どうも、ギター大好きブロガーのてつです。
愛用のヤマハのフラメンコギターCG182SFに、いろいろな弦を張り比べて楽しんでおります。
オーガスチン、SAVAREZ、ダダリオ、ハナバッハ、ヤマハ、オプティマ…etc。。
クラシックギターの弦って、ホントに個性がわかりやすくていいですね。
フォークやエレキもプレイするので、スチール弦もいろいろ試すことが多いのですが、
ナイロン弦の方がメーカーごとにハッキリと特徴があって、
張り替えると、まるで違うギターになったかのように音色が変化するので、
ついついいろいろ研究したくなります。
というわけで、このページでは、
フラメンコギターという観点で、
ナイロン弦をいろいろと比較してみます。
個人的な感想がメインとなりますが、
よかったら参考にしてください!
- AUGUSTINE ( オーガスチン ) / RED SET 赤
- AUGUSTINE ( オーガスチン ) / BLACK SET
- オーガスチン BLUE
- オーガスチン リーガル RED
- オーガスチン RED インペリアル
- D’Addario ダダリオ クラシックギター弦 プロアルテ Silver/Clear Normal EJ45
- サバレス/SAVAREZ カンティーガ/ニュークリスタル ノーマルテンション510CR
- SAVAREZ ( サバレス ) / NEW CRISTAL/CANTIGA PREMIUM -Normal tension- [510CRP]
- SAVAREZ ( サバレス )ピンクラベル520R
- SAVAREZ TOMATITO -Normal tension- [T50R]
- ハナバッハ ローテンションイエローラベル
- GALLI STRINGS La Galli LG50 Normal Tension 29-44
- ヤマハNS110
- まとめ
AUGUSTINE ( オーガスチン ) / RED SET 赤
超ド定番のクラシックギター弦、オーガスチンの赤です。
コレは、本当に素晴らしい弦ですね。
ちなみに、世界で初めてナイロン弦を開発したメーカーがオーガスチンです。
ナイロン弦は、クラシックギターの巨匠、アンドレス・セゴヴィアとオーガスチン、そして、化学メーカーのDupontが、当時の最新テクノロジーをつかって共同で開発しました。
AUGUSTINEはニューヨークに拠点を置く、老舗の弦メーカーです。
オーガスチンの弦セットのバリエーションは、黒(ローテンション)、赤(ミディアムテンション)、青(ハイテンション)という具合に、3つのラインナップがあります。
その中でも、赤は一番無難な選択。
コードストロークも、アルペジオもなんでもバランスよく鳴らしてくれます。
オーガスチンの最大の特徴は、
「和音の響がキレイ」
ということ。
なんだろう…。
本当に独特な鳴り方をするんですよね。
立体的というか、コードを鳴らすだけで、幸せな気分になれるというか…汗w
ピッチがいいということも関係しているのでしょう。
すごく音楽的に正確な音が出てくれます。
和音がきちんとキレイになってくれるというのは、音楽を演奏する上で、絶対に欠かせない重要な要素です。
そこを徹底的に追求しているのが、オーガスチンの弦。
さすが、世界で初めてナイロン弦を開発しただけのことはあります。
ナイロンの加工精度も極めて高いのでしょう。
ネット上では、「オーガスチンはピッチが悪い」というレビューも散見されますが、
個人的には全然そんなこともない印象です。
オーガスチンの弦は、なんとなく無難すぎて、張ったことがないという人も多いのではないでしょうか?(パッケージも地味ですしねw)
一度張ったら、病みつきになってしまうような魅力がある、不思議な弦です。
値段も800円ほどと安いので、ぜひ一度は張ってみることを強くオススメします。
ただ、耐久性に関しては、微妙。4弦がかなり切れやすいですね…。
デメリットは?
