どうも、てつです。
先日公開した
なかなか好評のようです。
合成写真ビジュアルボードとは、
あなたの顔を理想の人物の写真に合成した画像を作る
というものです。
これによって、潜在意識・セルフイメージを大きく変えることができます。
詳しい心理学的な理由については、前回のページで解説しました。
ただ、
じっさいに作る上で、いくつかコツが必要だったりします。
とくに、一番注意したいポイントが
写真選び
です。
ここについて解説します。
【このページの要約】
①まず雑でいいので、大量のサンプルを作る
②それをじっさいに部屋に飾って、マインドブロックを外す
③マインドブロックが外れた状態で、じっくり完成版を作り込む
という3ステップです。
【注意点】写真選びの段階でメンタルブロックが発生??
合成写真ビジュアルボードというのは、やり方だけなら非常にカンタンです。
ネット上の画像検索で「あなたの目標人物」を検索し、
よさげな画像を拝借して、あなたの顔の切り抜き画像をはめ込むだけ。
PCやスマホのアプリなどを駆使して、慣れてしまえばサクサク作れます。
しかし、先ほども言ったように、
写真選び
という最初の段階で、地味につまづきポイントがあるのです。
それはなにかというと
写真選びの段階でメンタルブロックが発生してしまう…
ということ。
合成写真を作る前のあなたの状態は、まだマインドセットが定まっていない場合がほとんど。
潜在意識は、「変わりたくないし現状維持する」という性質があります。
なので、ぼくがこうして「目標人物との合成写真を作るといいよ!」と言っても、
あなたの潜在意識は、なんとか邪魔しようとします。
その結果、
じつはあまり目標にしたくない人の写真を無意識で選んでしまう…
というワナがあるのです。
あなた:よぉし!オレの目標人物はこの人だから、この写真を使おう!
と思っていても、その「人選」がじつは、
潜在意識さん:わざと間違った人物を選ばせてやろう〜そうすれば挫折してこのまま現状維持してくれるだろ〜ウッシッシ
となってしまう危険性があるのです。
ここがアファメーションやビジョンボード作りで一番難しいポイントです。
とはいえ、
わたしが本当になりたい理想の人物って、、どんなだろう…。。
と、答えがなかなか出なくなってグルグル考え込んでしまい、結局行動にうつせない…
というのも、これまた潜在意識の思うツボです。
質より量で勝負
じゃあ、どうすればいいんだよ!?
と怒りの声が聞こえてきそうです。
大丈夫です。きちんと対策法があります。
それが、
よいと思った人の写真を片っ端から集めて、サンプル感覚で合成写真を作りまくる!
という方法です。
数で勝負するのです。
これはぼく自身もやっていますが、かなり効果が高いです。
じっくり、じっくり、
この人のこの写真にしよう!
と入念に選ぶというのももちろん大事なのですが、
それだと、先ほど言ったように潜在意識の介入もしやすくなってしまいます。
あなたが本気に慣ればなるほど、皮肉なことに潜在意識の邪魔作用も活発になってしまうのです。
なので、
潜在意識の邪魔するスキがないくらいに、パパッと
あ、これいい画像、これもいいやん
という感じでネット上で大量に画像を保存します。
いい意味で「テキトー・遊び感覚・お試し」でやってください。
そして、
とりあえず10人分くらい(10画像)は思考停止で大量にあなたの顔写真をはめ込んだ合成写真を作ってみるのです。
事務作業みたいな感じで、はい次、はい次…というノリで大丈夫です。
合成の自然さも、多少荒い感じで大丈夫です。
顔と背景の明るさ調節とかも、最低限でOKです。
こうして出来た10タイプくらいの合成写真。
一枚の写真にまとめて配置して並べてみましょう。
こんな感じです↓
このような感じで、バーっとまずは大量のサンプルを作ってみる。
そして、出来たらこの状態で一度印刷して、額に入れてじっさいに部屋に飾って数日間眺めてみる。
そうすると、面白いココロの変化が生まれてきます。
あれ…この目標人物の合成写真、作った時は別にあまり気になってなかったけど、しばらく眺めてたら、かなりしっくりくるなぁ。
あれ…こっちは思ったほどいい気分にならないなぁ…。。最初は絶対この人がいいと思ってたのに…。
