どうも、香水マニアブロガーのてつです。
DIORのメンズ香水ディオールオム2020をレビューしていきます。
最初にまとめるとこんな感じ↓
【DIOR HOMME2020の特徴】
・秋冬に合う濃厚な香り
・かなりダンディーな香りで爽やか系ではない
・シャネルのアリュールオムやテールドエルメスに似てる
・香りの持続性はかなり高い
・アラサーでも付けこなすのが難しい40〜50代以上向け?
おすすめのシーンや付け方などさっそく詳しくレビューしていきます。
Dior Homme 2020の基本情報
DIOR HOMMEの基本情報
ブランド:DIOR
正式名称:Dior Homme 2020
調香師:フランソワ・ディマシー
ソバージュやDIORオムコロンなど、一連のDIORの作品を手がけているDIORお抱えのハウスパヒューマーです。
香りのタイプ:ウッディ(お香っぽい)
濃度:EDT(オーデトワレ)
持続性:6〜7時間
価格帯:やや高め
50mlボトルで1万円ほど
香りのタイプ:濃ゆい正統派オジサマの香り
ディオールオム2020の香りのタイプを見ていきましょう。
Bergamot
Pink Pepper
elemi
Cashmere Wood
Atlas Cedar
Patchouli
Iso E Super
Haitian Vetiver
White Musk
一言で言うと、
かなり濃ゆ〜いお香みたいな香りです。
ダンディーでいかにも外国人の50代くらいのスーツ着たオジサマから匂ってきそうな典型的なメンズトラッドフレグランスの香り。
空港とかで遭遇率高め。
2020年発売の香水ですが、どこか懐かしいような、悪い言い方をすると古臭いような、良くも悪くも「あ〜なんかどこかで嗅いだことあるな〜」と感じるような大人びた「いかにも香水」という香りです。
シュッとひと吹きすると、
まずはベルガモットの柑橘系の爽やかさとあんずor桃のような濃厚な果実系の甘みが炸裂します。
ただ、トップの爽やかな柑橘の香りは2〜3分だけ。
あとは濃厚なカシミヤウッド・シダーなどのウッディな香りが支配的になります。
ベチバーの草っぽさやレザーのようなビターなセクシーさも強め。
ホワイトムスクの質感がかなり上品。
DIORはハイブランドの中でも、とくに香料にかなりこだわっているので、全体的なクオリティは高いです。
エルメスのテールドエルメスにもたくさん使われている香料「Iso E Super/アイソイースーパー」の独特のスッキリ&ビターな感じも強く出ている。
※テールドエルメスの香料の55%はIso E Super
おそらくDIORHOMMEもIso E Superをかなり大量に使用していると思われる。
この香りはなかなか表現するのが難しいのですが…
デパートの一階の化粧品売り場の匂いってあるじゃないですか?
その感じに近いですかね…。
お香のような香りも強めで、ダンディでおじさんっぽい香り。
どっしり重厚感があります。
おすすめのシーン・年齢・服装など
DIOR HOMME2020のおすすめのシーンや年齢など
おすすめ↓
シーン:アフター5・仕事終わりのデートやクラブ
季節:秋冬
年齢層:20代後半〜
服装:カチッと決めたスーツスタイル
おすすめしない↓
シーン:休日の昼間や狭いオフィス環境、真夏
かなり濃厚でモワッと広がるタイプの匂いなので、昼よりは夜。
仕事でつかうなら、密閉されたオフィスよりは出張な外回り。
さわやか系と言うよりはじっとり濃厚系なので、空気が乾燥している秋冬に使いたい。
湿度の高い真夏などには向かない。
春夏やアラサー未満の若い人にはDIORオムコロンの方が圧倒的にさわやかでおすすめ↓
繰り返しますが、
かなりダンディーでアダルトな香りなので、学生よりは自立した社会人向け。
アラサーでもちょっと背伸び感が出てしまうレベルでアダルティーです。
50代〜などの熟したオジサマに似合いそうな香り。
おすすめの付け方
少しつけるだけでも濃厚に香るので、露出した肌には基本NG。
パンツなどの下着インナーや胸元や腰、下半身など、服で覆われている場所にさりげなくつけるべし。
強いので、気をつけて纏わないと、香害になる可能性もあり。
似ている香水
- シャネル アリュールオム
- D&G ザワン
- エルメス テールドエルメス
DIOR HOMME2020に似ている香水として真っ先に思い浮かんだのは
シャネルのアリュールオム。
濃厚な甘さとビターなウッド系のバランスが似ている。
トップは全然違う香りだが、30分ほどして落ち着いてきた時の香りがかなり近い。
ただDIORの方がよりベチバーなどのウッディ感が強めで渋い。しっとりウェット。
アリュールは果実感やバニラっぽさが強い。ドライな印象。
あとは、D&GのTHE ONEにもかなり似ている。
ただDIORHOMMEの方が香料のクオリティが高く上品。この辺りは値段に比例している。
ウッディ感はテールドエルメスにも通じる部分も。
ベチバー感がそっくり。
テールドエルメスに少し甘さとお香っぽさを足したような感じ。
総じて秋冬のダンディー香水は似たような調香になるのだろうか。
お香+木の香り+ムスク的な。
まとめ:ディオールオムはアラサーですら付けこなすのが難しいレベルでダンディー感MAX香水
はい、というわけで今回は
DIOR HOMME2020のレビューでございました。
本格派のダンディーでセクシーな香水が欲しいアラサー以降の男性におすすめです。
かなり渋めでトラッドな香りなので、カチッとしたビジネスマンや50代あたりの落ち着いた資産家…というイメージ。
個人的には、もう少し遊び心が欲しいような気がします。
DIORオムコロンくらい軽い方がオールシーズン使いやすいかな〜。
DIOR HOMME2020は
成熟した男性だけに許される、ド王道の正統派メンズフレグランスです。
パリッとしたスーツに身を包んでこれをつければ、かなりダンディーでエロい雰囲気を醸し出すことができるでしょう。
ソバージュも入手したので、次はソバージュのレビューもします。
DIORオムコロンのレビュー↓
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