オーガスチン赤は、個人的にかなりイチオシの弦なのですが、強いてデメリットをあげるとすれば、
1〜3弦の高音弦の鳴り方にクセがある…。
という点でしょうか。
割と細めなので、サバレスのように暖かいキャラクターではなく、シャリシャリしたシャープな音です。
コレが苦手な人はいるでしょうね。
コードを鳴らすことが多いフラメンコギターには、オーガスチンのようなシャープな音があっていると思いますが、
単音弾きがメインの曲などでは、ちょっと線が細い鳴り方になってしまう面もあります。
ですが、それを補ってあまりあるピッチのよさ、立体的な響きが得られます。
AUGUSTINE ( オーガスチン ) / BLACK SET
オーガスチンの黒です。
コレも定番ですね。
REDよりも若干ゆるめのローテンションなので、コードなどが押さえやすいです。
もともと、オーガスチンが世界で初めてナイロン弦を開発した際に、この黒モデルが一番最初に発売されたそうです。
その後、RED,BLUEと、続いていきます。
ただ、音に関しては、フラメンコギターに合うかと言われると、なかなか難しいですね…。
オーガスチン弦のもつ、非常に正確なピッチやきらびやかで立体的なサウンドはもちろんあるのですが、テンションが低いので、少し「ボロロン…」という、ぼやけ気味の音になってしまいます。
フラメンコギタリストは、割とハイテンションの弦を張って演奏する人が多いので、
オーガスチンの赤や青の方がしっくりくる場合が多いでしょう。
まだコードがなかなか押さえられない初心者の方などは、弱い力でも押さえやすい黒で練習するのはオススメです。
デメリットは?
オーガスチンの黒のデメリットは、とにかく耐久性がイマイチだということ。
4弦などは、1週間足らずで、ほつれてきてしまいました…汗
赤の方はしっかりと長持ちしていたのですが、黒はテンションが低いことも関係しているのか、耐久性には難がありです。
ヤマハの安い弦(NS110)よりも耐久性が悪いので、コスパに関しては、イマイチ。
オーガスチン BLUE
オーガスチンのハイテンション弦がBLUEだ。
青いパッケージが目印。
煌びやかさは随一。音が野太い。和音が綺麗。
かなりテンションが高め。
押さえるのに力がいるので、弾いていてちょっと疲れる。
コードストロークはちょっとだけ固い音質のような感覚あり。アルペジオなど、一音一音をハッキリクッキリと聞かせたい人向け。
ピッチはさすがオーガスチン。非常にクリアでまとまりのある独特な和音が楽しめる。
サスティーンはしっかり、長めの余韻が楽しめる。
テンション感が、フォークギターに似ているような…。
伸びやなでダイナミック、音量を大きい迫力のサウンドを楽しめる。
デメリットは?
デメリットとしては、ハイテンションがゆえのビブラートのかかりにくさだろう。
繊細さはローテンション・ミディアムテンション弦に比べると、劣るためか、ビブラートはあまりかからない。
単音でじっくり引き込みたいというよりは、コード伴奏などで音量を大きく稼ぎたい人向けかもしれない。
オーガスチン リーガル RED
オーガスチンのリーガルとは、1〜3の高音弦のピッチ精度を高めた高級路線のモデルだ。
通常のオーガスチンのシリーズは、高音弦は若干乳白色になっているが、
リーガル(後述するインペリアルも)は、新開発されたクリアなナイロンが使用されている。
従来のナイロンよりも均一なので、ピッチが安定し、音もクリアなのだという。
じっさいに弾いてみると、確かに、通常のオーガスチンよりも、曇りのないトーンが出る。
ただ、悪くいうと、オーガスチンのノーマルシリーズが持っている、特有のぼやけ感・甘いトーンなどが薄れてしまっており、個性が消えてしまっている感じもする。
乳白色のナイロン弦の独特なトーンにこそ、オーガスチン独特な世界観があると思うので、リーガルは、ちょっと現代的な響きすぎる気がしないでもない。
非常にバランス感覚に優れた優等生という感じなので、
どんなジャンルの演奏にもハマってくれるだろう。
個性があまりないので、オーガスチンの初めの1セットとしては、あまりおすすめできない。
まずは通常のレッドなどを張ってみて、もっとハリのあるはっきりしたトーンがいいな…と思うようなら、リーガルに手を伸ばしてみるのも良いでしょう。
