どうも、USBDAC好きブロガーのてつです。
いや〜…最高です。
iBassoのスティック型DAC「DC05」を入手してからここ数日間、ずっと感動しっぱなし。
前回のファーストインプレッションの記事でも絶賛しましたが、あれからしばらく聴き続けても、全然飽きません笑
高音域の解像度とヌケ感がマジで強烈なので、完全に「新体験」って感じ。
解像度が高すぎて、しばらく聞いてると脳がクタクタになる勢い。
20年前の液晶テレビと現代の4Kテレビくらいの差があると言っても大袈裟ではないかも。
2020年2月に発表されたばかりの新世代DACチップ「ES9219C」の音質はマジで近未来ですね。
言うても、たかがDACなので、

根本的にそこまで変わらんだろ〜
と思っていたのですが、

大間違い!
でした。
DAC一つで富士山と公園の砂場の山くらいの差が出るなんて…(さすがに大袈裟w)
とにかく、これは本当に買ってよかった。
iBassoのスティック型DACは
- DC01
- DC02
- DC03
と集めてきてまして、最近ではShanlingのUA2がお気に入りだったのですが、このDC05の音を聞いてしまうと、

「ちょっともう他のDACには戻れないかも…」
というレベルでレベルの違いを感じてしまっております。
それくらい、異次元の音のよさですね。
ハイパーストリームⅢすげえ…。
これが一万円しない値段で手にできるとは、驚き以外のナニモノでもないです。
もちろん再生ソースも大事。
Amazonミュージックのウルトラハイレゾが超おすすめなので、まだの人はぜひ無料で試してみるといいですよ↓
DC05は3.5mmのアンバランス接続のみなのでモニターヘッドホン系との組み合わせがおすすめ
ヘッドホン/イヤホン環境は、
・AKG K 271MK2(密閉型)
・Roland RHA7(開放型)
の2機種を主にメインで使っております。
どちらもフラット傾向のモニターヘッドホンです。
DC05は3.5mmのアンバランス端子のみ搭載機種。
なのでバランス接続には対応しておりません。
ただ、DACを左右2機積んでいる「デュアルDAC」なので、アンバランス接続でもすごく左右のセパレーションがいいんです。
しかも、オーディオマニア御用達ESSのチップ「ES9219C」を2つ贅沢に使っています。
引用元:https://www.mouser.jp/datasheet/2/1082/ES9219_Datasheet_v1_0_4-1923574.pdf
なので、バランス接続バージョンのDC06も発売されそうな気配もありますが、汎用性の高い3.5mmのアンバランス端子のDC05でも十分かなと思います。
最近はバランス接続のブームもちょっと終わりつつありますしね。
参考:イヤホンのバランス接続も販促オカルト‥? 音、良くなってるよな?
元々、プロ用機器の間ではアンバランスが主流ですし、DC05にはモニターヘッドホンを合わせると、「自然なのに、それでいて左右の分離感もちょうどいい」というイイカンジになってくれます。
ちょっと放置してたAKG K271MK2を再評価
で、この記事の本題なのですが、
DC05とAKGのモニターヘッドホンK271MK2という組み合わせがめっちゃ相性抜群なんですよね。
K271は、知る人ぞ知る、超ロングセラーのプロ用モニターヘッドホン。
さすが、長年ロングセラーになっているだけあって、音のバランスは普通に良好だな〜とは思っていたのですが、DC05を手に入れる前までは、正直、そこまでのお気に入りでもなかったんです。
なんか、普通すぎるというか、ちょっと音に迫力がないし、カサカサした感じもあるし、

まぁハイエンドモデルじゃないし、こんなもんか〜
いうて旧世代のヘッドホンだしな…時代遅れ?
くらいで思っていたのですが、
DC05経由でK271Mk2の良さを再発見してしまいました…。
DC05というニューカマーと、10年以上前に発売されたモデルK271MK2とのコラボ…。
※K271MK2の元モデルK271studioはもっと古いですね。1980年代?
これが驚くほどバッチリハマってくれるんですな。
DC05の強烈な個性である「高音域の解像度のよさ・見通しのよさ・ヌケの良さ」と、AKGの繊細で穏やかなヘッドホンの特徴が、お互いのよさを最大限引き出してくれているかのよう。
DC05⇒ヤンチャで元気な新人
K271⇒経験豊富な先輩
=コンビにすると最強だった
みたいな、刑事ドラマ的な笑
ぼくはフュージョン系のインストとか、普通にロックバンドとかを聞くことが多いのですが、シンバルのシャーン…という音がどれだけキレイに、歪みなく、スッキリと、かつニュアンスをしっかりと表現してくれるかどうかでオーディオの評価をすることが多いです。
その点で、DC05はホント優秀。
こんなに潰れずに、クリアに、強烈に、それでいて痛くない自然なバランスでシンバルのアタック感や減衰していく流れを届けてくれるDACは他に知りませんね。
ESSのチップES9219Cをデュアルで積んでいる恩恵をバッチリ生かせている。

深圳の音響メーカーの躍進ぶりは圧倒的
いや〜…中国(とくに深圳)の最近の新興オーディオメーカーはホントすごい。
一昔前までは、日本のメーカー(ソニーとかオーディオテクニカとかオンキョーとか)も音質とコスパのバランスが良かったのですが、最近は圧倒的にiBassoやShanlingのような深圳のメーカーの勢力に押されちゃってますね。
中国ブランドは安かろう悪かろうというイメージは、もう完全に過去のものっすね。
まとめ:最新DACチップと歴史あるモニターヘッドホンの組み合わせでそれぞれの良さを改めて知った
DC05もK271MK2も両方一万円もしない商品。
両方買っても2万円で余裕でお釣りがきます。
いい時代になりましたね〜。
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DACも重要ですが、ソースも大事です!
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