あ、でも昨日はあまりピンと来なかったけど、今日みたら、なぜかすごいしっくりくる…日によってコロコロ変わるなぁ。
のように、あなたのその日の気分の浮き沈みに合わせるかのように、合成写真を見て生まれる感情も変わってきたりします。
こうして、ほぼランダムに大量に作っておくことで、マンネリを防げるという効果もあります。
バリエーションがたくさんあることのメリット
メンタルが上がっている時にしっくりくる画像があれば、
メンタルが落ち込んでいる時に、逆にしっくりくる画像なんかが出てきたり…。
たくさん作ってくことで、いろんなコンディションに対応できるようになります。
それぞれの写真に勝手に目が引き寄せられるような感覚です。
よい状態をより良く
筋トレ・ボディメイク関係のビジュアルボードなどはとくにこの傾向が顕著です。
体調がいいときは、ゴリゴリのマッチョなボディとあなたの顔の合成写真を眺めて、「よし!やったるぜ!」と気合が入る感覚を楽しめます。
+と+の相乗効果で、より高いセルフイメージを構築できます。
悪い状態がさらに悪くなるのを防ぐ
逆に疲れている時などは、ゴリマッチョ合成写真を見ても「うう…どうせこんなふうになれないかもなぁ」とマイナスのイメージが浮かびがちですが、
その横のちょい細マッチョレベルの合成写真をみて、「これくらいならオレでもいけるだろ!」と、そちらの写真に感情移入することによって、メンタルが必要以上に落ちるのを防ぐことができます。
ーの状態から+に引っ張り上げてくれる効果で、落ちるのを防いでくれます。
さまざまなタイプの合成写真を作っておくことのメリットは、
あなたの日常のメンタルの揺らぎに対応しやすくなる
という点でもあるのです。
まとめ:気負いすぎず、まずは気軽にサンプル感覚で作る
一つの写真を選ぼうとじっくり考えてしまえばしまうほど、
潜在意識が「逆に邪魔して変な写真を選ばせてくる」
というトラップ。
これを避けるには、
まずは大量に思考停止で作ってみる
というのがおすすめです。
大量にサンプル感覚で作ることによって、
自分にはムリかなぁ…
とちょっと尻込みしてしまうくらいの人物も、
まぁサンプルだし、とりあえず一枚作っておくか…
という「とりあえずマインド」を働かせることができるのです。
あまりシリアスになりすぎると、潜在意識の邪魔も強烈になります。
いい意味で「とりあえずやってるだけ〜」というマインドを持つことによって、潜在意識が邪魔してくるのを避けるのです。
そんな感じで、気軽にサンプル合成写真を多少雑でもいいから、作ってみる。
そして、印刷してじっさいに部屋に飾ってみる。
数日間過ごしてみる。
そうすると、無事にマインドブロックの罠をかいくぐって、あなたのセルフイメージを高めていけます。
そのサンプルビジュアルボードを部屋に飾って、セルフイメージが高まっている状態で、あらためてじっくり写真選びを洗練させていったり、合成のホワイトバランスなどを整えて、さらにリアルに見えるクオリティのボードを制作していく…という流れがおすすめです。
①まず雑でいいので、大量のサンプルを作る
②それをじっさいに飾って、マインドブロックを外す
③マインドブロックが外れた状態で、じっくり完成版を作り込む
という3ステップです。
ぜひお試しください。
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以前紹介した参考図書2つを読んだり、オーディオブックで聞いたりしてみてください。
それだけでもかなり「面白い変化」があなたに発生するはずです。
【再度掲載】
参考図書①「イメージは物質化する」
とてつもなく濃い一冊なのに、語りかけるようにやさしい文体で非常に読みやすいです。
普段本を読み慣れていない人でも、引き込まれる内容。
最初の方に書かれている他の人の推薦文はダラダラしてるので、すっ飛ばして20ページ目の「序文」から読み始めることをお勧めします。
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参考図書②
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