オーガスチン RED インペリアル
オーガスチンのインペリアル弦。
インペリアルREDの特徴は、高音弦に独自のインペリアル弦を採用している。
低音弦に関しては、通常のREDシリーズと同様とのこと。
インペリアル高音弦は、オーガスチンの通常のナイロン弦よりも、細めでピッチも正確に作られているという。
たしかに、弾いてみると、素晴らしいバランス。
パツンッ!と、張った強めのテンション感が、なんとも気持ちいい。
細めのナイロン弦ということもあり、3弦あたりももたつきがなく、スッキリ。
デメリット
ただ、全体的にテンション感がRED(ミディアム)にしては高すぎるような気もする。
通常のREDに比べて、弾くのにチカラがいる。
なので、コードを押さえるのがちょっと疲れる。
高音弦がクリアでピッチも非常にいいのだが、疲れるし、オーガスチン特有の甘いトーンが少しシャープになりすぎている感もある。
優等生的で素晴らしい弦セットなのだが、オーガスチン「らしさ」が薄れてしまっているのは少し残念。
総評
バランス的には、極めて素晴らしいし、価格もそこまで高くないので、一度は試してみるべき逸品だと思う。
耐久性もオーガスチンにしては、高い。
D’Addario ダダリオ クラシックギター弦 プロアルテ Silver/Clear Normal EJ45
ダダリオはクラシックギター弦はもちろん、エレキギターやアコースティックギター用の弦でも定番中の定番。
世界一大きな弦メーカーといっても過言ではないだろう。
ダダリオは設備投資にも積極的で、最新鋭のレーザー技術を使って精密に一本一本の口径をコントロール・管理している。
そのため、ピッチ・音程が非常に優れていると評判だ。
高音弦は、PC制御レーザーシステムによって、200箇所に及ぶ測定をおこなっているそう。
ダダリオのクリシックギター弦の中でも特にド定番として有名なのがプロアルテEJ45。
街の楽器屋さんに行けば、必ずといっていいほど置いてある有名な弦である。
価格は1セット1400円ほど。
弦を張ってみると、高音弦の曇りが最初はかなり気になる。
が、2〜3日して安定してくれると、徐々に高音弦がパツンッといい感じでレスポンスを返してくれるようになる。
ここまでキャラクターが変化する弦も珍しい。
ダダリオEJ45は、張りたてはモコモコしているが、馴染んでくると非常にバランスが良くなり、弾きやすい。
高音弦にキレ・ハリ感があるので、フラメンコギターとの相性もグッド。
ピッチも素晴らしく、耐久性もオーガスチンに比べてかなり良い。
チューニングの安定感もかなり良好。
低音弦のギラギラ感や色気・立体感はオーガスチンに若干劣る気がするが、耐久性が良いので、コスパ良く質の高い音質が楽しめる。
総じてとてもバランスがいい仕上がりの弦。
普段使いやライブ・コンサートにかなりおすすめ。
サバレス/SAVAREZ カンティーガ/ニュークリスタル ノーマルテンション510CR
サバレス/SAVAREZのド定番商品「カンティーガ/ニュークリスタル ノーマルテンション」
この弦の特徴は、
「甘くて太い音色」
という感じですかね。
おフランス製ということもあり?色気のある暖かいトーンが魅力的だと感じました。
オーガスチンやヤマハの弦に比べて、全体的に太いような。
とくに、1〜3弦の高音弦のナイロンが、かなり太め。
ぼくのフラメンコギターCG182SFには、ちょっと甘すぎる音色ですかね…。
ピッチもオーガスチンに比べると、イマイチかな。。
チューニングの安定感も、イマイチ。1〜3弦の高音弦はかなり狂いやすいです。
一般的なネット上のレビューだと、
「オーガスチンよりもサバレスの方がピッチの安定感はいい」
という声が多かったりしますが、
サバレスのカンティーガ/ニュークリスタル ノーマルテンションでコードをかき鳴らすように弾くと、あまりキレイな和音になってくれませんでした。
ボロロ〜ン…という、甘い音色なので、フラメンコギターにはあまり向かないのかも…とも思いました。
フラメンコギターはやっぱり、ジャキッとコードをかき鳴らしたいですからね。
