イタリアでの自炊事情について書いてみますね。
先日ナポリに1ヶ月ほどAirbnbのアパートを借りて住んでいました。
その時に、下町の魚屋さんや肉屋さんで毎日新鮮で安くて美味しい食材を買ってきて、ナポリ特産の白ワインとあわせて….最高に贅沢な自炊生活を毎日満喫していたので、控えめに言っても「超最高」でしたw
これから留学などで「イタリアでの自炊生活にチャレンジしてみたい!」というあなたにも、急ぎ足の旅行ではなくて、アパートに滞在しながらまったりと「暮らすように旅をする」をしてみたいあなたにも、
お金も節約できて、しかもおいしいものを好きなだけ味わえるイタリアでの自炊生活は、マジでおすすめです。
では、写真付きで詳しくどんな感じなのか、自炊の様子を紹介していきますね。
ナポリの下町に新鮮な食材を求めて繰り出す…
まずは、なにはともあれ、食材の買い出しです。
ぼくは日中はライターの書き物仕事をアパートの部屋にこもってシコシコを作業するという日々を送っていたので、基本的にいつも夕方の時間帯に、こうしてナポリの下町の通りを散歩しつつ、食材をゲットしておりました。
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ナポリのスパッカナポリ地区を歩いていると、次から次へと美味しそうな魚屋さんや八百屋さん、肉屋さんが目に飛び込んできます。
今回は、ムール貝を500gゲット。
1kgで3ユーロなので、500gで1.5ユーロです。
200円くらいでしょうか。
めちゃくちゃ安くて最高ですね。
ちなみに、イタリア全土に言えることですが、ムール貝はすごく安いのですが、アサリは割と高めです。
アサリは1kgで15ユーロとか、そのくらいしていましたね。
2〜300g買うだけでも、5ユーロ(650円ほど)くらいかかってしまうので、貝を食べたくなったらムール貝がおすすめです。
店員さんに何グラム欲しいのかを言って、袋に入れてもらいましょう。
「チェント・グランミ」が100g。
「ドゥエ・チェント・グランミ」が200gというイタリア語です。
ちなみに、ナポリの下町のおじさんはちょっとみなさん強面ですが、話しかければ優しい人ばかりですぞ…汗w
カタコトのイタリア語でもいいので、ぜひちょっと勇気を出して話しかけてみましょう!
指差し&ボディーランゲージでも大丈夫ですしね。
ぼくはこの魚屋さんが気に入ってナポリ滞在中になんども通っていたので、次第に名前なども聞かれるようになり、ちょっとだけ知り合いっぽくなってましたw
Airbnbでアパートを借りて自炊していると、まるでその街の住人になったような気分になれるのが良いんですよね。
普通の旅行とは一味違った、良い思い出になります。
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八百屋さんにも、新鮮な野菜や果物が所狭しと並んでおります。
内臓専門に扱うトリッパの食材屋さんも…。
生ハムはチーズと一緒に「サルミエラ/salumeria」というハム&乾物屋さんで買うことができます。
チェーンのスーパーに行っても切りたての生ハムを買うこともできますぞ。
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肉屋さんで豚肉を買ったりもしました。
豚肉も日本で買うよりも若干安いくらいですし、イタリアの肉屋さんはその場で肉を切り落として売ってくれるので、切りたてで新鮮なおいしい肉を買うことができます。
この「注文した分をその場で切り落とししてくれるスタイル」は日本の肉屋さんもぜひ見習って欲しいですな。
マジで肉の味が全然違うんですよね。
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今宵はムール貝の白ワイン蒸し&パスタにチャレンジ!
そんなこんなで、この夜は買ってきたムール貝をワイン蒸しにして、いただいてみました。
これで500g、200円くらいです。めちゃくちゃたくさんあります….汗w
超お買い得ですな。
ムール貝は、貝の外に出ているヒゲのような部分をとる下処理がちょっと面倒ですが、まぁ、その分安いのでガマンです。
フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れ、ムール貝を炒めていくと、貝から水気が出てくるので、白ワインを少し加えるだけで、カンタンに白ワイン蒸しができますぞ。
プリプリに身がしまっていて、最高です…。
ナポリ産のワインとあわせて、至高の食道楽を追求することができます…。
ただただ素晴らしいですな。
モッツァレラチーズや、生ハム(プロシュート)、サラダも買い込めば、こんなに素敵な前菜もサクッとできてしまいます…。
生ハムも100グラムで3ユーロほどですし、モッツァレラチーズも、ナポリは水牛モッツァレラ(ブッファラ)の本場ですから、ゲンコツ大の大きさの巨大なモッツァレラブッファラチーズが、2ユーロほどでゲットできてしまいます….。
どうですか?この写真をみているだけで、思わずジュル…..っと唾液が出てきて、腹がグゥ….っとなりませんかねぇ…?w
パスタも茹でて….。
ムール貝のパスタも完成しました。
ソレント産のレモンをキュッと絞れば、絶品のナポリ料理の完成です。
まとめ:自炊すれば節約&美食で一石二鳥!
イタリアで自炊する際には、オリーブオイルと塩だけあれば、あとは基本的に買ってきた食材を炒めたり、茹でたりすればおいしいディナーが出来上がります。
ちょっと前菜などにもこだわっても、夕食代が5〜7ユーロほどあれば、十分に食道楽レベルのご飯を毎日ひたすら、心行くまで堪能することができますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
ちなみに、ナポリで食材を買い込むなら、地元の人たちの台所にもなっている「Via Pignasecca」という通りが便利ですぞ。
メトロのモンテサント駅やトレド駅から近い、ナポリの中心部です。
ぼくが毎日のように通っていたお魚屋さんも、こちらの通り沿いにあります。
モンテサント駅には、大型のスーパーも併設されているので、イタリア語がよくわからなくても食材を調達できるので、このエリアは便利ですぞ。
では、グルメ好きにはたまらない、食道楽の日々をイタリアでお過ごしくださませ…。
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