どうも、ヘッドホン/イヤホン好きブロガーのてつです。
iBasso DC06、DC05を手に入れてしばらく試聴を繰り返しました。
さっそくですが、ぼく的な音質のランキングは以下↓
- iBasso DC05
- iBasso DC06
圧倒的にDC05がクリアで解像度が高くて好みでした。
詳しく話していきます!
ワタクシの視聴環境
まずはワタクシの視聴環境↓
ソース:Apple Musicハイレゾ
機器:MacBook Air M1 or Androidスマホ
聴くジャンル:洋楽邦楽POPS/ROCK全般・AORやスムースジャズ・JAZZ・クラシック少し
ヘッドホン:ゼンハイザーHD6XX or AKG K701
※HD6XXとは、HD650と音色同じなのにアメリカの通販サイトdrop.comで格安で買えるモデルです。
バランス接続ではなく、基本3極プログの通常のアンバランス接続で聴いております。
結論:DC05の方が高音がキレイで全体的にクリア。DC06は低音モリモリ
今回、iBassoDC06、DC05を揃えて聴き比べしてみましたが、
聴けば聴くほどDC05の音がクリアでスッキリしていて見通しがいい。
DC06は、DC05の後継機種として発売されたモデル。
DACチップやNDKフェムトクロックなど、基本的なスペックはDC05とほとんど一緒。
DC06には新たに4.4mmのアンバランス接続端子が追加されて、アンプ部分が強化されて出力が上がっております。
スペックがほぼ同じでも音のクリアはけっこうちがった
DC05のスッキリした高解像度の音がかなり好きだったので、期待してDC06を手に入れたのですが…正直ちょっと期待はずれでした…汗
というのも、DC05で感じられる音のスピーディーな立ち上がり感が、DC06ではなくなってしまっているのです。
DAC構成は同じなので、バランス接続の回路を追加したりして、きっと余計な回路が増えてしまったことによる悪影響なのかな…と考察しております。
あと、DC05はUSBケーブルが直付けになっているのに対して、DC06は取り外しできるようになっています。
取り外しができるということは、その分余計なコネクター・接点も増えているということ。
この辺りのケーブル周りのロスも音質に悪影響がありそう。
DC05はハイ・インピーダンスヘッドホンも余裕で鳴らせている
ワタクシが使っているゼンハイザーHD6XX(HD650)は300Ωと、かなり鳴らしにくい部類のヘッドホンですが、DC05のパワーでも十分爆音で余裕を持ってならせているので、
よほどのハイ・インピーダンスヘッドホンでなければ、そしてアンバランス接続で聴く限りは、DC05の方がおすすめです。
プロ用のヘッドホン/イヤホンはほとんどシングルエンド(アンバランス)ですし、あまりバランスにこだわる必然性はないのかな〜と。
iBasso DC05とDC06の音質比較まとめ
長くなりましたが、DC06とDC05の比較をまとめると
ということを感じおります。
逆にDC06は
やっぱりオーディオはシンプルイズベストかな〜と。
回路周りのロスを物理的に少なくしている方がシャープで定位感がクッキリしていて、音のセパレート感がググッとわかりやすいイメージ。
DC06はあえて低音をちょっと強調しているようなイコライジングも感じますね。
中〜高音域も少しジャリッとしていて、クリアさに欠ける印象。
スッキリ明瞭な定位感と高音域のヌケの良さが魅力のDC05がおすすめ
というわけで今回は
iBassoDC06とDC05をじっくり聴き込んで比較してみた結果…DC05の圧勝だった
という話でございました。
バランス派以外は、価格面でもコスパがいいDC05の方がおすすめですぞ。
軽くて取り回しもいいですし。
ケーブルが着脱できないというのが唯一の懸念点ですが、
それが音質的には余計な接点が減るので、メリットになっているんですよね。
DAC選びで一番優先したいのは音質。
ケーブル部分の耐久性に関しては、まぁ価格自体も安いですし、最悪壊れてしまったらまた買い直してもいいのかなと。
華奢なボディーだけど、音は極上に澄んでいるDC05。
まだ体感したことがないあなたは、ぜひ一度お試しあれ〜。
ぼくはポータブルDACは今までに10種類以上試してきておりますが、DC05のクリアで明瞭な定位感・高音域の抜けのよさは絶品ですぞ。
追記:Shanling UA3も持っているので、そちらとの比較も今後話す予定です!
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