どちらかというと、どっしりとしたクラシックギターに張ったほうが、この弦の魅力を発揮できるのかなと。
SAVAREZ ( サバレス ) / NEW CRISTAL/CANTIGA PREMIUM -Normal tension- [510CRP]
サバレスのカンティーガのプレミアム弦です。
巻弦に特殊なコーティングがされており、耐久性がかなりアップしています。
たしかに、通常のカンティーガよりも、ずっと長持ちしてくれます。
ほぼ毎日弾いても、2ヶ月くらいはほころびが起きなかったので、耐久性は本当に優れています。
ただ、通常のカンティーガ同様、音に関しては、ちょっとぼやけ気味かな…という印象。
むしろ、コーティングしている分、さらに音がぼやっとしている面もあります。
サバレスのカンティーガをフラメンコギターに張ると、温かみがで過ぎてしまい、イマイチ歯切れが悪いサウンドになってしまうんですよね…。
ピッチの安定感などは、基本的に通常のカンティーガ弦とあまり変わらないですね。
コスパに関しては、1500円ほどと、ちょっと高いですが、長持ちすることを考えると、最終的にはお得です。
まろやかな音が好きな人は、試す価値ありです。
SAVAREZ ( サバレス )ピンクラベル520R
フラメンコギターと相性が良いと定評のあるサバレスの520R。
いわゆる「ピンクラベル」です。
この弦の特徴は…。。
正直、あまり個性がないというか…。
サバレスの510Rとあまり変わらないような、暖かみのある音色だと感じました。
かなり期待していたのですが、オーガスチン系のようなキラキラした音色は得られず。
SAVAREZ系は、全体的にモコッとした鳴り方。
レトロな音色なので、好みが分かれそうです。
ソフトな音色が好きで、奏でる曲調も穏やかな場合は、ハマると思います。
SAVAREZ TOMATITO -Normal tension- [T50R]
またまたサバレス。
こちらもフラメンコギター用弦としてかなり定番のトマティートモデル。
フラメンコギター奏者として有名なTOMATITOのシグネイチャー弦。
張ってみた感想としては…。
こちらもピンクラベルと同様に、そこまで印象に残らないナチュラルな音でした。
良くも悪くも、めちゃくちゃ素直なんですよね。
ただ、テンション感は若干高めなので、少しバレーコードが抑えにくかったです。
音色はピンクラベルをちょっとだけ明るくした感じ。
とはいえ、SAVAREZは全体的にモコッとしているので、やはり好みが分かれる。
ジャキジャキ感を求めるならオーガスチン系の方がしっくりきますかね。。
ハナバッハ ローテンションイエローラベル
高級ギター弦の代名詞「ハナバッハ」
その中でも一番定番とされる人気のイエローラベル。
ローテンション弦のセット。
これはかなりおすすめ。
高いだけあって音のレベルがさすがに高い。
この弦を張っただけで、ギターの音色がプロっぽく聞こえる??と思うほど、バランスがいい。
「スーパーローテンション」ということだが、じっさいには他メーカーのノーマルテンションとローテンションの中間くらいの硬さ。
オーガスチンの黒(ローテンション)ほどゆるゆるにはならない。
立体感があり、一音一音がしっかりと鳴ってくれるので、ソロなどに向いている。
音に厚みがあるのに、ぼやけた印象が少ないという、実にバランスのよい弦。
ただし、高い笑。
ザ・優等生という感じ。質実剛健のドイツ製。
4弦のもちに期待していたが、切れた時期は他の弦とそこまで変わらなかった。
耐久性は普通。
GALLI STRINGS La Galli LG50 Normal Tension 29-44
イタリア、ナポリに拠点を置く「ガリ/GALLI STRINGS」というメーカーの弦。
イシバシ楽器で600円ほどで買える、かなり格安の弦です。
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詳しくは、以下の記事で解説しております↓
【安くて情緒たっぷり】イタリアナポリの弦メーカーGALLI STRINGSのクラシックギター弦張ってみた
この弦の特徴は、なんといっても、安さ。
1セット600円ほどという驚異的な安さなので、
