中古で買ったルイヴィトンのバッグを再生してみました。
こちらがビフォーアフターの画像↓
だいぶキレイになりましたね〜。
ヤフオクで激安3万円で手に入れたヴィトンのスピーディ25。
届いたときは、カビだらけで、ヌメ革の取っ手部分も超絶に黒ずんでいたので、
うわ〜…これは、大失敗だ…涙
買うんじゃなかった…
とあきらめかけましたが、
なんとか自力でここまで復活させることができました。
クリーニング前↓
自力でクリーニング後↓
使ったアイテムは、以下の4つ。
これらを使用して、作業時間は1時間もかからないくらいでした。
素人のぼくでもできましたので、さっそくやり方を紹介しますね。
古くて黒ずんだヌメ革の取っ手を自宅でカンタンにキレイに復活させる方法
消しゴム
まずは、「消しゴム」を使います。
ネット上で、革製品専用の「ソフトガミ」というアイテムを使うと、ハンドバッグのヌメ革部分の汚れが落ちる!
という情報を元にいろいろググっていると、どうやら普通の消しゴムでも代用可能らしい。
砂消しゴムはダメですよ。
普通の柔らかい消しゴムを100円ショップで買ってきました。
これで、まずは軽くゴシゴシしてあげます。
すると、さっそく、消しかすが茶色に!
表面の汚れをしっかりと落としてくれているようです。
ただ、この時点では、ぶっちゃけ、そこまで変化はあまりわからず。
メラミンスポンジを使う(危険)
次に、今回のクリーニングでもっとも危険な作業に入ります。
それが、
「メラミンスポンジで取っ手部分をこする」
という荒技です。
これも、ネット上でやっている人がいたので、参考にしてみました。
ドンキや薬局でホムセンで売っている「劇落ちくん」でもいいですし、
100円ショップの安いやつでも、メラミンスポンジならOK。
メラミンスポンジは、表面を削るように油脂汚れを強烈に落としてくれます。
これを、汚れて黒ずんだ革製品に使うと、かなりキレイになるとのこと。。
恐る恐る、ゆっくりと試してみました。
メラミンスポンジを水につけて、しっかりと絞ります。
よく絞らないと、水がびしゃびしゃになって、ヌメ革のシミの原因になりますので、固めに絞りましょう。
うお…汗。
出るわ出るわ…。
茶色い汚れ…。
ほんの少〜し、軽くこすっただけでも、メラミンスポンジがかなり茶色くなります。
これは、相当効くなぁ…。
と思いつつ、シュッシュシュッシュと、磨きます。
くれぐれも、軽いチカラで。
このメラミンスポンジの威力は、マジですごい。
ただし、革の表面を削っているということなので、風合いやツヤは、無くなります。
汚れ落としを優先するのか、風合いを大事にするのか、その判断は、慎重に行なってくださいね。
軽く磨いてみて、様子見ながら進めた方が吉ですね。
ぼくの場合は、ご覧のとおり、かなり汚い状態だったので、思い切ってガンガン擦りまくりました。
というわけで、かなり汚れが落ちました。
表面に蓄積したガンコな汚れ・黒ずみも、メラミンスポンジがあれば、ガッツリ剥がしてくれます。
ただ、全体的に濡れているので、色が濃くなってしまっていますね〜。
少しだけ乾かして、次の工程に移ります。
取っ手の裏側もご覧のとおり。
最初と全然ちがいます。
コロニル「デリケートクリーム」で汚れを浮かせて洗浄
ここからは、革製品専用のクリームなどで仕上げていきます。
「デリケートクリーム」
という、ヌメ革の汚れ落としに使える専用の汚れ落としクリーナーで拭き拭き。
こちらは、油脂油の汚れなどを、浮かしてくれるクリームとのこと。
ドイツの革製品専用メーカー「コロニル」のアイテムなので、安心ですね。
クリームをつけて、優しくこすります。
取っ手部分だけではなくて、左右のタグの部分や、取っ手の根元の部分など、じっくりと拭き拭き。
こちらも、かな〜り汚れが落ちてくれました!
