やはり純正をおすすめします。
こんなに低音の出方が変わるとは思いませんでした。。
一応、K701やK702、Q701,K712PROやK612PROなどのAKG開放型ヘッドホンに対応していますが、おすすめはできませんね…。
音質が変わりすぎです。
というわけで、詳細を開封レビューします。
TDITDのK701用イヤーパッドの開封レビュー
こちらがAmazonから届いた様子。
そっけない外箱。
TDITDという謎メーカー。
他の出品アイテムを見てみると、ヘッドホンのイヤーパッドを他にもいつくか製造・販売しているみたいですね。
開けてみましょう。
お、見えてきました。
シンプルにイヤーパッドが入っております。
取り出してみました。
ドライバーの上に被せる黒いフォームリングも付属。
うんうん、かなり質感いいですね。
ちゃんと純正のように傾斜も付いております。
これで1500円は確かにコスパグッドです。
レビューはサクラではなかったようだ…。
フォームリングの厚みは4mmで純正と同じでした。
ただ、内径は少しだけ純正よりも広いのが惜しい。
素材は純正と微妙に違う。
そのせいなのか、後述しますが、高音が少し刺さる感じに聞こえるかもです。
では、付けていきます。
K701が2台あるのは、オーストリア版を中古で入手したからです笑
中古で買ったオーストリア版のK701のイヤーパッドがなかったので、今回アマゾンで購入したというわけです。
裏面。
フォームリング。
ハメてあるのが純正。
見た目はかなりそっくりです。
純正の「毛並み」まで再現しているのは感心。
装着も純正と同じく、乗せてスライドさせるだけでOK。
見た目的にも、装着感的にもかなり純正にそっくり。
音がスカスカ…低音が酷いことに…涙
と、ここまでは、よかったんです。。
いざ音を聴いてみると、強烈な違和感。
低音がスカスカ!なんだこれ!
純正イヤーパッドが付いている中国製のK701と聴き比べて、激安イヤーパッドを装着したオーストリアK701は、めちゃくちゃ不自然なスカスカ具合。
あれ?個体差?イヤーパッドでそこまで音変わらんでしょ??
と思い、今度は純正イヤーパッドをオーストリアK701に装着してみました。
すると、きちんと低音モリモリで復活。
まじか…イヤーパッドでこんなに低音の出方が変わるものなのか…汗
とビックリしましたね。
原因はなんだろう??
と思い、フォームリングのせいか?と、フォームリングだけ変えてみたりしましたが、やはりTDITDのイヤーパッドを装着すると、何をしても低音がスカスカ。
もしかしたら、重量とか?
と思って、測定してみました。
結果、純正と2gの差がありました。
う〜ん、、おそらく原因はこのあたりにありそうです。
素材感がサイズはほぼ一緒。フォームリングのせいでもないとすると、この「2gの差」が想像以上に音に影響してそう??
あとは、この↓「内径の違い」も低音に関係していそう。
まとめ:やっぱイヤーパッドは純正にしておくことをオススメします…。
はい、というわけで今回は、
K701用の激安交換イヤーパッドを買ってみたので開封レビュー!
というテーマでございました。
外見や装着感は、純正そっくりさんなのですが、肝心の音がびっくりするくらいスカスカになってしまいました。
高いけど、結局AKG純正のイヤーパッドとフォームリングを買い直しました…とさ。
今回は完全に、安物買いのなんちゃらになってしまいましたね…汗w
とはいえ、この失敗のおかげで、イヤーパッドの大切さ、とくに「重量・内径の大きさで音質がかなり変わる」という知見が得られたのは収穫でしたな。
ヘッドホンマニアなので、失敗も糧にします笑
勉強代!
今回買ったもの↓
Geekriaというブランドのヤツも重量の表記がないので、買うのちょっと躊躇いますね…。
レビューでも音質悪くなったって言ってる人もいるので、やっぱ純正にしておくのが精神衛生上良さげ。
それか、思い切って新品を買うかですね。
純正で両耳揃えると、6千円くらいかかるので…。
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