どうも、DAC大好きブロガーのてつです。
またまたiBasso DC04PROのネタですw
コイツを買ってからというものの、ずっとDC04PROの音質のことばかりブログに書いてますねw


でも、DC04PROのエージング音質変化が面白すぎるからです。
↓DC04PROの音質変化
という感じ。
マジで音が変わりまくりのDC04PROです。
※DC04PRO記事シリーズ:開封レビュー・音質レビュー①ファーストインプレッション・エージング20時間(低音のボワつき減る)・エージング30時間(高音がガッツリ伸びる)・エージング50時間(最終解答?)・アプリセッティンでさらに音質を追い込む方法
USB-DACは10機種以上買いましたが、ここまで音が変わるのはDC04PROがはじめて
iBassoはDC04PROで、FPGAという回路をスティック型DACで初採用しました。
このFPGA回路やアンプ部分がエージングの影響を受けやすいパーツなのかな?
いままでスティック型DACは10種類以上買ってきました。
ここまで音質がめちゃちゃくちゃ変わる機種は正直はじめてなので、戸惑っております汗
【筆者のDAC歴】
- iBasso DC01
- DC02
- DC03
- DC03PRO
- DC05
- DC06
- DC04PRO※NEW
- Shanling UA2
- UA3
など。
重心が低音から高音にジワジワシフトしていってる
DC04PRO購入初日〜2日くらいまでは、正直高音域がこもっていて、低音が出過ぎてヴォーカルなどの中音域に干渉してかなりバランスが悪かったのですが、
6日・30時間ほどエージングをした現時点では、逆に高音域がかなりシャリッとして十分な量出ており、低音はかなりスッキリ。
DC03PRO並みにシャキッとピーキーな高音が出るようになってきました。
なので、高音好きのワタクシにとっては、非常にいい感じに成長してきました。
DC03PROでは課題だったミドル〜低音域の音やせ感もDC04PROでは改善されました。
音場もDC03PROに比べて格段に広くなったDC04PRO。
まさに正統進化。
DC04PROはDC03PROのアップグレード版(とくに音場と中低音)となりましたな。
今買うならDC06よりもDC04PRO
iBassoというメーカーはほんとジワジワと自社製品を改善していて、すばらしいです。
DC04PROは価格比較でDC06とほぼ同じ。
DC06よりも2023年発売のDC04PROの方が断然高音質でおすすめです。
DC06は音が塊っぽくて高音も抜けないし、低音に寄りすぎていてあまりハイファイオーディオ感がないんですよね…。かといって中低音の解像度が高いわけでもないですし…。迫力はあるのですが、モヤモヤするんですよね。。
今買うならFPGA+KDSフェムトクロック搭載のDC04PROの方が音場も広く、クリアで解像度も非常に高くイチオシです。
DC04PROをK701とHD6XXで聴き比べる
ちなみに、ぼくの愛用ヘッドホンはAKG K701。
K701は高音が強めに出る「刺さるか刺さらないか、ギリギリの高音ヘッドホン」として有名ですが、30時間エージング後のDC04PROは、K701で若干刺さるシーンが増えてきました。
ゼンハイザーHD6XX(HD650の簡易塗装版モデル。音質は一緒)でもエージング30時間後のDC04PROを聞いてみました。
ゼンハイザーHD6XXはK701とは真逆のキャラで、低音が多めで高音はマイルド路線。
高音がかなり伸びるようになってきたDC04PROと組み合わせると…。
おお、ちょうどいい笑
解像度はK701の方が高くて好きなのですが、ゼンハイザーHD6XXの方が全体的な音のバランスは整っている印象ですな。
低音もグッとタイトで締まっており、スッキリムダなボワつきもない。でもしっかりと量感もある。
ミドルはK701に比べると、見通しは少し悪いが、音像は分厚くて楽しい。
ハイはK701に比べてかなりマイルドなので、シンバルやサ行が刺さることもなく快適にいろいろなジャンルの音楽を安心して再生できる。
とまぁこんな感じで、エージングをしっかりおこなった後のDC04PROとゼンハイザーHD6XXの組み合わせは、かなり良好。
抜けのよさや奥行きのクリアさ、解像度、音場の広さを重視したい場合や、シビアに分析的に聞きたい時はK701で。
全体のバランスをとり、安心してゆっくりまったり楽したいときはHD6XX。
そんなふうにDC04PROに組み合わせてシーンや気分によって楽しんでおります。


まとめ:エージング変化が興味深いiBassoの新作スティック型USB-DAC DC04PRO
はい、というわけで今回は
iBasso DC04PRO音質レビュー③30時間エージングで高音がパキパキに
というテーマでございました。
買った当初は「正直微妙かも…」と思ったDC04PROですが、エージングで激変。
今ではシャンシャン!っと若干ピーキーなくらい高音が抜けまくるキャラに変化…汗w
ここまで音が変わるDACも珍しいです。
DC04PROを手に入れたら、ぜひ最低でも20時間くらいはエージングしてみることをおすすめしますぞ。
※DC04PRO記事シリーズ:開封レビュー・音質レビュー①ファーストインプレッション・エージング20時間(低音のボワつき減る)・エージング30時間(高音がガッツリ伸びる)・エージング50時間(最終解答?)・アプリセッティンでさらに音質を追い込む方法
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