お金を節約したいorひんぱんに弦を張り替えたい、という人に向いてますね。
ヤマハの安い弦「NS110」と同じくらいの値段で、
こちらのほうが、より軽い音色ですね。
ただ、さすがに少し安っぽいチープな音色がしてしまいます…。
それも「味」としてとらえるなら、悪くないです。
良くも悪くも、軽めの音色なので、歌の伴奏などに適していますね。
メインで独奏するのではなく、サイドギター的な伴奏をする分には、軽めの音色が逆にキャラクターになって面白いかもしれません。
甘めの音色を求めるなら、ヤマハのほうがいいかもです。
ピッチは良くもなく、悪くもなくという感じ。
耐久性に関しては、まぁまぁ、値段なりという感じですが、極端にすぐにほつれてしまうというほどでもありません。
耐久性は、ごくごく標準レベル。
ぼくはナポリ民謡が好きということもあり、ナポリという街が大好きなので、
安くてチープな音色のするガリストリングスの弦に、どことなく哀愁・郷愁を感じてしまいますね。
イタリアの音楽、とくにカンツオーネなどがお好きな方は、一度試してみると良いでしょう。
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ヤマハNS110
ヤマハのド定番の格安クラシックギター弦のNS110。
日本全国の楽器屋さんで、ほぼ間違いなく入手可能なアイテムです。
音色は、バランスがよく、どんなジャンルでもそつなく鳴らしてくれる、まさに優等生タイプ。
ヤマハというメーカーそのものを表しているかのような、
コスパが高くて優等生な弦です。
1セット600円くらいの値段なので、
さすがに音色はちょっとプラスチッキーなのは否めませんが、
耐久性などはオーガスチンなどに全然引けをとらないか、むしろNS110のほうが長持ちしてくれる。
4弦の芯の中身がオーガスチンなどは細い繊維が束に鳴っているのに対して、このNS110は1〜3弦のように一本の乳白色のナイロン仕様。
そのため、4弦がほぼ永久に切れない笑。
周りの金属のラウンド弦がどんなにほころんできても、芯がしっかりしているので、マジで長持ちする。(ただしピッチは悪くなり、音は非常にモコモコになる。)
4弦の鳴りはオーガスチンの方が断然クリアなのだが、アチラは切れやすいというデメリットがある。
対してヤマハNS110は、音色よりも耐久性を重視した弦と言えそうだ。
4弦の鳴りはイマイチだけど、「絶対に切れさせない!」という意地を感じる。
弦にあまりお金をかけたくないけど、それなりの音色やクオリティも欲しい…。とにかく4弦が切れるのがイヤ…。
という人におすすめなのがYAMAHA NS110ですね。
おまけ:クラシックギターのこもり解消にはサドル交換がおすすめ
ちなみに、プラスチックっぽいチープな音色を改善するには、
ブリッジサドルを交換してしまうのが、一番手っ取り早くて、かつ効果大です。
ブリッジサドルは、プラスチック、牛骨、人口象牙(TUSQ)、ブラス(真鍮)などが一般的。
ぼくのおすすめは、人口象牙(TUSQ)のサドルです。
安いクラシックギター・フラメンコギターには、ほぼプラスチック(樹脂)のサドルが標準でマウントされています。
これを、人口象牙に変えてあげるだけで、音がかなりスッキリとして、余計なボヤボヤ感が抜けますよ。
サスティーンも上がり、音量もアップするので、ぼくは絶対にいつも、新しいギターを買うと、人口象牙のサドルに変更しております。
値段も1000円くらいで買えるので、かなりおすすめです!
関連記事↓
クラシックギターのサドルを交換して音質のこもりを解消しよう!【おすすめは人工象牙TUSQ】
まとめ
はい、というわけで、今回は、
フラメンコギターの弦を各メーカー徹底比較してみた!
という記事でございました。
最終的なイチオシは、
オーガスチンの赤ですね。
価格、バランス共に素晴らしくて、大変おすすめです。
さすが、ナイロン弦を世界で初めて開発したオーガスチン。
何十年も売れ続けているド定番商品であり、クオリティはホンモノです。
迷ったらコレを買えば間違いないでしょう。
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記事カテゴリ:ギター/楽器演奏