さすが革専用の汚れ落としクリーム…。
キッチンペーパーをつかったのですが、ご覧のとおり、茶色い紙が大量に積み上がりました…汗w
革専用のツヤ出し&栄養クリーム「コロニルシュプリームクリームデラックス」で仕上げる
仕上げは、
同じくドイツ製のツヤ出し&栄養クリーム
「コロニルシュプリームクリームデラックス」
というものをつかいました。
ネット上で定番だということで、チョイス。
メラミンスポンジでガシガシこすったので、
そのまま乾燥させてしまうと、革にかなりのダメージが残ってしまいます。
なので、しっかりと革に栄養を与えて上げる必要があります。
このクリームは、さらに、栄養も補給できてツヤ出し効果もあるので、
ちょっと高かったのですが、買ってみました。
せっかくのヴィトンのバッグですしね。
というわけで、この保護クリームをつけて、全体的に塗り塗り。
まだキッチンペーパーが茶色くなる…。
相当汚れがこびりついてるんですな…汗。
とはいえ、だいぶキレイになってきました。
コロニルシュプリームクリームデラックスをつかえば、
ツヤ感も出るし、保護クリームを塗っておくと、雨ジミもつきにくくなるということなので、安心ですね。
風通しの良い場所で乾燥させる
はい、というわけで、
以上で全ての工程が完了!
風通しのいい場所で、乾燥させてみました。
うん、だいぶマシになりましたね〜。
最初のボロボロ&カビMAXの状態から、見違えるようにキレイになってくれました。
とはいえ、さすがに完全に革の黒ずみが消えたというレベルではないのも、また事実ですかね。
今回のヴィトンのバッグは、状態がかなり悪かったので、どうしても、元からあった取っ手部分の黒いシミや、全体的な黒ずみなどは、落としきれませんでした。
もう一つのヴィトンのバッグ(スピーディ30)も、同じ方法で取っ手をキレイにしてみました。
写真で見るとあまり変化がわからないかもですが、色がワントーン明るくなって、黒ずみもしっかりと落ちてくれています。
ここら辺が、素人の個人レベルの限界ですかね。
もっとしっかりとキレイにリペアしたい場合は、専門業者に頼むのもいいでしょう。
送料無料で、送るだけで革製品をピカピカに補修してくれるプロのクリーニング専門店「リナビス」が有名。
自分でやるのはムリかもなぁ…
と思った人は、リナビスに頼んでみるのもよいでしょう↓
おまけ:キャンバス生地もピカピカにして、防水スプレーで仕上げる
取っ手のヌメ革部分が終わったので、
キャンバス生地の方も、キレイにしてみました。
キャンバス生地をメラミンスポンジでゴシゴシするのは絶対にNGなので、
コロニルのデリケートクリームで汚れを落として、
シュプリームクリームデラックスでツヤ出し&保護を。
さすが、長く使えると評判のヴィトンのバッグ。
キャンバス生地は新品みたいにツルッツルにキレイになりました。
パイピング部分にもしっかりと塗ってあげました。
これなら、長く愛用していけそうです。
ヤフオクで3万円でゲットしたスピーディ25。
はじめはボロボロで泣きそうになりましたが、
こうして自分で手をかけてキレイにしてあげると、
愛着も湧いて、よいもんですな〜。
防水スプレーをかけて、完成
最後に、防水スプレーを吹きかけて、完了!
防水スプレーは、いろいろ種類があって迷いましたが、
ヘンケルの大容量のお得なタイプ「ロックタイト」をアマゾンで購入しました。
ヌメ革にも問題なくつかえて、シミになったりもしていないので、買って大正解ですね。
まとめ:ルイヴィトンのバッグを自分でキレイにできて大満足
はい、というわけで、今回は、
中古で買ったボロボロの汚いヴィトンのバッグのヌメ革部分を自力でキレイにしてみた!
という記事でございました。
完全にピカピカにするのはムリだったけど、
だいぶキレイになったので、大成功と言えるんではないでしょうか。
ちなみに、もう一つ質屋さんでヴィトンのスピーディ30(サイズ違い)を購入して、そちらも同じようにクリーニングしてみました↓
そちらは、今回のオンボロ品のように汚れがヒドくなかったので、かなりキレイになってくれました!
コンディションがそこまで悪くないうちに、しっかりとお掃除してメンテナンスしてあげることが、長持ちの秘訣なんだな〜と感じさせられましたので、
よかったらそちらの記事も読んでいってくださいね。
今回紹介したアイテムとサービスのおさらい↓
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